株式会社北海道サラダパプリカへの経営参画について

2024 年 4 月 10 日
各 位
株式会社大和証券グループ本社
大 和 フード & ア グ リ 株 式 会 社



株式会社北海道サラダパプリカへの経営参画について


株式会社大和証券グループ本社(本社:東京都千代田区、以下「当社」)の 100%子会社
である大和フード&アグリ株式会社(本社:東京都千代田区、以下「DFA」)は、株式会社
北海道サラダパプリカ(本社:北海道釧路市、以下「HSP」)へ資本参加及び経営参画いた
しましたことをお知らせいたします。
なお、本件は金融商品取引所が定める適時開示基準に該当しないため、開示事項・内容
を一部省略しております。


1. 経営参画の背景
大和証券グループは、新たな資金循環の仕組み確立を目指し、食、農業に関する新たな
ビジネスとして 2018 年 11 月に DFA を設立し、大規模園芸施設を利用したトマトおよび
パプリカの生産・販売ビジネスや、農業コンサルティングサービスを行っております。
HSP は、パプリカ栽培に適した気候条件が揃う北海道釧路市に、最先端の環境制御型ハ
ウスを備え、2015 年 3 月の設立以来、パプリカの大規模生産・販売を行って参りました。
この度、DFA が、HSP へ資本参加及び経営参画することにより、これまで培ってきた
経験・ノウハウを HSP の経営に活かし、更なる事業拡大を図ります。
今般の経営参画により、DFA が運営、生産するパプリカの年間生産量は合計 1,100 トン
を超えることが見込まれ、国産パプリカにおけるトップクラスのシェアを獲得いたしま
す。また、DFA の生産子会社である株式会社スマートアグリカルチャー磐田で生産するパ
プリカが冬越し栽培であることに対し、HSP では北海道釧路市の冷涼な気候を活かした夏
越し栽培を行っていることから、今後 DFA は日本では珍しい自社グループによるパプリ
カの通年供給体制の構築を目指すことが可能となります。
今後も、DFA では、施設園芸事業の大規模化、効率化や環境負荷軽減型の農業を推進す
ることで、わが国で解決に向けて取り組むべき社会課題の一つである農業の活性化に貢献
してまいります。


大和証券グループは、ステークホルダーの皆様と共に、SDGs や ESG に資する取組みを
通じた中長期的な企業価値の向上およびサステナブルで豊かな社会の創造に努めてまいり
ます。
(写真) HSP 栽培ハウスおよびパプリカの様子


2. 関係当事会社の概要
① 大和フード&アグリ株式会社の概要
商号 大和フード&アグリ株式会社
本社所在地 東京都千代田区丸の内一丁目 9 番 1 号
代表者 代表取締役社長 久枝 和昇
設立 2018 年 11 月 1 日
事業内容 農業やそれに付随するビジネスに関する投資、運営、管理


② 株式会社北海道サラダパプリカの概要
商号 株式会社北海道サラダパプリカ
本社所在地 北海道釧路市大楽毛北二丁目5番7号
代表者 代表取締役社長 上村 翔
設立 2015 年 3 月 19 日
事業内容 農業生産、販売


3. 今後の見通し
本件が、当社の 2025 年 3 月期の業績等に与える影響は軽微であります。


以 上
(ご参考)大和証券グループのサステナビリティに関する取組み:
https://www.daiwa-grp.jp/sustainability/?cid=ad_eir_sdgspress

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