TDSE、独自生成AI製品 『TDSE QA ジェネレーター』クラウド版を提供

2023 年 11 月 6 日
TDSE 株式会社
(証券コード:7046 東証グロース)


TDSE、独自生成 AI 製品


『TDSE QA ジェネレーター』クラウド版を提供
TDSE 株式会社(東京都新宿区、代表取締役社⾧:東垣直樹、証券コード:7046)は、独
自の生成 AI 製品『TDSE QA ジェネレーター』クラウド版を提供することをお知らせいた
します。


当社は、2023 年度より 3 か年に及ぶ中期経営計画「MISSION2025」を始動させ、プロダクト事業を第
2 の事業の柱として確立させることで、将来の飛躍を目指すこととしています。
「MISSION2025」では、そ
れらプロダクト事業を確立させるための第 1 フェーズとして位置づけ、サービスラインナップ充実を図る
ものとし、第 2 フェーズとなる次期中計ゴールの 2028 年度には『プロダクト事業 10 億以上を目指す』こ
とを掲げております。生成 AI 市場の技術革新は極めて早く、急速に国際的な拡がりが見えておりますが、
当社でも競争力強化にむけ独自製品である生成 AI「TDSE_QA ジェネレーター」の改良を進め、クラウド
版サービスとして提供します。


「TDSE_QA ジェネレーター」は、当社独自 NLP を活用した生成 AI であり、2021 年 12 月に提供開始
しました(対象は、製品マニュアル、コールセンター対応文書や記録、企業調査レポート、金融商品説明
書・約款、研究論文等ドキュメントで多岐にわたる)。その後、複数企業との検証を進めるなか、QA精度
に対する高評価を受け、数社にて本格運用しておりますが、導入時にデータサイエンティストによるチュ
ーニングを要する課題を抱えていました。
これら課題解決にむけた対応を進めることに加え、企業側の自由度・活用度の向上も狙いとした製品改
良を続け、このたび企業側で自由度高く文書アップロードが可能となるクラウド版サービス を提供するこ
ととなりました。




今後数年に亘るプロダクト事業の確立を実現させるためにも、「MISSION2025」に挙げた取組に留まる
ことなく、AI 市場の潮流を洞察し、市場関係者との協議も重ねながら、新たな取組にも果敢に取り組み、
事業への貢献度も高められるよう全社を挙げて推進してまいります。なお、本件が業績に与える影響は軽
微となります。
以上
■ TDSE QA ジェネレーターについて
1、製品特徴  AI チャットボットやボイスボット(※)へ学習させるための FAQ が揃っていない顧客

企業に対し、規程やマニュアルなどのドキュメントから独自 AI に学習させることによ

って、対話型 AI 製品や汎用チャットボットに登録する問合わせ文と回答文を自動生成

することが出来るツール。

 対話型 AI「Cognigy」等との組み合わせにより、より複雑な問い合わせ業務にも精度高

く対応可能。

 クラウドサービスにより、迅速な導入やより利便性の高い運用が可能

2、機能拡張予定  機能拡張として、LLMs(大規模言語モデル)と連携した RAG(Retrieval-augmented

Generation)版を近日中に公開予定。この機能拡張により、セキュリティに考慮し、自

社のドキュメント内容から、人との会話に近い回答文が生成できるようになる。




(※)音声認識、NLP、対話型 AI プラットフォームを活用し、利用者の発話を理解する仕組み。



■対話型 AI プラットフォーム「Cognigy」について
1、製品概要 最先端の自然言語処理 (NLP)と自然言語理解 (NLU)技術を強みとしており、自由度が高く、

導入/開発スピードが速い。欧州自動車メーカー、銀行、航空会社など、欧米市場においてグ

ローバルで 500 社以上導入、顧客拡大中。

2、世界評価 エンタープライズ型対話型 AI の国際マーケットで、リーダークラスの称号を調査会社ガート

ナーが認証(3年連続)
。競合は IBM、Google 製品など、対話型 AI の中でも最高レベルのエ

ンタープライズ要件対応

3、製品特徴  20 以上のチャネルと 30 以上の業務システムとのコネクターを装備し、短期間で拡張性

の高い対話型 AI 開発を可能とするプラットフォーム

 OpenAI 社の GPT 及び当社独自の生成 AI「TDSEQA ジェネレーター」と連携し、自然

言語処理の精度向上に必要な膨大な QA を自動生成(改良継続中)

 多言語対応のバーチャルエージェントは、機械翻訳と連携し 100 ヶ国語以上をサポー

ト。日本語の会話フローのみで、複数言語展開が可能

 ハンズオーバー機能を標準装備し、有人チャットへシームレスに展開。

オペレーター向けに回答支援や、ルーティン業務(個人認証など)を自動化する機能を

搭載し、業務負荷の軽減を実現

 ビジネスユーザーが簡単に開発可能となるローコード仕様

GUI によるグラフィカルなエディターで AI エージェントを迅速かつ簡単に作成

4、当社取組  2018 年、シリコンバレーに進出していたベンチャーCognigy 社(本社ドイツ)を調査、

グローバル販売代理店契約を国内初締結

 2019 年末、Cognigy 社以外で世界初の Cognigy SaaS 環境を Google Cloud 上に構築、サ

ービス提供を開始。
■ 会社概要
本社: 東京都新宿区西新宿 3-20-2 東京オペラシティタワー27 階
設立: 2013 年 10 月 17 日
代表取締役社⾧ 東垣 直樹
資本金: 8 億 3318 万円
URL:https://www.tdse.jp/


■ 製品機能やサービスに関する問い合わせ先
TDSE 株式会社 プロダクト本部 幸田
E-mail:cognigy@tdse.jp
WEB:https://cognigy.tdse.jp/contact/


■ 本件に関する報道機関や投資家からの問い合わせ先
E-mail:Investors@tdse.jp
24 時間受付 WEB:https://www.tdse.jp/
※現在全社テレワーク導入のため、お問い合わせはメールにて受け付けております。

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