【ProjectA アンモニア燃焼応用】カーボンニュートラル燃料対応のエンジン試験設備工事着手

News Release
2023 年 9 月 28 日
ダイヤモンドエレクトリックホールディングス株式会社



【ProjectA アンモニア燃焼応用】
カーボンニュートラル燃料対応のエンジン試験設備工事着手
~ 超高エネルギー点火システムのエンジン運転評価領域の拡大 ~


ダイヤゼブラ電機株式会社(ダイヤ HD 本社:大阪市、社長:小野 有理)は、超高エネル
ギー点火システムを用いたカーボンニュートラル燃料の燃焼実験を推進すべく、エンジン
評価試験設備(エンジンベンチ)にカーボンニュートラル燃料供給システムを追加致しま
す。


地球温暖化対策が急務の中、自動車業界に於いても「100年に一度の大変革の時代」
を迎え、アンモニア燃料をはじめとするカーボンフリー化を目指した新燃料の燃焼研究が
電動車関連の技術開発と並行して進められています。


点火燃焼技術開発メーカーである当社は、レシプロエンジンを脱炭素社会でも活かすべ
く、新点火システムの開発を進めて参りました。また 2018 年に鳥取に本社を置くグループ
会社のダイヤモンド電機株式会社内に【A-Lab(燃焼ラボ)】を設立し、アンモニアと水素
の混合気を燃料とした実車での燃焼実験を重ねて参りました。


この度、既存のレシプロエンジン評価試験設備(エンジンベンチ)にカーボンニュート
ラル燃料供給システムを追加することで、これまで実車での試験可能領域が限られていた
評価条件の拡大や試験精度の向上が図れ、アンモニアと水素の混合気を燃料とした高度な
燃焼実験が可能となります。更に、超高エネルギー点火システムによる運転領域の拡大を
目指します。


本年中の実験開始を目標に現在工事を進めており、今後更に設備を拡充する予定です。


今後も当グループは、中長期経営計画“再点火反転攻勢”で掲げた【車と家をものづくり
でつなぐ】に基づき、公器としてお客様の発展に寄与し社会の豊かさに貢献するべく、現
業の改善並びに地球環境に資するものづくりに連戦猛進して参ります。

■本リリースに関するお問い合わせ先
ダイヤモンドエレクトリックホールディングス株式会社 社長室 IR・広報部
TEL: 06-6302-8211 E-mail: PR1_INFO@dia-zbr.co.jp

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