内閣府SIP(戦略的イノベーション創造プログラム・自動走行システム)政策に係る調査業務受託のお知らせ

平成 27 年1月9日

各 位

会 社 名 アイサンテクノロジー株式会社
代表者名 代表取締役社長 柳澤哲二
( JASDAQ コード番号 4667)
問合せ先 取締役業務統括部長 加藤 淳
( Tel 052-950-7500 )



内閣府SIP(戦略的イノベーション創造プログラム・自動走行システム)政策に係る
調査業務受託のお知らせ



当社は独立行政法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA) 、国立大学法人 東京海洋大学及び、一般財団法人 衛
星測位利用推進センター(SPAC)と共に、米国の GPS や日本の準天頂衛星システム等を利用する「衛星測位
活用検討コンソーシアム(代表機関:アイサンテクノロジー株式会社) 」を設立し、内閣府が実施する、平
成26年度科学技術イノベーション創造推進費「戦略的イノベーション創造プログラム・自動走行システ
ム:自動走行システムの実現に向けた諸課題とその解決の方向性に関する調査・検討における衛星測位活用
に向けた基礎評価に関する調査」業務を受託いたしましたので、別紙の通りお知らせいたします。
News Release
2015 年 1 月 9 日

平成26年度 科学技術イノベーション創造推進費
内閣府SIP(戦略的イノベーション創造プログラム・自動走行システム)政策
「自動走行システムの実現に向けた諸課題とその解決の方向性に関する調査・検討における
衛星測位活用に向けた基礎評価に関する調査」業務受託のお知らせ


アイサンテクノロジー株式会社(愛知県名古屋市、代表取締役社長 柳澤哲二、以下アイサンテクノロジー)
は、独立行政法人 宇宙航空研究開発機構(以下 JAXA)、国立大学法人 東京海洋大学(以下海洋大)及び、一
般財団法人 衛星測位利用推進センター(以下 SPAC)と共に、米国の GPS や日本の準天頂衛星システム等を利
用する「衛星測位活用検討コンソーシアム(代表機関:アイサンテクノロジー)」を設立し、内閣府が実施す
る「戦略的イノベーション創造プログラム(以下 SIP)
・自動走行システム:自動走行システムの実現に向けた
諸課題とその解決の方向性に関する調査・検討における衛星測位活用に向けた基礎評価に関する調査」業務を
受託いたしましたので、お知らせ致します。


目的
近年、米国の GPS や日本の準天頂衛星システムをはじめ、複数の衛星測位システム(以下マルチ GNSS)の利
用が可能となってきており、精度や可用性はこの数年で著しく進展しています。また、わが国が 2018 年の実
用サービス開始に向け、整備を進めている準天頂衛星システムについては、各種の精度向上(補強)方式が計画
されています。本調査では、これらの衛星測位技術が、自動車の高精度な位置特定手段としてどこまで利用可
能かを見極めることを目的とします。


実施内容
● 移動体(自動車)でのマルチ GNSS による効果の調査及び評価
・高精度リファレンスを用いた位置精度の定量的評価
・市街地でのマルチパス低減効果の調査及び評価
● 準天頂衛星システムの補強方式を含む、各種測位方式での包括的な評価
※ 評価の実施には、自動車メーカーから利用シーン等の要件のヒアリングを行い、実験条件に反映させ、
また、今後の研究開発の基礎データとすべく、取得データ・解析結果のデータベース化を行います。


調査事業における当社の役割
本「衛星測位活用検討コンソーシアム」の代表機関であるアイサンテクノロジーでは、実験計測の実施、デ
ータ評価用のリファレンスとなる高精度車両移動軌跡データの作成及び各種測位方式を用いて取得された位
置情報の総合評価支援を行います。
車載型の移動式高精度 3 次元計測システム(モービルマッピングシステム)を用いることにより、高精度な
移動体自己位置情報を作成し、JAXA、海洋大及び SPAC が実施する、利用衛星測位システム、測位方式、補強
方式、使用する受信機の形式、及びアンテナの配置及び種類、測位衛星配置を考慮した時間帯、都市部及び高
速道路等の走行コース等の組み合わせにより解析された測位結果との比較評価を行い、車線認識、運転支援、
自動走行に向けた移動体における衛星測位の適用性評価を行います。


http://www.aisantec.co.jp
News Release
本件に関するお問い合わせ
■〒460-0003 名古屋市中区錦三丁目 7 番 14 号 AT ビル

アイサンテクノロジー株式会社

TEL 052-950-7500 FAX 052-950-7507




http://www.aisantec.co.jp
(別紙)実施体制・役割分担

内閣府 ITS Japan
準天頂衛星利活用検討会
委託 助言
参画 自動車メーカー

コンソーシアム
代表機関:アイサンテクノロジー

衛星測位利用 宇宙航空研究
推進センター 東京海洋大学 開発機構
(SPAC) (JAXA)



役割分担
独立行政法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA) 実験計画立案、MADOCA方式の解析、解析とりまとめ

一般財団法人 衛星測位利用推進センター 自動車による計測とりまとめ、実験機材提供、CMAS方式の解析
(SPAC) 及びL1-SAIF方式の解析サポート
国立大学法人 東京海洋大学 データ解析(RTK-GPS方式等)、データ整理、実験機材提供

アイサンテクノロジー株式会社 高精度3次元計測システムによる計測実施、計測システムの準
備・操作等、実験機材提供

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