台湾東應化社における苗栗工場の譲渡に関するお知らせ

2023年2月13日
各 位
会 社 名 東京応化工業株式会社
代 表 者 名 取締役社長 種市 順昭
コード番号 4186(東証プライム)
問 合 せ 先 広報CSR部長 高須 亮一
TEL. 044-435-3000




台湾東應化股份有限公司における苗栗工場の譲渡に関するお知らせ


東京応化工業株式会社(本社:川崎市中原区/取締役社長:種市 順昭、以下「当社」といいま
す。)の連結子会社である台湾東應化股份有限公司(以下「TTW」といいます。)は、TTW の製造拠
点の一つである苗栗工場を長春石油化學股份有限公司(以下「CCPC」といいます。)へ譲渡するこ
と(以下「本譲渡」といいます。)を決定いたしましたので、お知らせいたします。
尚、本譲渡が当期の当社連結業績に与える影響は軽微です。





1. 本譲渡の理由・目的
当社は 1998 年に CCPC との合弁により TTW を設立しました。以来、TTW は台湾地域において半
導体用フォトレジストおよび、半導体、フラットパネルディスプレイ、パッケージモジュール製
造用フォトリソグラフィ関連高純度化学薬品の製造・販売等を行っており、苗栗工場ではシンナ
ーおよび現像液を製造しています。
CCPC は、1964 年に台湾で設立された大手石油化学工業製品メーカーです。CCPC をはじめとす
る数十社で構成される長春グループは、化学工業製品の製造において高い技術力を有し、アジア
を中心とする幅広い地域で事業を展開しています。当社グループと長春グループは、1998 年に
TTW を設立して以来、半導体・ディスプレイ材料分野において、原材料の調達や製品の製造に関
して協業していまいりました。
当社グループは、2022 年 2 月に発表した「tok 中期計画 2024」において「高品質製品の安定供
給とグループに最適な生産体制の構築」を目指しています。TTW は、昨今の台湾半導体市場にお
ける需要の拡大を受け、更なる生産能力の増強と販売・顧客サポート体制の強化について模索し
てまいりました。その結果、台湾地域におけるシンナーおよび現像液の製造は経営上のパートナ



ーである CCPC が行い、TTW は同製品群の品質管理、販売、顧客サポート、および新たな市場の開
拓等を行うことが、同地域におけるシンナーおよび現像液ビジネスのサプライチェーンを最適化
し、ひいては両社の持続的な企業価値向上に資すると判断し、本譲渡に至りました。尚、洗浄液
については引き続き TTW 銅鑼工場で開発、生産してまいります。
本譲渡後においても、当社グループと長春グループは、両グループの強みを相互に提供すること
を通じて事業の発展に努めてまいります。


2. 譲渡する工場の名称
台湾東應化股份有限公司 苗栗工場


3. 譲渡の相手先の名称
長春石油化學股份有限公司


4. 本譲渡の日程
譲渡日 2023 年3月1日(予定)


*長春グループについては下記をご参照ください。
https://www.ccp.com.tw/ccpweb.nsf/homepage?openagent
以 上





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