医療法人財団 岩井医療財団が「Handbook(ハンドブック)」を採用

報道発表資料
2016 年 2 月 18 日
インフォテリア株式会社
ハ ン ド ブ ッ ク

医療法人財団 岩井医療財団が「Handbook」を採用
手術説明資料を患者さんがタブレットで自由に閲覧
手術に対する理解度向上と、医師の説明時間短縮に貢献

インフォテリア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:
3853、以下、インフォテリア)は、年間 1,300 件以上の脊椎内視鏡下手術を実施している「医療
法人財団 岩井医療財団」 (本部:東京都品川区、理事長:稲波弘彦、以下、岩井医療財団)が、
モバイル向けコンテンツ管理(MCM)システム市場において 4 年連続市場シェア No.1※を獲得し
ている「Handbook(ハンドブック)」を採用したことを発表します。
■岩井医療財団での「Handbook」利用イメージ




■ 岩井医療財団が「Handbook」を採用した背景と効果
【Handbook 採用の背景】
岩井医療財団グループのひとつである岩井整形外科内科病院では、日本整形外科学会の全国症
例数の約 10%にあたる、年間 1,300 件以上もの脊椎内視鏡下手術を実施。更に増え続ける患者さ
いななみせきつい
んへの対応のため「稲 波 脊 椎 ・関節病院」(東京都品川区)を新設しました。
これまで、患者さんによっては 30 分以上も要していた手術内容説明を短縮するためにタブレッ
トを活用した説明を試験導入。しかし既存病院では外来フロアのどこでも接続可能な Wi-Fi 環境
が整備されておらず、パソコンとタブレットの有線同期による説明資料の反映に手間がかかり、
本格導入に至っていませんでした。
新設した稲波脊椎・関節病院では、タブレットへの手術説明資料のスピーディーな同期を可能
にすべく外来フロアのどこでも接続可能な Wi-Fi 環境を整備。導入するソフトウェアの比較検討
の結果、“患者さん自身が直感的に操作できるインターフェース”“高コストパフォーマンス”の

評価を受け、Handbook の採用が決定しました。
【 Handbook を導入した効果 】
・Handbook を利用して、院内での資料の共有・更新手順を簡略化
・患者さんの待ち時間を有効に活用して、簡単な操作で手術説明資料を自由に閲覧。手術に
対する理解度が向上
・事前に手術説明を閲覧した患者さんの質問に回答する形式で医師が手術説明を行うこと
で、説明時間と待ち時間の短縮に貢献


【Handbook による事前の資料閲覧で、医師の説明時間を短縮】
新病院では 5 台のタブレットを導入し、手術説明資料の閲覧を
開始。患者さんは医師の説明前に Handbook アプリ上で資料を閲
覧。予め Handbook アプリの「スワイプで移動する」オプション
をオフにしておけば、操作が不慣れな方でも誤って別の手術に関
する資料を閲覧することもありません。これにより医師は患者共
通の手術説明を省略して、患者の質問に回答する形式で説明を行
うことが可能に。説明に要する時間は約 3 分の 1 に短縮されまし 医師による説明の前に資料を閲覧
た。

さらにリハビリテーションの説明にも Handbook を導入し 3
台の専用端末を設置。こちらではアクセスコードの設定により、
専用コンテンツのみを表示。術後の患者さんは理学療法士からタ
ブレットの図解を参考に、リハビリテ―ションの説明を受けられ
ます。


理学療法士による説明




タブレット画面上での手術説明資料のイメージ

■今後の展開
「稲波脊椎・関節病院」では、各病室に Windows PC が配備されています。今後はこの病室内
の PC にも Handbook アプリをインストールし、病院の案内や医師の紹介など様々なコンテンツ
の配信を計画しています。将来的には患者さんのコンテンツ閲覧履歴を検証し、患者さんへのサ
ービスにフィードバックします。岩井医療財団では高度な医療技術を提供するという医療機関と
しての使命を果たすことはもちろん、Handbook を一層活用し、より高度な患者さん向けのサー
ビスの提供を追求します。
岩井医療財団による具体的な導入事例はこちらのサイトでご紹介しています。
https://handbook.jp/case/etc/iwai/

■「医療法人財団 岩井医療財団」について( Web サイト http://www.iwai.com/)
「医療を通じて患者さんの幸せに資すること」「最高の医療を提供すること」
、 、そして「常に革
新的であること」をモットーにしている岩井医療財団は、患者さんへの負担が少ない低侵襲手術
に注力し、国内症例の約 10%にあたる年間 1,300 件以上の脊椎内視鏡下手術を実施。東京都内に
病院(2 箇所)、検診センター(1 箇所)
、介護老人保健施設(1 箇所)を運営しています。

■「Handbook」について( Web サイト https://handbook.jp/ )
「Handbook」は、モバイルデバイス向け文書管理市場でシェア第 1 位を獲得しているサービス
で、文書や表計算、プレゼンテーションから画像や音声、動画までのあらゆる電子ファイルをク
ラウドに保存し、タブレット端末で持ち運べ、指先めくり表示ができるようにするソフトウェア
です。一般的なクラウド・ストレージ・サービスやタブレット端末向けのビューアー・アプリケーシ
ョンと異なり、閲覧者ごとの配信設定や端末紛失時の情報漏えいを防ぐ機能、あるいはネットワ
ーク接続できない場所でもファイルを予めダウンロードしておけば表示できる機能など、タブレ
ット端末をビジネス活用する上で必要な機能が搭載されているのが特長です。対立しやすい情報
セキュリティの確保と操作性の高さを丁寧なインターフェース設計で両立している点が高く評価
され、「2015 年度 グッドデザイン賞」を受賞しています。

■「インフォテリア株式会社」について( Web サイト https://www.infoteria.com/ )
1998 年に国内初の XML 専業ソフトウェア会社として設立されたインフォテリア株式会社は、
企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・
販売しています。主力製品の「ASTERIA」は、異なるコンピューターシステムのデータをプログ
ラミングなしで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に 5,305 社(2015 年 12 月
末現在)の企業に導入されています。また、 「Handbook」は、営業資料や商品カタログ、会議資
料などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダー
ドとして、現在 971 件(2015 年 12 月末現在)の企業や公共機関で採用されています。

※ ITR「ITR Market View:エンタープライズ・モバイル管理/スマートアプリ開発市場 2014/
2015」モバイルコンテンツ管理市場:ベンダー別売上金額シェア (2012~2015 年度予測)

<プレスリリース 掲載 URL>
https://www.infoteria.com/jp/news/press/2016/02/18_01.php




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【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
インフォテリア株式会社 コミュニケーション部 広報担当:長沼史宏
TEL:03-5718-1297 / FAX:03-5718-1261 / E-mail: press@infoteria.com

【製品に関するお問い合わせ先】
インフォテリア株式会社 プロダクトマーケティング部 製品担当:中嶋誠
TEL: 03-5718-1250 / FAX:03-5718-1261 / E-mail: pm@infoteria.com
インフォテリア、ASTERIA、Handbook はインフォテリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。





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