中期経営計画の策定について

平成 28 年 5 月 10 日
各 位

東 京 都 品 川 区 大 崎 一 丁 目 1 1 番 2 号
コ ム チ ュ ア 株 式 会 社
代 表 取 締 役 会 長 向 浩 一
（コード番号：３８４４ 東証第一部）
問い合わせ先 取締役経営管理統括本部長 細川 琢夫
電 話 番 号 0 3 － 5 7 4 5 － 9 7 0 0


中期経営計画の策定について
（２０１６年４月１日 ～ ２０１９年３月３１日）

コムチュア株式会社（東京都品川区 代表取締役会長 向 浩一）は、情報サービス産業を取り巻
く事業環境の変化を踏まえ、この度グループの２０１９年３月期を最終年度とする中期経営計画を策
定致しましたので、下記の通りお知らせいたします。

記

１． 中期経営計画策定の狙い
我が国経済は、企業収益、および雇用・所得環境の改善が続き、設備投資の増加や個人消費の持ち
直しにより、景気は緩やかな回復基調が続くものと期待されています。
当社グループが属するＩＴサービス市場においても、クラウド、ビッグデータ、ＩｏＴ（Ｉｎｔｅ
ｒｎａｔ ｏｆ Ｔｈｉｎｇｓ）などに関連するシステム投資に牽引され、成長の継続が見込まれて
います。
当社グループでは、クラウドに加えてビッグデータ、ＩｏＴ、さらには人口知能（ＡＩ）等の新た
なＩＴの潮流に積極的に取り組んでまいります。クラウドを核とした４つの事業分野（グループウェ
アソリューション事業、ＥＲＰソリューション事業、Ｗｅｂソリューション事業、及びネットワーク
サービス事業）における得意分野の強みに加え、上記の新たな分野も含めた事業強化を図っていきま
す。
これらによって既存顧客での取引拡大と新規ユーザー層の開拓を成し遂げ、受注および売上の拡大
につなげ、高付加価値化、生産性の向上に取り組んでいくことで収益率の維持向上も含めた継続的な
成長を目指していきます。
このような取組みを基にして、当社グループは持続的な成長を目指し、２０１６年度を初年度とす
る新しい「中期経営計画」を策定いたしました。



２． 中期経営計画の概要

【計画期間】
２０１６年４月から２０１９年３月までの３カ年
【経営理念】
お客様には“感動”を、社員には“夢”を
【経営ビジョン】
クラウドとビッグデータでＩＴをリードするコムチュア

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 【経営戦略】
『成長戦略』
クラウド、ビッグデータ関連事業を軸に、新しい成長エンジンと他社との連携ビジネスの創出
に取り組んでまいります。
『顧客戦略』
中期目標を牽引するキーアカウントを決め、既存の重点顧客との取引拡大と新規ユーザー層の
開拓に努めていきます。
『人材戦略』
付加価値の源泉である人材の育成と補強に努めます。 また、トップダウン型経営と現場力を
融合させた組織運営を行い、経営基盤の強化を図っていきます。
『イノベーション戦略』
新たな価値の創出を目指した研究開発の支援制度を進化させ、クラウド、ビッグデータ分野で
の新製品・新サービスの開発に取り組んでまいります。
『品質戦略』
プロジェクト管理の精緻化、および品質、工程と原価の可視化を進めることで、プロジェクト
課題への先手対策でサービス品質の向上に努めて参ります。
『財務戦略』
ＲＯＥを経営の中核目標とし、長期的に資本効率を意識した価値創造企業であり続けます。
『提携戦略』
相乗効果を前提におきながら、クラウド、ビッグデータ分野の事業基盤の強化を狙った業務提
携に積極的に取り組み、成長スピードを加速させます。


これらの取り組みで、売上高は年率１５％以上の成長を目指し、利益についても売上高の伸びと同
等もしくはそれ以上の伸びを目指します。

【業績目標】
年平均成長
2016 年 2017 年 2019 年 率
年度 3 月期 3 月期 3 月期 （2016 年 3 月期
（実績） （計画） （計画） ～
2019 年 3 月期）
売 上 高
11,349 13,000 17,200 15％
(百万円)
営 業 利 益
1,293 1,500 2,020 16％
(百万円)
営業利益率
11.4% 11.5% 11.8% -
（％）



【利益還元方針】
コムチュアグループは、
「クラウドとビッグデータでＩＴをリードするコムチュア」を旗印に、積
極的な事業展開と戦略投資を行い、企業価値の持続的向上を図ってまいります。
利益還元につきましては、株式の流動性の向上を図るとともに、引き続き積極的な利益配分を基本方
針とし、配当性向３５％以上の継続を目標といたします。
以上
本資料中の業績予想ならびに将来予測は、本資料作成時点で入手可能な情報に基づき当社が判断したものであり、潜在的なリスクや不確実性が含まれています。
そのため、事業環境の変化等の様々な要因により、実際の業績は言及または記述されている将来見通しとは大きく異なる結果となることがあることをご承知おきください。

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