「DDS“magatama”プラットフォームが日本ヒューレット・パッカード社の提供するFIDO準拠認証基盤構築サービスに採用されました」

Press Release
2016 年 12 月 7 日
株式会社 ディー・ディー・エス
www.dds.co.jp


「DDS “magatama” プラットフォームが日本ヒューレット・パッカード社の
提供する FIDO 準拠認証基盤構築サービスに採用されました」
~利便性と安全性を両立した本人確認、FIDO 認証の普及を促進~


株式会社ディー・ディー・エス(本社 愛知県名古屋市中区、代表取締役社長 三吉野健滋、以下 DDS)は、
DDS のオンライン認証ソリューション“magatama”(マガタマ)プラットフォームが、日本ヒューレット・パッカード
株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長執行役員:吉田 仁志、以下 日本ヒューレット・パッカード)
の提供する次世代オンライン認証規格 FIDO(Fast IDentity Online、以下 FIDO)認証基盤構築サービスに採
用されましたことを本日発表いたします。両社はすでに、“magatama”プラットフォームを利用した FIDO 認証
基盤構築サービスを大手企業様から共同受注しており、これを機に協力して日本市場における FIDO 認証基
盤の普及を推進してまいります。


ID・パスワードに替わる新しいオンライン本人認証規格であるFIDO認証は、2014年12月のFIDO1.0の正式
発表から約2年が経過し、国内で大手通信事業者やメガバンクといった有力ユーザーにおいてFIDOアライア
ンスへの加盟や自社システムへの導入が相次いでいます。2017年からは本格的な普及期の到来が予想され
ており、地方銀行や証券会社など金融機関のネット取引や自治体官公庁のマイナンバー制度にかかわる行政
サービスなどの本人確認手段として、また様々なインターネット関連企業における予約、購入、決済、承認、許
可などのプロセスに欠かせないログイン手続きとして、あらゆる分野の本人確認手続きにおいてユーザーの裾
野の広がりが期待されています。


日本ヒューレット・パッカードは、これまでにもシングルサインオン、多要素認証、PKIなど認証関連技術の
分野で様々な構築サービスを提供しており、官公庁や大手企業などへ多数の導入実績があります。とくに、通
信事業者や金融機関を中心に豊富な実績を持つ日本ヒューレット・パッカードのセキュリティ部隊によるFIDO
ビジネスへの参入は、各導入主体におけるFIDO認証基盤の構築と運営において迅速かつ専門性の高いサー
ビスを実現するものです。
今後も両社にて、あらゆる業種のお客様に向けてIDパスワードレスを実現するFIDO認証基盤の市場開拓
を推進してまいります。
Press Release
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日本ヒューレット・パッカード株式会社様のコメント


株式会社ディー・ディー・エスの「“magatama”(マガタマ)プラットフォーム」の市場展開により、FIDOの普及
が促進され、より安心、安全な社会の実現に貢献することを、期待しています。
日本ヒューレット・パッカードはこれまで、シングルサインオンソリューション「IceWall」の開発、DDS「EVEシリー
ズ」をはじめとした多要素認証(生体認証、ICカード)、PKI、IAMなどの各種認証ソリューションの販売、構築サ
ービスの提供など、インターネット黎明期より認証分野に注力してまいりました。蓄積してきた技術力を活用した
「“magatama”(マガタマ)プラットフォーム」によるFIDO認証基盤構築サービスの提供により、お客様のサービ
スへの高いセキュリティと高い利便性を両立させた付加価値の創出を支援してまいります。


日本ヒューレット・パッカード株式会社
執行役員 通信・ネットワークサービス事業本部長
坂田 恭司
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【株式会社ディー・ディー・エスについて】
当社は、2014 年 4 月、オンライン認証の標準化団体である FIDO(Fast IDentity Online)アライアンスに、国内
企業として初めて加入し、日本国内での FIDO 規格のエバンジェリスト企業として啓蒙活動を続けてまいりまし
た。また、2015 年 10 月には、“magatama”プラットフォームのクライアントハードウェアとして FIDO 認定製品
である指紋認証デバイス “magatama™” を発表しました。今後は、“magatama”プラットフォームを本人認証
の世界を広げる新しい認証サービスとして市場に展開し、お客様のシステムセキュリティの課題を解決するとと
もにエンドユーザである消費者の利便性向上に貢献してまいります。


【“magatama”(マガタマ)プラットフォームについて】
本製品は、官公庁・通信事業者・金融機関から一般企業まで、特に B to C によるID管理をしている法人に対
して、既存の認証手続きをいち早く FIDO 規格に対応させるゲートウェイサービスを実現します。“magatama”
プラットフォームは、FIDO に準拠した通信手順を既存のシステムにビルトインするためのサーバソフトウェア及
びクライアントソフトウェア/ハードウェアから構成されます。様々な分野のグローバル企業に豊富な採用実績の
ある米国 Nok Nok Labs(NNL)社製ミドルウェアのライセンスを受けており、当社は技術提携先である NNL 社と
ともに国内外で FIDO 規格の普及と啓蒙活動を推進しています。


【FIDO について】
生体認証などを利用したオンライン認証規格の標準化団体「FIDO Alliance」が推進する、パスワードに替わる
新しい認証規格です。参加企業は順調に増えており、米国マイクロソフトや米国 Google など大手IT企業、中
国レノボなど PC メーカー、韓国サムソン・中国 HUAWEI などスマートフォンメーカー、米国 PayPal、VISA カー
ド、マスターカード、アメックス、中国アリババグループといった決済ソリューションプロバイダー、NTT ドコモなど
の携帯キャリアを含め、全世界で 250 社を超える企業・団体が参加しております。また、米国、英国、ドイツ、中
Press Release
国等海外の政府機関もメンバーとして加盟し、英国では国民ID制度における本人確認手段として既に FIDO
が利用され注目を集めております。


【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社ディー・ディー・エス
新規事業本部
Tel: 03-3272-7900
Email:magatama@dds.co.jp

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