年代別にみると際立つ不動産売却・購入の傾向

PRESS RELEASE
報道関係者各位


2023 年 6 月 5 日
株式会社 And Do ホールディングス(東証プライム 3457)

「年代別にみると際立つ不動産売却・購入の傾向」
~ハウスドゥが不動産売却・購入に関するインターネット調査を実施~


ハウスドゥブランドで不動産事業を全国展開する株式会社 And Do ホールディングス(本社:東京都千
代田区、代表取締役社長 CEO:安藤正弘、以下:当社)は、不動産を売却した経験及び購入した経験を持
つ全国 20 歳以上の方を対象に、ご自宅(戸建て、マンション)や土地などの「不動産売却・購入に関するイ
ンターネット調査」を実施しました。

当社による「不動産売却・購入に関する」総合的な調査の発表は今回が初となります。今後もこのよう
な不動産の売却や購入に関する調査によって不動産に関する動向やニーズを明らかにし、当社から情報提
供をすることで、お客さまのための不動産業界の改革・発展に寄与してまいります。



【調査分析トピックス:不動産売却】

①売却を決めた不動産会社の選定理由は 20 代、30 代は「地元に強い」、「対応スピー
ド」、「担当者が信頼できた」が共に 1~3 位を占め、40 代、50 代は「査定額が高
かった」が 3 位に登場。60 代以上は 3 位に「大手だから」という理由が挙げられ、
各年代で選定理由の優先順位が異なる結果に。




どの年代層を通じても「地元に強い」、「担当者が信頼できた」の 2 項目は挙げられており“地域密
着で不動産情報に精通していて、担当者の信頼が厚い”不動産会社が選ばれる事が裏付けられた結果と
なっております。また、40 代、50 代の第 3 位で「査定額が高かった」という理由が上位に登場するこ
とから、この年代は実利を重視する傾向がより強いと言えます。60 代以上で唯一、第 3 位に「大手だ
から」という理由が選ばれており、担当者の信頼に加えて大手という会社の信頼も重要視する傾向が
見て取れます。時に高額で取り引きされる不動産業界という側面もあると考えています。総じて、20
代~40 代は“対応スピード”を重視し、40 代以上は対応スピードよりは“査定額重視”という結果になっ
ております。





② 不 動 産 売却 に 関 する 情 報 収 集 も 20 代、 30 代は 「 YouTube な ど の 動画 サ イ ト」
「Twitter」、「Instagram」が上位に。50 代、60 代以上は「特に無い」という理由
が上位に登場。




60 代以上は、1 位:特に無い、2 位:ネット検索、2 位:知人や住宅売却経験者(口コミ)から 20
代、30 代では「ネット検索」よりも「動画サイト」、「SNS」で情報収集。40 代以上ではネット情
報に加え「口コミ」情報が上位に登場し、世代間による情報収集の手段の違いが鮮明になっていると
ともに、インターネット環境での情報収集が、各年代でも浸透している事が見て取れます。


③売却にかかった期間は、年代が高くなればなるほど長期化の傾向があり、50 代では
28.8%、60 代以上の 34.2%は「2 年以上」という回答となっています。




20 代では 88.6%、30 代では 80.1%が「1 年未満」内に売却しているという結果になっていますが、
一方、40 代では 69.6%、50 代では 61.2%、60 代以上では 60.3%と年代が高くなるほど「1 年未満」
の割合が減少し、50 代では 28.8%、60 代以上は 34.2%が「2 年以上」という回答になっており、年
代が高くなるほど、売却にかかった期間が長期になっている傾向が見て取れます。




【調査分析トピックス:不動産購入】

①不動産の購入金額は 20 代~50 代では 4,000 万円以内に約 80%が集中。60 代以上では
4,000 万円以内が約 55%で 4,000 万円以上が約 45%を占める結果に。




20 代~50 代では、4,000 万円以内に約 80%が集中している傾向があり、年代が高くなるに従って 4,000
万円以上の割合が増加する傾向にあります。60 代以上になると、3,000 万円台が 17.5%と最も多いですが、
1,000 万円台と 6,000 万円台がそれぞれ 15.0%となっており、金額が 2 極化する傾向が見て取れます。




地域ごとの購入金額も見てみますと、北海道、東北、近畿、中国、九州では 3,000 万円台と回答した方
が最も多く、関東は 2,000 万円台が最多ですが 2,000 万円~5,000 万円台という回答も多く見られ、5,000
万円以上と回答した方も他のエリアでは少数でしたが、関東では一定数存在しています。中部地方は




2,000 万円台と回答された方が最も多く、四国では 1,000 万円未満と 2,000 万円台という回答が同数で最も
多い結果になりました。地域によって好まれる居住形態や不動産の価格帯が様々なので購入金額に関して
も、市場を反映した形になっていると推測しています。

更に、関東に関して東京、神奈川とそれ以外のエリアでは市場規模が異なるので、見てみると東京、神
奈川は凡そ 3,000 万円から 5,000 万円台がボリュームゾーンで 6,000 万円代以上と回答された方も他の県
より多くなっており、物件によっては不動産購入金額が高額になっている状況が反映されています。




②購入にかかった期間は、各年代「6 ヶ月未満」が最多を記録。50 代、60 代は 1 年 6 ヶ月以
上かかったという回答の割合が、他の年代より多くなっています。
購入にかかった期間は、全ての年代で半数以上が 6 ヶ月以内に購入をしていますが、年代が高くなるほ
ど期間が長くなる傾向にあります。50 代では 3 ヶ月未満と 6 ヶ月未満が 24.5%と最も多くなっています
が、一方で 2 年以上が 15.1%と 2 極化の傾向も見て取れます。60 歳以上は 1 年未満が 27.5%と最も多く、
次いで 3 ヶ月未満、6 ヶ月未満が 25.0%となっており、1 年 6 ヶ月以上が合計 22.5%と比較的多い傾向が
見て取れます。





③住宅購入に関する情報収集手段では、「ネット検索」が各年代最多回答となっていますが、
一方で、「ポストに投函されるチラシ」、「知人や住宅購入経験者(口コミ)から」、「新
聞折込広告」などのオフライン手法も多く参考にしている傾向が見られます。




各年代とも「ネット検索」という回答が最も多いが、「ポストに投函されるチラシ」という回答が 20 代
では 27.4%で 3 番目に、30 代では 22.8%で 4 番目、40 代では 27.7%で 2 番目、50 代では 32.1%で 2 番
目、60 代以上では 5 番目に多く、「知人や住宅購入経験者(口コミ)から」という回答も 20 代では 22.6%
で 4 番目、30 代では 25.7%で 2 番目、40 代では 16.1%で 4 番目、50 代では 24.5%で 3 番目、60 代以上
では 79.5%で 2 番目に多く、不動産の購入に関しては売却時と異なり、「ネット検索」、「YouTube など
の動画サイト」、「SNS」などのオンライン手法と、「ポストに投函されるチラシ」、「知人や住宅購入
経験者(口コミ)から」、「新聞折込広告」などのオフライン手法を併用して情報収集している事が見て
取れます。また、各年代で「特に無い」という回答も一定数存在し 50 代で 24.5%、60 代以上は 58.1%と
他の世代より高い数値になっております。

【調査概要】
調査期間:2022 年 12 月 14 日~2023 年1月 3 日 調査方法:インターネット調査
調査数(有効回答数):20 歳以上の全国 2,219 人
※本調査結果をご利用の場合は、出典元として当社クレジットの明記をお願いいたします。
(表記例) 調査:2022 年 12 月~2023 年 1 月 株式会社 And Do ホールディングス




■株式会社 And Do ホールディングス 概要
社名 株式会社 And Do ホールディングス
本社 東京都千代田区丸の内 1 丁目 8 番 1 号 丸の内トラストタワーN 館 17F
本店 京都府京都市中京区烏丸通錦小路上ル手洗水町 670 番地
代表者 代表取締役社長 CEO 安藤 正弘
設立 2009 年 1 月(創業 1991 年)





店舗数 695 店舗(直営店 33 店舗・FC 店 662 店舗 内オープン準備中 73 店舖)
※2023 年 4 月末現在
事業内容 フランチャイズ事業、ハウス・リースバック事業、金融事業、不動産売買事業
不動産流通事業、リフォーム事業
資本金 33 億 7,645 万円(2022 年 6 月末現在)
売上高 連結 413.9 億円(2022 年 6 月末現在)
ホームページ https://www.housedo.co.jp/and-do/

※2022 年 1 月に当社は持株会社体制に移行し、株式会社ハウスドゥから「株式会社 And Do ホールディングス」
に商号変更いたしました。


お問い合わせ先:株式会社 And Do ホールディングス 経営戦略本部 経営企画部 広報・IR
TEL:03-5220-7230 FAX:03-5220-2159 E-MAIL:pr@housedo.co.jp





10391

新着おすすめ記事