半田市が不要品リユース事業で「おいくら」と連携を開始 利便性向上によるリユースの更なる促進へ

報道関係者各位

2023 年 12 月 20 日
愛知県半田市
株式会社マーケットエンタープライズ

半田市が不要品リユース事業で「おいくら」と連携を開始
〜利便性向上によるリユースの更なる促進へ〜

愛知県半田市(市長:久世 孝宏)と株式会社マーケットエンタープライズ(東京都中央区、代表取締役社長:小林
泰士、東証プライム・証券コード 3135、以下「マーケットエンタープライズ」)は、2023 年 12 月 20 日(水)より、地域
社会における課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を締結し、連携をスタートいたします。マーケットエ
ンタープライズが運営するリユースプラットフォーム「おいくら」を用いて、不要品を捨てずに再利用する仕組みを構
築し、半田市の廃棄物削減と循環型社会の形成を目指します。




■背景・経緯
半田市では、これまで、民間事業者との連携によるリユース事業の取組を行なうなど、リユース促進に向け、積極
的に取組んでまいりました。しかしながら、ごみとして処分されたものの中には、まだ使用できるような良い状態の
ものが含まれておりました。そのため、市では、さらなるリユース促進のために、市民のリユース意識の醸成につ
ながる新たなリユース施策導入が不可欠と考え、これまで施策導入の可能性を模索しておりました。他方、マーケ
ットエンタープライズは、リユース事業を中心にネット型事業を展開し、これまで、「持続可能な社会を実現する最
適化商社」をビジョンに掲げ、「地方創生 SDGs 官民連携プラットフォーム」への参画や、「楽器寄附ふるさと納税」
実行委員会の一員として活動を続けるなど、官民の垣根を超えた SDGs への取組に注力してまいりました。
そうした中でマーケットエンタープライズが働きかけ、「リユース活動促進による循環型社会の形成を目指したい」
という互いのニーズが合致したため、「おいくら」※1 を用いた今回の取組が実現いたしました。
※1 「おいくら」とは
おいくらは、マーケットエンタープライズが展開する、リユースプラットフォームです。不要品を売りたい方が「おいく
ら」を通して査定依頼をすると、全国の加盟リサイクルショップに一括査定依頼され、買取価格を比較することがで
きます。一度の依頼だけで不要品の買取価格をまとめて比較し、売却できる手軽さが好評で、これまでおよそ 110
万人(2023 年 10 月末日)の方にご利用いただいております。
ウェブサイト:https://oikura.jp/


■半田市の課題と「おいくら」による解決策
半田市では、1 点につき 2,200 円の手数料で粗大ごみの戸別収集を行なっておりますが、大型や重量のあるもの
でも、原則、自宅の外へ不要品を運び出す必要がありました。そのため、市には「不要品を家の中まで取りに来て
欲しい」・「処分する不要品が多いと手数料が高額になってしまう」といった声が寄せられておりました。「おいくら」
は、希望すれば自宅の中まで訪問し対応する出張買取が可能で、大型品や重量のあるものでも売却が容易にで
きるようになります。加えて、まだ利用できるものであれば、冷蔵庫や洗濯機などの家電リサイクル法対象製品も
対象で、不要品売却と受け渡しは、最短だと「おいくら」を通じて買取依頼をした当日に可能となります。なお、市
民のサービス利用に関する費用負担はもちろん、半田市の費用負担もありません。


■今後について
12 月 20 日(水)15 時(公開時間が前後する可能性があります)より、半田市ホームページ内
(https://www.city.handa.lg.jp/clean-c/machi/gomi/shushu/kobetsushushu.html )に「おいくら」の情報が掲載
され、直接不要品の一括査定申し込みが可能になります。半田市と「おいくら」の連携により、二次流通の更な
る活性化による循環型社会の実現や、社会全体での不要品削減が見込まれると共に、自治体の廃棄物処理
量や処理コスト削減にもつながります。また、本取組によって、売却という形で簡単に不要品リユースができる
ことを市民が認知することで、「廃棄ではなく、リユースする」という選択肢が増え、多様化する不要品処分ニー
ズに応えることができます。加えて、市民のリユースに対する意識の変化、循環型社会形成の促進につながり
ます。この官民一体の取組によって、循環型社会の形成に向けた、社会的側面・経済的側面の双方の課題解
決を目指してまいります。


■愛知県半田市
半田市は、名古屋市の南・中部国際空港の東にあり、知多半島の中央部東側に位置しています。古くから海
運業、醸造業などで栄え、知多地域の政治・経済・文化の中心都市として発展してきました。半田市の象徴と
して、「山車」・「蔵」・「南吉」・「赤レンガ」などがあり、その伝統や文化は、現在まで受け継がれています。春に
曳き廻される山車は、精緻を極めた彫刻・華麗な刺繍幕・精巧なからくり人形などが備えられ、その壮観な姿
は「はんだびと」の誇りです。「亀崎潮干祭の山車行事」は、ユネスコ無形文化遺産に登録され、国の重要無形
民俗文化財にも指定されています。また、5 年に一度、各地区の山車 31 輌が勢揃いする「はんだ山車まつり」
には 50 万人もの観客が訪れます。
人口:117,341 人(男 59,303 人、女 58,038 人) (2023 年 11 月 1 日)
世帯数:53,111 世帯(2023 年 11 月 1 日)
面積:47.42 平方キロメートル
ウェブサイト:https://www.city.handa.lg.jp/
■株式会社マーケットエンタープライズ
マーケットエンタープライズは、ネット型リユース事業を中心に、メディア事業、モバイル通信事業などを展開し、
「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、2006 年の設立以来、成長を続けています。2015
年 6 月には東証マザーズに上場。2021 年 2 月に東証一部へ市場変更の後、2022 年 4 月にはプライム市場
へ上場しております。ネット型リユース事業では、「高く売れるドットコム」のほか、リユースプラットフォーム「お
いくら」や、80 か国以上への中古農機具の輸出などで事業拡大を続けており、ネット型リユース事業のサービ
ス利用者は延べ 710 万人を達成しました。半田市の「おいくら」サービス導入により、導入自治体は全国で 91
にのぼります。
「おいくら」自治体向け ウェブサイト:https://oikura.jp/lg/
マーケットエンタープライズ ウェブサイト:https://www.marketenterprise.co.jp/


【報道関係者からのお問合せ先】
半田市に関すること
半田市 市民経済部環境課
担当:深川
Tel:0569-23-3567


「おいくら」に関すること
株式会社マーケットエンタープライズ
PR 担当:立花
Tel:03-6675-3923 Mail:pr@marketenterprise.co.jp

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