亀山市が不要品リユース事業で「おいくら」と連携を開始 新たなリユース施策導入でリユース促進へ

報道関係者各位

2024 年 1 月 24 日
三重県亀山市
株式会社マーケットエンタープライズ

亀山市が不要品リユース事業で「おいくら」と連携を開始
〜新たなリユース施策導入でリユース促進へ〜

三重県亀山市(市長:櫻井 義之)と株式会社マーケットエンタープライズ(東京都中央区、代表取締役社長:小林
泰士、東証プライム・証券コード 3135、以下「マーケットエンタープライズ」)は、2024 年 1 月 24 日(水)より、地域社
会における課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を締結し、連携をスタートいたします。マーケットエンタ
ープライズが運営するリユースプラットフォーム「おいくら」を用いて、不要品を捨てずに再利用する仕組みを構築
し、亀山市の廃棄物削減と循環型社会の形成を目指します。




■背景・経緯
亀山市では、市民から不要品を募り、市のイベントで不要品リユースマーケットを出展するなど、リユース推進の
ために取組を行なってまいりました。より一層のリユース加速を図るため、市が独自の取組を行なうことも検討して
きましたが、集まってきた不要品の保管場所確保などの懸念点も多く、新たな施策導入をできずにおりました。他
方、マーケットエンタープライズは、リユース事業を中心にネット型事業を展開し、これまで、「持続可能な社会を実
現する最適化商社」をビジョンに掲げ、「地方創生 SDGs 官民連携プラットフォーム」への参画や、「楽器寄附ふる
さと納税」実行委員会の一員として活動を続けるなど、官民の垣根を超えた SDGs への取組に注力してまいりまし
た。そうした中で、亀山市がマーケットエンタープライズに働きかけ、「リユース活動促進による循環型社会の形成
を目指したい」という互いのニーズが合したため、「おいくら」※1 を用いた今回の取組が実現いたしました。
※1 「おいくら」とは
おいくらは、マーケットエンタープライズが展開する、リユースプラットフォームです。不要品を売りたい方が「おいく
ら」を通して査定依頼をすると、全国の加盟リサイクルショップに一括査定依頼され、買取価格を比較することがで
きます。一度の依頼だけで不要品の買取価格をまとめて比較し、売却できる手軽さが好評で、これまでおよそ 110
万人(2023 年 10 月末日)の方にご利用いただいております。
ウェブサイト:https://oikura.jp/


■亀山市の課題と「おいくら」による解決策
亀山市では、総合環境センターへの自己搬入と、地域の集積所での破砕粗大ごみ収集を行なっておりますが、大
型や重量のあるものでも、原則、自宅の外まで不要品を運び出す必要があります。そのため、市には「粗大ごみを
積み込める車を所有していないため、集積所や市総合環境センターへ搬入できない」といった声が寄せられてお
りました。「おいくら」は、希望すれば自宅の中まで訪問し対応する出張買取が可能で、大型品や重量のあるもの
でも売却が容易にできるようになります。加えて、まだ利用できるものであれば、冷蔵庫や洗濯機などの家電リサ
イクル法対象製品も対象で、不要品売却と受け渡しは、最短だと「おいくら」を通じて買取依頼をした当日に可能と
なります。なお、市民のサービス利用に関する費用負担はもちろん、亀山市の費用負担もありません。


■今後について
1 月 24 日(水)15 時 30 分(公開時間が前後する可能性があります)より、亀山市ホームページ内
(https://www.city.kameyama.mie.jp/docs/2023122800011/)に「おいくら」の情報が掲載され、直接不要品の
一括査定申し込みが可能になります。亀山市と「おいくら」の連携により、二次流通の更なる活性化による循環
型社会の実現や、社会全体での不要品削減が見込まれると共に、自治体の廃棄物処理量や処理コスト削減
にもつながります。また、本取組によって、売却という形で簡単に不要品リユースができることを市民が認知す
ることで、「廃棄ではなく、リユースする」という選択肢が増え、多様化する不要品処分ニーズに応えることがで
きます。加えて、市民のリユースに対する意識の変化、循環型社会形成の促進につながります。この官民一体
の取組によって、循環型社会の形成に向けた、社会的側面・経済的側面の双方の課題解決を目指してまいり
ます。


■三重県亀山市
亀山市は、三重県の中北部に位置し、県内の主要都市である津市や四日市市、鈴鹿市から 20 キロメートル
圏内にあります。その歴史は古く、古代、鈴鹿関は、都と東国を結ぶ交通の要衛として栄えてきました。江戸時
代には、東海道の宿場町として、明治時代の中頃には、関西鉄道(現関西本線)と参宮鉄道(現紀勢本線)が
分岐する鉄道のまちとして発展してきました。加えて、東海道が国道 1 号として整備された後、東名阪自動車
道・近畿自動車道伊勢線・新名神高速道路が整備され、国道 1 号や名阪国道とも結節して、多くの企業が立
地し、内陸産業都市として発展してきました。このように、亀山市はそれぞれの時代を通して交通の結節点とし
ての役割を担ってきました。 今後は、リニア中央新幹線構想による県内駅誘致に向けた運動の影響もあり、
更なる結節点としての飛躍が期待されています。
人口:49,298 人(男 25,011 人、女 24,287 人) (2024 年 1 月 1 日)
世帯数:22,366 世帯(2024 年 1 月 1 日)
面積:191.04 平方キロメートル
ウェブサイト:https://www.city.kameyama.mie.jp/
■株式会社マーケットエンタープライズ
マーケットエンタープライズは、ネット型リユース事業を中心に、メディア事業、モバイル通信事業などを展開し、
「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、2006 年の設立以来、成長を続けています。2015
年 6 月には東証マザーズに上場。2021 年 2 月に東証一部へ市場変更の後、2022 年 4 月にはプライム市場
へ上場しております。ネット型リユース事業では、「高く売れるドットコム」のほか、リユースプラットフォーム「お
いくら」や、80 か国以上への中古農機具の輸出などで事業拡大を続けており、ネット型リユース事業のサービ
ス利用者は延べ 710 万人を達成しました。亀山市の「おいくら」サービス導入により、導入自治体は全国で 97
にのぼります。
「おいくら」自治体向け ウェブサイト:https://oikura.jp/lg/
マーケットエンタープライズ ウェブサイト:https://www.marketenterprise.co.jp/


【報道関係者からのお問合せ先】
亀山市に関すること
亀山市 産業環境部 環境課 廃棄物対策グループ
担当:田中・藏田
Tel:0595-82-8081 Mail:haikibutu@city.kameyama.mie.jp


「おいくら」に関すること
株式会社マーケットエンタープライズ
PR 担当:立花
Tel:03-6675-3923 Mail:pr@marketenterprise.co.jp

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