ゼラチン被膜用のコート剤を発明し、新たな特許権を取得

報道関係者各位 2020年5月12日
プレス リリース
PRESS RELEASE
健康食品と化粧品の研究、商品の企画・設計
株式会社日本予防医学研究所
ソフトカプセルのさらなる品質向上に寄与 (AFC-HDグループ)

ゼラチン被膜用のコート剤を発明し、新たな特許権を取得

㈱日本予防医学研究所(本社:静岡県静岡市)は、2020年4月8日、「ゼラチンカプセルおよび該ゼラチン


カプセルの製造方法」(特許第6688544号)において特許権を取得しました。


【特許の概要】
当社は、2016年8月に、同名称「ゼラチンカプセルお
よび該ゼラチンカプセルの製造方法」(特許第5984275
号)において特許権を取得しました。

この度の特許は、その既存特許とは別のゼラチン被膜
用のコート剤を発明しました。

この新たな技術により、凝集吸着性の低減が図られ、
ゼラチンカプセルのリスクでもある熱による溶解・変形
を防ぐことが可能となります。



【ゼラチンカプセルについて】 ゼラチンカプセル


サプリメントの剤型で定番となっているソフトカプセルは、オイルなどの液体やペースト状の内容物を
被膜で包み、楕円体などの形状に圧着成型されます。その被膜は、主に、牛や豚、魚由来のゼラチンを用
いています。

ゼラチンは、非常に強力な皮膜形成能を有しており、カプセル皮膜として内容物の漏れ出しや酸化、変
質を防ぐことができます。一方で、温度や湿度により軟化する性質があり、保管条件によってはカプセル
の変形や付着、破損、それらに伴う内容物の漏れなどが発生するリスクがあります。



当社の既存特許および新たな特許の技術は、それらリスクを改善し、ソフトカプセル
の品質向上に寄与し、特に低融点の魚由来ゼラチンで威力を発揮します。

魚由来ゼラチンは、牛や豚のゼラチンに苦手意識がある消費者や宗教上のニーズに応
えることができます。また、これら技術は既存設備で対応が可能です。

当社グループは、独自の技術開発を今後も継続して行い、他社との差別化を図ってま
いります。

なお、これら技術を使用したサプリメントは、当社グループ㈱エーエフシーにて、す 2019年12月発売
でに販売しております。 機能性表示食品「魚の
DHA・EPA GOLD」

【問合せ先】
報道関係者各位 ㈱AFC-HDアムスライフサイエンス 広報IR メール ir-ams@ams-life.com
〒422-8027 静岡市駿河区豊田3-6-36 TEL 054-281-5238 FAX 054-281-5139

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