鹿児島県志布志市とAIチャットボットに関する契約締結のお知らせ

News Release
令和 5 年 10 月 5 日
各 位
大阪市天王寺区上本町5 丁目3 番1 5 号
株 式 会 社 サ イ ネ ッ ク ス
代 表 取 締 役 社 長 村 田 吉 優
(東証スタンダード コード番号 2376)
問い合わせ先
執 行 役 員 ICT 事 業 推 進 本 部 長
久 保 博 信
電話 06‐6766‐3333

鹿児島県志布志市とAIチャットボットに関する契約締結のお知らせ
―― AI を活用したチャットボットで、住民対応の迅速化と住民サービス向上を支援 ――

株式会社サイネックスは、鹿児島県志布志市(下平晴行市長)と「AIチャット
ボット導入業務」に関する契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。

1.『AI チャットボットシステム構築業務』について
志布志市は、第2次志布志市総合振興計画において、将来像として「未来へ躍動する創造都市 志
布志」の実現に寄与するため、また、第4次志布志市情報化計画において、市民一人ひとりのニー
ズに合ったサービスを選ぶことができ、多様な幸せが実現できる社会を目指し、誰一人取り残され
ない、人にやさしいデジタル化によって、将来にわたって志布志市が豊かであるための社会づくり
を推進し、今後も質の高い市民サービスを提供するべく、従来の枠組みを抜本的に見直したスマー
ト自治体への転換を目指すこととしています。
志布志市では、市民、事業者、行政が一つの輪となって、誰でも「簡単(Simple) で、
」 「最良(Best)

のサービスとなるよう協働で取り組み、様々な「相乗効果(Synergy) を生み出すことに繋がる
」 「志
布志(SBS)」の姿勢を形成し、人も地域も輝くまちとなるよう「デジタルでつなぐ 志(こころざし)
の輪」を基本理念として、デジタル化を推進しており、AI チャットボットを導入することにより、
住民や事業者からの問い合わせや相談等(庁外向け)に対して、限られた人員できめ細かいサービ
スを実現するため、 時間 365 日、
24 誰でも簡単に問い合わせができる環境を構築することとなりま
した。行政内部においても業務における QA 等に活用(庁内向け)することにより、属人化の防止
や業務の平準化、問い合わせに係る事務負担を軽減させ、人の力が真に必要なサービス強化へ繋げ
ることを目指します。
一方、当社グループは、官民協働の精神により、全国の自治体に対し、ICT を活用した住民サー
ビスの向上、業務の効率化を支援する各種サービスの提案をしており、このたび志布志市と「AI チ
ャットボット導入業務」に関する契約を締結いたしました。行政サービスを拡充するため、24 時間
365 日利用可能な AI チャットボットを提供し、住民からの質問に対して、 が自動応答する仕組み
AI
から、自治体職員の業務の効率化と住民への迅速な対応を支援してまいります。
2.
「AI チャットボット」の概要
今般、当社が提供する「AI チャットボット」は、参加する都道府県および市区町村が共同で利用
できる総合案内の AI チャットボットです。共同利用のため、参加する自治体すべての情報を効率的
に学習し、賢く成長した AI を、各都道府県および市区町村別に構築したシステムに反映します。
利用者は、それぞれの地域に即した回答(FAQ)を、24 時間 365 日利用することが可能となり、
利用者が入力する自由なテキスト形式による問い合わせに対し、自動的に、各都道府県および市区
町村別にあらかじめ準備した FAQ の中から最適な回答を表示します。
また、AI 機能として、自然言語処理によって入力された質問に対し的確な回答を導くなど、提示
する回答に対する利用者からの再質問(フィードバック)も含め、継続的に学習をおこなうことで、
さらなる回答精度を向上することが可能となります。
「AI チャットボット」を導入することにより、住民からの問い合わせチャネルを増やして利便性
を向上するとともに、志布志市における職員の問い合わせ対応時間の軽減をはかる有効な手段とな
ります。


3.
「AI チャットボット」について
名 称:AI チャットボットサービス
事 業 内 容:住民の質問に対して AI が自動応答するチャットボットの構築・運用
運用開始日:令和 6 年 1 月(予定)


(注)AI チャットボット:
「チャットボット(chatbot)
」とは、
「チャット」と「ボット」を組み合わせた言葉で、
人工知能(AI)を活用した「自動会話プログラム」のこと。




以上

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