Web3プロジェクトへの投資を目的としたファンド組成の取り組みに関するお知らせ

2024 年4月1日
各位
株式会社クシム
(東証スタンダード市場:2345)


Web3 プロジェクトへの投資を目的とした
ファンド組成の取り組みに関するお知らせ

当社は、Web3 ビジネスの垂直統合型バリューチェーン強化の一環として、Web3 プロジェクトへ
の投資を目的としたファンド組成をかねてより検討しており、この度スキーム等の細部の検討ステ
ージに進みましたので、下記の通りお知らせ致します。






1.ファンド組成の背景
当社は、Web3 領域の成長性に着目し、Web3 ビジネスにおける垂直統合型バリューチェーンの構
築により唯一無二の企業となることを中長期的な戦略に掲げ、事業を推進しております。また、今
年に入ってからの暗号資産市場は、BTC 現物の ETF 承認による資金流入を背景に好況を維持し、今
後も BTC の半減期や ETH の ETF 承認への期待などの好材料が続く見込みです。



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さらに、経済産業省は 2024 年2月 16 日付で「新たな事業の創出及び産業への投資を促進するた
めの産業競争力強化法等の一部を改正する法律案」が閣議決定されたことを発表し、Web3 プロジェ
クトへの投資が促進される動きは活発化しております。
しかしながら、このような事業環境ではあるものの、資金難や資金不足によって成長が制約され
ている Web3 プロジェクトは少なくありません。
当社はこのような動向を受け、Web3 プロジェクトへの投資を目的としたファンドを組成し、Web3
業界の資金調達環境の改善と活性化に貢献して参ります。


2.ファンド組成の意義
当社は、2023 年 11 月に暗号資産交換業者である株式会社 Zaif を M&A により取得し、チュー
リンガム株式会社(以下、「チューリンガム」といいます。)との連携により、Web3 のバリュ
ーチェーンにおける『プロジェクトの企画・トークン発行』、『上場・セカンダリ流通』とい
った川上から川下を繋ぐケイパビリティを獲得するに至りました。
本ファンドの組成に向けた取り組みは、バリューチェーンにおける最上流に位置する資金調
達能力の獲得を意味しており、バリューチェーンをより強固にすることが期待できます。
本ファンドは、チューリンガムが既に支援しているプロジェクトや企業だけでなく支援候補
先も投資対象とすることで、Web3 プロジェクト立ち上げからリリースおよびトークンセールス
まで一気通貫して支援することが可能となります。

このような取り組みを通じ、当社は、引き続き国内・海外の社会性の高い Web3 プロジェクト
の発掘と成長を支援してまいります。なお、当社の業績に与える影響は、軽微であると見込ん
でおります。




【お問い合わせ先】
株式会社クシム
URL:https://www.kushim.co.jp/

以上




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