建築環境総合性能評価システム(CASBEE)不動産評価認証 最高評価(Sランク)取得のお知らせ

Make More Sustainable
サステナブルインフラの「いちご」



2023 年 10 月 2 日
各 位
会 社 名 い ち ご 株 式 会 社
代 表 者 代表執行役会長 スコット キャロン
(コード番号 2337 東証プライム)
問合せ先 上席執行役財務本部長 坂松 孝紀
(電話番号 03-3502-4818)
www.ichigo.gr.jp

建築環境総合性能評価システム(CASBEE)不動産評価認証
最高評価(S ランク)取得のお知らせ


当社は、企業の存在意義は社会貢献であると考えており、サステナブル(持続可能)な社会
を実現するための「サステナブルインフラ企業」として大きな成長を図るとともに、事業活動
を通じて社会的責任を果たすことを最大の目標としております。
このたび、当社が運用するオフィスビル「いちご博多明治通りビル」にて、建築物の環境性
能を評価し格付けする 「CASBEE」不動産評価認証における最高評価「S ランク」を取得いたし
ましたので、下記のとおりお知らせいたします。
なお、本認証は A ランクからのランクアップであり、 いちご、いちごオフィスリート (8975)
が保有または運用する物件における CASBEE 不動産評価認証取得物件は 16 物件、うち S 評価
の認定を受けている物件数は 7 物件となりました。





1. 認証取得物件および評価結果
対象物件:いちご博多明治通りビル

物件名 いちご博多明治通りビル

所在地 福岡県福岡市博多区店屋町8-17

延床面積 4,857m2

構造/階数 S造 7F

建築時期 2007 年 10 月 1 日


【評価ランク】

S





2. 評価のポイント
(1)再生水利用により、上水使用量を削減している点
(2)躯体材料、非構造材料共にリサイクル材を採用している点
(3)維持管理(清掃管理業務と衛生管理業務)の環境配慮において、充実した取り組みを行っ
ている点
(4)資産運用会社が、管理会社と連携し、年度ごとに省エネ・節水目標の設定・実績検証を実
施することで、運営面においても省エネ・節水に向けた運営管理体制を構築し共同で改善
を実施している点
(5)公共交通機関の利便性が高く、公共交通機関の利用を促進している点
(6)オフィスの天井高を十分に確保し、執務者が屋外の情報を得られる窓を設けている点

3. CASBEE の概要
CASBEE は、建築物の環境性能を評価し格付けするもので、省エネルギーや省資源、リサ
イクル性能など環境負荷低減の側面に加え、景観への配慮なども含めた建築物の環境性能を総
合的に評価するシステムです。
CASBEE 不動産の特徴は、環境に配慮された建物が不動産価値に与える影響の度合いを測
り、以下の分類でそれぞれ評価項目が点数化されます。また、評価結果は 5 段階のランキング
(S、A、B+、B-、C)となっております。
【評価項目】
① エネルギー / 温暖化ガス
② 水
③ 資源利用 / 安全
④ 生物多様性 / 敷地
⑤ 屋内環境
CASBEE 不動産評価認証物件一覧については以下をご参照ください。
運営サイト : www.ibec.or.jp/CASBEE/MP_certification/CASBEE_MP_certified_buld_list.htm

4. 環境課題に向けたいちごの取り組み
当社は、人類、社会そして地球の一員として、 「サステナブル経営」の実現を重要な経営課
題としております。豊かさと環境が共存する未来のため「脱炭素社会」に向けた取り組みを加
速しており、RE100(※1)の目標達成年限を 2025 年とし、早期実現に向け、再生可能エネル
ギーの導入を進めております。また、 「クライメート(気候) ・ポジティブ」の実現を目指し、
温室効果ガスの排出量削減とともに、当社のクリーンエネルギー事業による再生可能エネルギ
ーの創出に全力で取り組んでおります。
当社は、社会をより良い状態で次世代へ継承するため、当社の「心築(※2) 」と「クリー
ンエネルギー」事業を通じ、資源・エネルギーを守り、引き続き、環境循環型社会の実現を目
指してまいります。
(※1)RE100
世界で影響力のある企業が自らの事業で使用する電力を、発電時に CO2 を排出しない
太陽光、風力、水力、バイオマスなどの再生可能エネルギーで 100%調達することに
コミットし、将来的に脱炭素(カーボンニュートラル)社会に移行することを目的と
する国際イニシアティブです。
(※2)心築(しんちく)
いちごの不動産技術とノウハウを活用し、一つ一つの不動産に心を込めた丁寧な価値
向上を図り、現存不動産に新しい価値を創造することをいい、日本における「100 年
不動産」の実現を目指しております。

以 上

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