CICCホワイトペーパーに関するお知らせ

2021 年 12 月 20 日
各 位
株式会社CAICA DIGITAL
代表取締役社長 鈴木 伸
(JASDAQ:2315)
問合せ先:
代表取締役副社長 山口 健治
℡ 03-5657-3000(代表)



CICCホワイトペーパーに関するお知らせ



当社は、当社が発行し、現在、暗号資産交換所「Zaif」や複数の海外の暗号資産交換所に上場している
暗号資産「カイカコイン(CICC)」のホワイトペーパーを公表いたします。詳細につきましては添付をご参
照ください。





(添付)
別紙
「CICCホワイトペーパー」




以 上
目次

はじめに


1. カイカコイン(CICC)とは


(補足)株式会社フィスコとの関係について


2. カイカコイン(CICC)プロジェクトとは


3. カイカコイン(CICC)プロジェクトスキーム


1) サービスの拡充


2) 保有者の拡大


3) 流通の促進


4. 開発ロードマップ


1) サービスの拡充


2) 保有者の拡大


3) 流通の促進


5. カイカコイン(CICC)プロジェクトのサポート要因


1)拡大する分散型金融(以下DeFi)への参入


2)暗号資産に精通したCAICA グループのサポート


3)カイカコイン(CICC)プロジェクト推進における強力なパートナー企業


4)積極的な情報提供


6. CICC の保有者分布


CICC の保有者分布の構造(その定義)


CICC の保有者分布(2021 年10 月末時点)
はじめに

・本プロジェクト概要は、株式会社 CAICA DIGITAL が計画、推進しているプロジェクトであり、ここで記載する各種サービス


は株式会社カイカエクスチェンジ(旧 株式会社Zaif)と調整の上で検討を今後進めさせていただくものになります。




・本プロジェクト概要は、今後のCICC のサービス方針を発信するものであり、投資や口座開設などの行為および行動を勧誘した


りするものではありません。




・本プロジェクト概要は、作成時点における情報に基づき、今後の計画や予測等を基礎として記載しております。内容および当該


情報の正確性、完全性、的確性、信頼性などについて、株式会社CAICA DIGITAL が保証をするものではありません。




・本プロジェクト概要に記載されている市場及び CICC の価値は、経済政策や世界情勢などの影響及び発行体である株式会社


CAICA DIGITAL の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の変化等により、その価値を増大または減少することもあ


り、価値を失う場合もあります。本プロジェクト概要の読者が、情報をいかなる目的で使用する場合においても、読者の判断と責


任において使用するものであり、結果として、読者に何らかの損害が発生した場合でも、株式会社CAICA DIGITAL はいかなる


責任も負いかねます。




・本レポートにかかる一切の権利は、株式会社 CAICA DIGITAL に帰属しており、電子的または機械的な方法を問わず、いかな


る目的であれ、書面による承諾を得ずに複製または転載等を禁じます。
1. カイカコイン(CICC)とは

• 株式会社 CAICA DIGITAL(JASDAQ2315、以下 CAICA DIGITAL)によって、ブロックチェーンのイーサリアムブロックチェ


ーン上で発行されるトークンの規格である ERC20 に準拠して発行されたトークンで、上場企業により発行され、かつ、暗号資産


交換所で取引ができる、日本でも数少ないコインであるといえます。


• CICC は、株式会社カイカエクスチェンジの運営する国内大手暗号資産交換所Zaif(以下 Zaif)及び複数の海外の暗号資産交換所


で取引されています。


CAICA DIGITAL が主体となってCICC プロジェクトを推進していきます。


(補足)株式会社フィスコとの関係について


・株式会社フィスコ(以下フィスコ)は、CICC の発行元であるCAICA DIGITAL の株式を議決権保有割合で約20.44%保有してお


ります。


・フィスコは、大株主としてCAICA DIGITAL とともに、Zaif を中心としたトークンエコノミーの形成を目指しており、CICC のプ


ロモーション展開等についても協力して進めていきます。
2. カイカコイン(CICC)プロジェクトとは

• カイカコイン(CICC)プロジェクトとは、CICC の可能性を追求し、Zaif の取引所コイン(Zaif のサービスで利用できるコイン


をいう。以下同じ。)としてCICC を基軸としたサービスを拡充していくことを目指しています。具体的には CICC をZaif の各


種サービスのユーティリティトークンに位置付け、その流通の促進、保有者の拡大を進め、CICC 建ての暗号資産取引などの


CICC を利用したサービスや、分散型金融サービスとしてレンディングなどのサービスを検討し、CICC を活用するメリットを拡


充していくプロジェクトです。


• なお、CICC をZaif の取引所コインとした場合には、Zaif で利用されることによって、手数料優遇等の様々なメリットを付与す


ることを想定しています。




表①|CICC プロジェクトまとめ


目的 CICC のサービスの拡充、保有者の拡大、流通の促進


戦略 サービスの拡充 Zaif のユーティリティトークン化


保有者の拡大 グループをあげてのPR 活動、エアドロップなど


流通の促進 分散型サービスへの将来的な展開など
3. カイカコイン(CICC)プロジェクトスキーム

1) サービスの拡充


CICC を利用したサービス拡充に向けて、CAICA DIGITAL を中心に各種施策の継続的な実施を検討しています。




(1) 暗号資産関連ビジネスを通じたCICC 活用機会の拡充


CAICA DIGITAL を中心に、CICC のユーティリティ向上の基盤強化を検討していきます。例えば下記のような


内容を想定しています。


• CAICA テクノロジーズにより、Zaif の基幹システムを刷新し、UI・UX の改善や、処理性能を向上させ、CICC


基軸のサービス拡張に向けた土台づくりを推進していきます。


• カイカ証券株式会社(以下カイカ証券)が販売する暗号資産レバレッジトラッカー・CFD サービスや、株式会


社カイカキャピタルが提供するレンディングサービス、CAICA テクノロジーズが開発したNFT プラットフォー


ムといった新規サービスにおいて、CICC の活用機会を拡充していくことを想定しています。




(2) 取引所コインとしての利用価値の拡充


Zaif の取引所コインとして、CICC を利用したサービスを今後検討していきます。例えば下記のようなサービスを


想定しています。


• Zaif に口座をお持ちの方にてCICC を保有している方を対象に、Zaif にて IEO が実施された場合には、コイン


応募時の参加権の付与


• Zaif に口座をお持ちの方に対して、CICC の保有量に応じた取引手数料の割引


• Zaif に上場している全ての暗号資産に対し、CICC 建の取引サービスの実装


• CICC を購入いただいた方にご利用いただけるガチャ機能(一定確率にてキャンペーン景品などの獲得機会を提


供)の実装
• ガバナンス機能(CICC 保有者のコミュニティにおいてCICC のサービス決定に関し参考とするための投票権を


得られるなど)の設計




2) 保有者の拡大


CICC ホルダーの裾野拡大に向けて、エアドロップ、キャンペーンによる CICC 配布や、web セミナー開催、Zaif とカイカ証


券との連携、フィスコによるCICC 紹介・分析記事の発信、SNS やコミュニティの設置など各種PR による認知度向上などの


様々な取り組みを通じて、保有者の拡大を図っていきます。




3) 流通の促進


CICC の流通を促進するために、Zaif 及び複数の海外の暗号資産交換所に上場しています。




図①|カイカコイン(CICC)プロジェクトの概要
4. 開発ロードマップ

カイカコイン(CICC)プロジェクトの各戦略は、Zaif における開発ロードマップに従い順次検討・展開することを想定していま


す。


図②|開発ロードマップ




1)サービスの拡充


CICC の保有メリットの拡充と新サービスの継続的な追加を進めて参ります。


① 2022 年10 月期第2 四半期から順次リリースを予定


• 取引所コインとしてのサービスを拡充


・ Zaif 利用者の CICC の保有量に応じた取引手数料の割引


・ Zaif 利用者の CICC による決済機能の付与


・ Zaif 利用者で CICC を保有している方を対象に、Zaif にて IEO が実施された場合の、コイン応募時の参加権を


付与


・ CICC 建ての暗号資産ペア組み入れ(CICC 売買機会の拡大)
・ ガバナンストークン機能の追加(コミュニティの活性化、保有者ニーズをサービスに反映させるための仕組み)


• 新規サービス販売強化(暗号資産CFD サービス、レンディング、NFT)


② 2022 年10 月期第4 四半期にリリースを予定


• Zaif の基盤システムを刷新




2)保有者の拡大


投資家への CICC のプレゼンス強化をおこないます。


① 2022 年10 月期第2 四半期から順次リリースを予定


• CICC に関する情報提供を強化し、CICC の認知度を上げる事で保有者の拡大につなげます。


② 2022 年10 月期第4 四半期から順次リリースを予定


・ 暗号資産の投資運用情報 (テクニカル分析、暗号資産の投資情報提供企業と


の連携)を定期的に提供し、投資家に向けてより健全な分析情報を発信します。




3)流通の促進


Zaif にて CICC に投資するお客様の獲得と海外交換所への上場を展開


① 2022 年10 月期第3 四半期から順次リリースを予定


• 新規暗号資産の取り扱いによってZaif 利用者を増やし、CICC 建ての取引の増加につなげ、CICC の流動性を上げて


いきます。


② 2023 年10 月期第1 四半期から順次


• CICC の市場状況を十分に踏まえた上で、国内外暗号資産交換所への CICC の上場拡大による流動性向上を検討してい


きます。
5. カイカコイン(CICC)プロジェクトのサポート要因

1)拡大する分散型金融(以下DeFi)への参入


CICC は、DeFi において使用される暗号資産銘柄(以下、DeFi 関連銘柄)で実績の多いイーサリアムブロックチェーン上で発行され


るトークンの規格であるERC20 に準拠したトークンです。今後、レンディング等のサービスでDeFi への参入を検討していきます。




2)暗号資産に精通したCAICA グループのサポート


CICC は暗号資産が市場に出始めた初期から暗号資産交換所としてのノウハウを持つ、株式会社カイカエクスチェンジ(旧 株式会社


Zaif)(以下カイカエクスチェンジ)において取り扱われています。また、ブロックチェーン関連システムの開発を主とするCAICA テ


クノロジーズが技術サポートを行います。また、暗号資産関連サービスについて、CAICA グループの金融商品の企画開発を行うカイカ


証券株式会社とのシナジー効果が期待できます。このようなCAICA グループによるサポートがあることから、カイカコイン(CICC)


プロジェクトを推進するための土台が整っております。




(1)株式会社カイカエクスチェンジ(旧 株式会社Zaif)


• 株式会社カイカエクスチェンジはZaif を運営


• 取扱い暗号資産の数は13 種類と国内有数です。日本発のトークンを積極的に取り入れた暗号資産交換所で、日本のサ


ブカルチャーのコミュニティから生まれたコインや、日本の上場企業が発行しているコインなどを、より多く取り扱っ


ています。特に、注目を集めているNEM(XEM)やSymbol(XYM)の取引高は世界有数です。


• 預かり資産約1,536 億円(2021 年11 月30 日時点)、口座数約34 万口座と業界大手の一角を占めています。


• 2017 年9 月に暗号資産交換業の登録をした老舗ブランドの1 社です。


• CICC と同じく、Zaif にて上場されているFSCC と連携した様々な取り組みを模索しています。
(2)株式会社 CAICA テクノロジーズ


• ブロックチェーン及び暗号資産関連のシステム開発を主としたCAICA DIGITAL の子会社です。


• 金融機関向けのシステム開発が柱(6 割)、なかでも近年注目されているFintech 分野を担う CAICA グループの中核


企業です。


• 主なシステム開発事例として、Zaif の基盤システム開発及び保守運営、NFT プラットフォームの開発及び保守運営、コ


ミュニケーション・プラットフォーム「Gu-Gu」の開発及び保守運営等。


• 企業セキュリティコンサルを積極的に行っており、暗号資産事業において重要なサイバーセキュリティにおけるノウハ


ウを保持しています。




(3)カイカ証券株式会社


• 暗号資産に関連した新たな金融商品を企画・開発・運用しています。


• カイカエクスチェンジと合同での金融商品研究などを実施しています。




3)カイカコイン(CICC)プロジェクト推進における強力なパートナー企業




(1) 株式会社フィスコ


CICC に関する紹介レポートや価格分析など、プロモーション展開していくうえで強力なパートナー企業です。




• JASDAQ 上場(3807)の投資情報配信会社。


• アナリスト作成の企業調査レポートを、主に大手ポータル、機関投資家、金融機関、等へ配信。


• 特に、大手証券会社によるカバレッジが及ばない、中小型銘柄に対するアクセスに強みを有します。
• 全国、上場企業をはじめとした様々な業種の取引先、3,700 社へのアクセスが可能です。


• CICC に関した情報配信における、強力なパートナー企業です。


(2) 株式会社クシム(旧アイスタディ株式会社)


カイカコイン(CICC)プロジェクトにおける技術サポートや、開発を進めていくうえで強力なパートナー企業です。




• 東証 2 部に上場(2345)しており、AI・ブロックチェーンに代表される高度 IT エンジニアの育成教育事業と同領域


の受託開発・研究を展開しています。


• 主な受託実績として、東京大学松尾研究室との共同研究による介護業界向けAI による行動認識エンジンを搭載した見


守りシステムの開発や暗号資産を対象にする自動トレーディングシステムの開発、DeFi 領域のアプリケーションの開


発、暗号資産を利用したDApps アプリケーションの開発 等。


• 先端技術者を有する、Zaif 基盤システム開発におけるパートナー企業です。




(3) チューリンガム株式会社


カイカコイン(CICC)プロジェクトにおける技術サポートや、開発を進めていくうえで強力なパートナー企業です。




• ブロックチェーン分野のエキスパートであるエンジニアたちが集い、秘匿演算とブロックチェーン技術を使い、新た


なブロックチェーンアプリを開発しています。クリプトやブロックチェーンに対して長年研究や開発を通じて貢献し


てきた技術者が多数在籍しています。


• R&D と受託開発を主な事業としています。R&D では Enigma や Ethereum などのブロックチェーン、その他秘匿演


算技術を網羅的に研究、開発を行っており、受託開発では各企業に対して最適なコンサルティング及びサービス開発


を提供しています。特にDeFi 分野のアプリケーション実装やコア機能の開発を得意とします。Zaif のシステム基盤改


修にも参画実績があります。
• 2020 年3 月、株式会社クシムとの間で資本業務提携を締結したことを発表。この提携により、ブロックチェーン上


の取引を個人のプライバシーを秘匿しながら行う技術「シークレット・コントラクト」の開発・社会実装を図ってい


く方針です。チューリンガム株式会社が提供する Enigma Protocol のシークレット・コントラクトを応用すれば、マ


イナンバーや電話番号、個人保有の資産情報、ゲノムデータ等を秘匿化したままチェーンに書き込むことが可能とな


るため、金融や医療などの分野にも対象サービスの提供機会が広がることが期待されています。




4)積極的な情報提供


• CICC の動向は、上場企業であるCAICA DIGITAL の決算スケジュールにあわせて、適宜配信の予定です。


• CICC に絡むイベント等の不定期事象は、都度、CICC の Web サイトを通じて告知、必要に応じて説明会を開催します。


• 今後、CICC のツイッターなどのSNS を通じての情報提供を予定しています
6. CICC の保有者分布

(1) CICC の保有者分布の構造(その定義)


• CICC の発行可能枚数は300,000,000CICC です。


• 保有者分布は、下記のように定義されます(図④参照)。


 自己保有分


CICC の発行元であるCAICA DIGITAL が保有する未流通コインの枚数です。


 戦略投資家保有分


カイカコイン(CICC)プロジェクトに参画し、その拡張に貢献いただきたいパートナーがCICC を戦略的に購入


し、保有いただいている枚数です。


具体的には(ⅰ)〜(ⅲ)で構成されます(図④参照)。


(ⅰ)CAICA DIGITAL の大株主(上位10 名)であり、CICC の大口保有者(上位10 名)。


(ⅱ)CAICA DIGITAL の株主であり、CICC の大口保有者(上位10 名)


(ⅲ)CAICA DIGITAL の株主ではないが、CICC の大口保有者(上位10 名)


 一般投資家保有分


上記戦略投資家以外の投資家に保有いただている枚数です


具体的には(ⅳ)〜(ⅵ)で構成されます(図④参照)


(ⅳ)CAICA DIGITAL の大株主(上位10 名)であり、CICC に投資している方(大口保有者ではない)


(ⅴ)CAICA DIGITAL の株主であり、CICC に投資している方(大口保有者ではない)


(ⅵ)CAICA DIGITAL の株主ではないが、CICC には投資し、保有いただいている方
発行元である CAICA DIGITAL が株主に配布した CICC(2017 年2 月に、1.5 億枚超。累計1.6 億枚超)は、株主の方に継続保有い


ただいているか、市場を通じて第三者(上記(ⅲ)と(ⅵ)の投資家)に流通しています。


図④|CICC 保有者の分布構造と分類(定義)


◾保有者の分布構造 ◾保有者の分布構造

CICC 発行可能枚数 暗号資産交換所Zaif に口座をお持ちの方

(300,000,000 CICC)
CICC に投資

保有されてる方 CICC を

自己保有分 大口保有者 保有せず
その他
(上位10名)

大口保有者
ⅰ ⅳ
CAICADIGITAL 株主
戦略投資家持分 (上位10名)
(法人・個人)
その他 ⅱ ⅴ


CAICADIGITAL の株主でない
一般投資家持分 ⅲ ⅵ
法人・個人の方




(2) CICC の保有者分布(2021 年10 月末時点)


• 約46%:(約 1.39 億 CICC)自己保有分


CICC の発行元である CAICA DIGITAL が保有する未流通コインの枚数です




• 約36%:(約 1.08 億 CICC)戦略投資家保有分


図④に記載した(ⅰ)〜(ⅲ)に区分される方の保有分です。


CICC プロジェクトに参画し、その拡張に貢献いただきたいパートナーさまが CICC を戦略的に購入し、保有いただいている枚


数です




• 約18%:(約 0.53 億 CICC)一般投資家保有分
図④に記載した(ⅳ)〜(ⅵ)に区分される投資家保有分です。


Zaif にて取引された数量で市場に流通しています。

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