国立がん研究センターと放射線画像の撮影・読影技術等のAI化に関する共同研究契約を締結

NEWS RELEASE
2020年03月11日

株式会社アイ・エス・ビー




国立がん研究センターと放射線画像の撮影・読影技術等の AI 化に関する共同研究契約を締結




株式会社アイ・エス・ビー(本社:東京都品川区、代表取締役社長:若尾逸雄) は、国立研究開発法人国
立がん研究センター(東京都中央区、理事長:中釜斉)と放射線画像の撮影・読影技術等の AI 化に関する共
同研究契約を締結しました。


医療現場では現在、人手不足による医師・技師の負荷増、これに伴う読影品質等の低下リスクがある一方、医療
コストの抑制といった課題があります。これらの問題を解決し、より良い医療サービスを提供することを目的として、臨床
データや撮影・評価技術を有する国立がん研究センター東病院(病院長:大津 敦、千葉県柏市)と、深層学習
技術の研究開発実績と長年にわたる医療系開発実績を持つ当社が協力し、技術開発を進めることとなりました。


1.主な研究テーマ
① 検像自動化・読影支援を行う AI
② 撮影品質の評価/指導を行う AI


2.アイ・エス・ビーの医療分野、AI 分野での実績について
当社はすでに 40 年近く、医用画像処理・通信処理受託開発に携わり、そこで蓄積した技術をもとに医用画像フォ
ーマットとそれらを扱う医療機器間の通信プロトコルの規格である DICOM をマルチプラットフォームライブラリとして開発。
これをベースにした自社プロダクト(L-Share)も販売しております。なお、医療画像ビューワ「L-Share Viewer」は
薬機法(医薬品医療機器等法)認証も取得しております。
※承認番号等:229ADBZX00127000
クラス分類 :管理医療機器(ClassⅡ)


また、AI 分野においては、商用導入実績として「スマートフォンカメラでの被写体自動分類 AI」や「自然言語による感
情分析、意図解釈などの言語系 AI エンジニアリング(モデル開発/改造・データ収集・分析・補強)」などを持ち、研
究開発としても「各種 AI モデル(OSS)改造やカスタムデータ適用」及び「X 線画像の自動分類 AI」などの実績があり
ます。


医療、AI ともに当社として注力している分野であり、今後とも、積極的に医療と AI を融合させた技術開発を進めて
まいります。
3.国立研究開発法人国立がん研究センターについて
https://www.ncc.go.jp/jp/


※「L-Share(エルシェア)」 は(株)アイ・エス・ビーの登録商標です。 当社「L-Share 製品」の詳細については以
下の HP をご覧ください。
http://lshare.isb.co.jp/index.html/


お問い合わせ先


(株)アイ・エス・ビー プロダクト営業推進部
東京都品川区大崎 5-1-11 住友生命五反田ビル
TEL 03-3490-1832(代表)
FAX 03-3490-7718
メール proservices@isb.co.jp

https://www.isb.co.jp/

3390