CX・DX戦略の策定について

2022年11月29日
各 位
会社名 京 葉 瓦 斯 株 式 会 社
代表者名 代表取締役社長 羽生 弘
(コード番号:9539 東証スタンダード)
問合せ先 取締役 常務執行役員 久能 剛一
( ℡ 047-325-3712)

CX・DX 戦略の策定について

当社は、2030 年のオール京葉ガス※1の“ありたい姿※2”の実現に向けて、重点課題として取り組む「CX※

の向上および DX※4の推進」に関し、具体的な取り組みを明確化した「CX・DX 戦略」を策定しました。
オール京葉ガスは、CX と DX を一体で推進し、お客さまに“新しい価値”をお届けします。

※1:お客さまに提供する価値を高めるための当社、グループ会社を含めたビジネスパートナーで構成する連携体制

※2:“つぎの「うれしい!」”をご提供することで、お客さまの“期待を超える”存在となる

※3:商品やサービスの選択・購入・利用・利用後など、お客さまが経験する一連の体験やその価値

※4:デジタル技術による(生活やビジネスの)変革


1.CX・DX 戦略の概要

オール京葉ガスは 3 つの Action Plan に取り組みます。

Action Plan 1
ガス事業の強み(対面接点)とデジタル技術(非対面接点)での“心理的・情緒的価値”の創出

Action Plan 2
人的資本の強化・業務効率化

Action Plan 3
デジタル技術活用基盤の整備・進化

2.2030 年までの成果指標
項目 成果指標 目標値
お客さまの利便性向上 会員サイト登録件数 40 万件
生産性向上 ※5
30%向上
人財の能力向上・
50%削減(2024 年まで)
業務効率化 ペーパーレス化※6
100%削減(2027 年まで)
デジタル技術の活用 DX 投資額※7
60 億円
※5:ガス事業にかかわる一人当たりのお客さま件数(取付ガスメーター数)
、対 2021 年比

※6:原則オール京葉ガスで完結する書類を対象、対 2021 年比

※7:2030 年末までの累計額

以 上

※CX・DX 戦略の詳細は、添付資料をご覧下さい。
2022年11月
1




※1 ※2




※1 商品やサービスの選択・購入・利用・利用後など、お客さまが経験する一連の体験やその価値
©2022 Keiyo Gas Co., Ltd. All Rights Reserved.
※2 デジタル技術による(生活やビジネスの)変革
2




©2022 Keiyo Gas Co., Ltd. All Rights Reserved.
ガス事業の強み(対面接点)とデジタル技術(非対面接点)での
Action Plan 1 3
“心理的・情緒的価値”の創出
• 「次回も京葉ガスに頼みたい」と思っていただける体験を提供します

お客さまニーズへの即応体制の構築 お客さま対応力のレベルアップ
• スタッフを機動的に誘導する仕組みを整備し、 • お客さまの声をデータ分析・活用し、お客さま
お客さまのニーズにいち早くお応えできる体制を 対応力のさらなるレベルアップを図ります
構築します • お客さまの声の真意をくみ取り、抜本的な課題
解決・対応力の向上につなげます

GO
OK



位置情報から付近のスタッフを誘導
スタッフ研修 お客さまの声




データ分析
お客さまのニーズに早期に対応
©2022 Keiyo Gas Co., Ltd. All Rights Reserved.
ガス事業の強み(対面接点)とデジタル技術(非対面接点)での
Action Plan 1 4
“心理的・情緒的価値”の創出
• 多くのサービスをご利用いただくために、お客さまにお得とストレスフリーを提供します

お客さま還元の充実 WEBの利便性向上
• 当社を長くご利用いいただいているお客さま等 • SNSや会員サイトなどを連携させ、シームレス
への還元を充実させます かつ最小のタップ数で利用可能なWEBサービス
• 一人ひとりの利用シーンにマッチしたポイント を提供します
の使い道を拡充します

ECサイト
3 4
他サイト



会員
交換する SNS
貯める 使う
サイト


P



WEBサイト
©2022 Keiyo Gas Co., Ltd. All Rights Reserved.
ガス事業の強み(対面接点)とデジタル技術(非対面接点)での
Action Plan 1 5
“心理的・情緒的価値”の創出
• お客さまによりそい、パーソナライズされたサービスをお届けします

ブランド力の強化 データの活用
• ブランド力を強化し、様々なくらしのシーン • お客さま情報を蓄積・分析し、お客さまごとの
においてお客さまのかかりつけになれる企業を ニーズに合った商品・サービスをお届けします
目指します
• データの見える化により、企業の戦略・方針を
スピーディかつ的確に決定するデータドリブン
経営※を実現します
企業PR
サービスPR 等
Info
地域活性化の取り組み 一貫性あるデザイン
Info Info

For
you



各種イベント お客さま対応 Let’s
Info
Info Info
Info

※データを収集・分析した結果をもとに、ビジネス上の課題解決のための施策立案や意思決定を行うこと ©2022 Keiyo Gas Co., Ltd. All Rights Reserved.
Action Plan 2 人的資本の強化・業務効率化 6


• 人財を重要な資本と捉え、価値の最大化に向けた「人への投資」を強化します

従業員エンゲージメント※1の向上 人財戦略の策定とマインドチェンジ
• アイディアの創造、業務変革に向けた気づきを • 経営戦略と連動した人財戦略を策定し個々人の
得るために、コミュニケーションの活性化に マインドチェンジに資する取り組みを推進します
取り組みます
• ワークライフバランスを高め、ロイヤルティを
向上させます


人財育成・評価の リカレント※2・
在り方の見直し リスキリング※3の支援
交流を促すスペースの新設 フリーアドレスの拡大




専門人財の 次世代リーダー育成に向けた
多様な働き方の推進 テレワークの推進 ビジネスカジュアル 育成方針の策定 エンパワーメント※4の強化
の更なる推進
※1 従業員の企業への信頼や企業に対する貢献意欲 ※2 必要なタイミングで仕事を離れて教育を受け直し再度仕事に戻ること
※3 働きながら市場のニーズに合わせて新しい知識やスキルを習得すること ※4 権限を委譲し意思決定等を自発的に行わせることで能力を引き出すこと ©2022 Keiyo Gas Co., Ltd. All Rights Reserved.
Action Plan 2 人的資本の強化・業務効率化 7


• “ 新しい価値 ”を提供するためのリソースを生み出すために、働き方を変革します

徹底的な既存業務の見直し ペーパーレスの推進
• 前例踏襲の業務遂行を見直します • 既存業務の見直しに加えて、ペーパーレス化、
• デジタル技術を活用し、業務のシンプル化を行い 電子化により意思決定を迅速化させ、カーボン
ます ニュートラルにも貢献します



報告


自社業務アプリ クラウドの活用 RPA※の活用
の開発 申請手続き・報告書


工程 工程 工程 工程
1 2 3 4
アウト
デジタル技術 工程
プット
オール京葉ガス内の郵送物 PC・タブレット

業務のシンプル化
※Robotic Process Automationの略称。ソフトウェアロボットにより業務を自動化・効率化すること ©2022 Keiyo Gas Co., Ltd. All Rights Reserved.
Action Plan 3 デジタル技術活用基盤の整備・進化 8


• 多くのサービスを早期にお届けするために、デジタル基盤を整備・進化させます

基幹システムの刷新 新たなITインフラ環境の構築
• システムの拡張性や柔軟性を向上させるために • オール京葉ガスの総合力をスムーズに最大限発揮
基幹システムを刷新します するために、シームレスな情報連携を実現します



データ共有
オール京葉ガス各社 オール京葉ガス各社



複雑なシステム モジュール※1化・簡略化
ITインフラ環境
チャット 会議


タスク管理 スケジュール


オンプレミス※2 オール京葉ガス各社 オール京葉ガス各社
クラウド化
※1 全体システムを単体で特定の機能を発揮することができる単位に分けること ※2 サーバーやネットワーク機器等を自社で保有し運用するシステムの利用形態 ©2022 Keiyo Gas Co., Ltd. All Rights Reserved.
推進体制・DX人財の育成 9


• CX・DXを推進していくための体制を整備し、オール京葉ガスで取り組みを推進します
• 全従業員のDX人財※化に向けた人財戦略を策定し、役割に応じた教育を展開します
※DX人財:デジタルツールを活用し既存業務の課題を解決できる人財


推進体制 DX人財

オール京葉ガス横断 全従業員の 役割別のDX人財の
専門組織の設立
の推進体制の整備 DX人財化 教育・スキル充足
• 牽引組織として各箇所 • 全体の意思統一を図る • デジタル技術を適切に • 役割別に備えるべき能力
のCX・DX推進者と連携 とともに、各社の課題 活用できる人財化を を整理し、適切な教育を
し、現行業務プロセス を解決します 目指します 繰返し実施します
の変革を推進します



専門組織
推進体制
の構築 全従業員
階層別の育成
CX・DX推進者
(外部からのDX人財の獲得も目指す)
(各箇所) ©2022 Keiyo Gas Co., Ltd. All Rights Reserved.
成果指標 10


• 2030年までに、各成果指標の目標を達成します
項目 成果指標 目標値

ガス事業の強みと
デジタル技術での お客さまの利便性向上 会員サイト登録件数 40万件
“心理的・情緒的価値”の創出

生産性向上 30%向上
※ガス事業にかかわる一人当たりのお客さま件数
(取付ガスメーター数) ※対2021年比

人的資本の強化・ 2024年までに
業務効率化 人財の能力向上・ 50%削減
業務効率化 ペーパーレス化
2027年までに
※原則オール京葉ガスで完結する書類を対象
100%削減
※対2021年比




デジタル技術活用基盤の デジタル技術の活用 60億円
DX投資額
整備・進化 ※2030年末までの累計


©2022 Keiyo Gas Co., Ltd. All Rights Reserved.
本資料の内容は発表日現在において入手可能な情報にもとづき作成したものであり、実際の業績は様々な要因により本資料の予想と異なる結果となることがあります。

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