【SEプラス】「ITエンジニアの内定期間学習」に関するアンケート調査実施

2024 年7月8日
各 位
SEホールディングス・アンド・
イ ン キ ュ ベ ー シ ョ ン ズ 株 式 会 社
代表 取締 役社 長 速 水 浩 二
(スタンダード・コード9478)
問 い 合 わ せ 先
執行役員経営企画部部長 松 村 真 一
T E L 0 3 - 5 3 6 2 - 3 7 0 0



【SE プラス】「IT エンジニアの内定期間学習」に関するアンケート調査実施


当社グループ子会社である株式会社 SE プラス(本社:東京都千代田区 代表取締役 村田 斉)
は、新人研修期間中の IT エンジニア 121 名に対し、「IT エンジニアの内定期間学習」に関する
アンケート調査を実施し、調査結果を公表致しました。


詳細につきましては、添付しました同社プレスリリースをご参照ください。




◆本件に対するお問い合わせ
株式会社 SE プラス e&TS Div. 広報担当:寺井(てらい)
お問い合わせ先: https://www.seplus.jp/#contact


◆IR に関するお問い合わせ
SE ホールディングス・アンド・インキュベーションズ株式会社
経営企画部経営企画課
TEL 03-5362-3700
お問い合わせ – SE Holdings and Incubations Group (sehi.co.jp)




以 上





報道機関各位
2024 年 7 月 8 日
株式会社 SE プラス

新人 IT エンジニアの 77%が「内定期間中の学習やっておくべき」と回答【調査リ
リース】
~内定期間の望ましい学習内容や方法など、新人 IT エンジニアに対し、内定期間中の学習に関
するアンケート調査を実施~

IT 教育会社である株式会社 SE プラス(所在地:東京都千代田区、代表取締役:村田 斉、以下当社)
は、新人研修期間の IT エンジニア 121 名に対し、「IT エンジニアの内定期間学習」に関するアンケート
調査を実施致しました。調査結果を以下に発表します。



調査背景
日本国内では年々、IT エンジニアとなる新卒者の数が増加しています。中でも文系を含む理系以外の学部
出身者が増加しており、2015 年に理系出身者の割合を超え、2023 年には新卒 IT エンジニアの 61.8%が
理系以外の学部出身者となりました。(※参照:ヒューマンリソシア株式会社「IT エンジニアへの就職動
向レポート」https://corporate.resocia.jp/info/news/20240312_itreport_ja_01)


IT 人材不足を補うために、多くの企業で出身学部や経験にかかわらず IT エンジニアの新卒採用が強化さ
れる中、育成方法についても時代や状況に合わせて検討する必要があります。
そこで当社では、内定者教育に着目し、新人 IT エンジニアに対し内定期間の学習に対するアンケート調査
を実施いたしました。



調査概要


調査主体:株式会社 SE プラス
調査対象:2024 年度入社の新人 IT エンジニア 121 名
調査実施時期:2024 年 5 月 31 日~6 月 14 日



調査結果サマリー
1. 新人 IT エンジニアの 77%が「内定期間中の学習はやっておくべき」と考えている
2. 未経験者と少しでも IT の学習をしたことがある“微経験者”では、新人研修カリキュラムについていく
のにとても苦労した人の割合において 2 倍以上の差がついている
3. 内定期間中にやっておくべき学習内容圧倒的 1 位は「IT 用語や仕組みなどの基礎知識」
4. 人気の学習方法 1 位は「e ラーニングなど、オンラインで学べるもの」
1.新人 IT エンジニアの 77%が「内定期間中の学習はやっておくべき」と考えている




新人研修受講中の今、内定期間中の学習についてどのように考えるか聞きました。
やっておくべき 33.1%、どちらかといえばやっておくべき 43.8%と、合計 76.9%と 8 割近くの新人が内
定期間中の学習はやっておくべきだと考えていることが分かりました。


内定期間の学習を「やっておくべき」
「どちらかといえばやっておくべき」と回答した方の理由としては、
以下のように「基礎知識があることで理解がしやすくなる」「余裕をもって進められる」といった理由が多
く挙げられました。
 スタートダッシュに役立つのと余裕を持って進められる。
 基礎知識があると、より講義への理解に繋がると感じたため。
 内定期間の学習では正直わからないことばかりだったのですが、講義で再度学ぶときに理解しやす
かった。
 IT 用語は一度聞いただけでは頭に入ってこないので、一度用語だけでも目を通しておくと、理解し
やすくなると思う。
 知識が 0 と1では、研修で頭に入ってくる情報量が全く違う。事前学習しておくと、研修の理解度
が変わってくるため。


逆に、内定期間の学習を「やる必要はない」と回答した方の理由としては、以下のように「自主学習では
限界がある」「給料が発生しない」といった理由が挙げられました。


 やっても特に給料が発生するわけではないから
 自分で勉強してもわからないことはわからないため
 内定期間は労働時間ではないため
 自主学習では限界があるから
2.未経験者と少しでも IT の学習をしたことがある“微経験者”では、新人研修カリキュラムについていく
のにとても苦労した人の割合において 2 倍以上の差がついている




未経験者と、入社前にプログラミングの実践経験が少しあったり、知識として IT を学習をしたことがある
“微経験者”それぞれに新人研修のカリキュラム難易度について聞きました。
未経験者では「ついていくのにとても苦労した」27.6%、「ついていくのに苦労した」46.6%(合計
74.2%)であったのに対し、微経験者では「ついていくのにとても苦労した」13.6%、「ついていくのに
苦労した」36.4%(合計 50%)という結果になり、未経験者は微経験者の約 1.5 倍カリキュラムについ
ていくのに苦労を感じていることが分かりました。
特に「とても苦労した」においては未経験者は微経験者の 2 倍以上の差が生じており、入社前に少しだけ
でも学習をしておくと研修の理解が進みやすいことが分かりました。


3.内定期間中にやっておくべき学習内容圧倒的 1 位は「IT 用語や仕組みなどの基礎知識」




内定期間中にどのような内容を学習しておくとよいと思うかを聞きました。
「IT 用語や仕組みなどの基礎知識」と約 9 割(87.5%)と圧倒的な 1 位であり、ついで 2 位プログラミ
ング(フロントエンド) 位プログラミング(バックエンド) 位ビジネスマナーという結果になりま
、3 、4
した。
内定期間中に学習をするべき理由として、
「基礎知識があることで理解がしやすくなる」といった意見が多
く見られたため、
「IT 用語や仕組みなどの基礎知識」が圧倒的な 1 位となったと考えられます。
4.人気の学習方法 1 位は「e ラーニングなど、オンラインで学べるもの」




望ましい学習方法は「e ラーニングなど、オンラインで学べるもの」が 64.4%で 1 位、ついで 2 位書籍、
3 位 IT 資格、4 位研修という結果になりました。オンライン学習や書籍学習など、自由な時間に個人のペ
ースで進めやすいものの人気が高いようです。


まとめ
今回の調査から、新人研修を経験した 8 割近くの新人エンジニアが、事前に基礎知識があることで研修で
の理解が深まるため、内定期間の学習はやっておくべきと感じていることが分かりました。
実際に全くの未経験者と、入社までに少しでも IT の経験がある微経験者とでは、研修の難易度について感
じ方に大きな開きが生まれています。
こうした結果から、理系以外の IT エンジニア採用が増加する現在、内定期間から IT の基本用語など、少
しでも IT に触れる機会を作っておくことが 1 つの効果的な育成方法であると考えられます。その上で、
内定期間にどのように IT に触れてもらうか、どれくらいのレベルまで理解してもらうかなど、各社検討す
ることが今後重要になるのではないでしょうか。



参考:無料ウェビナー「内定者研修×基本情報技術者試験対策 -教育担当者がすべきこと-」
当社では科目 A 免除制度を活用できる e ラーニングを通して、毎年約 100 社の内定者研修をサポートし
ております。
そこで、これまでの事例や知見をもとに、
・内定者研修で基本情報技術者試験対策を実施している企業のご担当者様
・これから研修を検討していく企業のご担当者様
向けに、研修の受講率・試験の合格率を向上させるためのポイントをお伝えする無料ウェビナーを開催い
たします。


<ウェビナー概要>
開催日:
2024 年 7 月 17 日(水)11:00~11:30 ※質疑応答込み
※当日は Zoom ウェビナーを使用します。接続可能なデバイスをご用意ください。
お申込み URL:
https://contact.seplus.jp/form/dokuzemiwebinar2024
当日の内容:
1.内定者研修でよくある課題
2.新入社員に聞く 内定期間中の学習についての調査結果
3.より効果的な研修にするために 教育担当者がすべきこと


開催形式:オンライン(Zoom ウェビナ-)


参加費用:無料


主催:SE プラス

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