「海外対応」×「車載可能」×「AI」エッジコンピューティング・ゲートウェイ「CONEXIOBlackBear」を受注開始

2019 年 5 月 29 日
コネクシオ株式会社


「海外対応」×「車載可能」×「AI」
エッジコンピューティング・ゲートウェイ「CONEXIOBlackBear」を受注開始


コネクシオ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:井上 裕雄、以下、コネクシオ)は、海外利用

可能かつ車載可能な耐衝撃/耐振動性を備え、AI 連携を想定した高性能「エッジコンピューティング・ゲー

トウェイ CONEXIOBlackBear」(以下、本製品)を 6 月 5 日より受注開始します。
コネクシオは本製品を当社 IoT ソリューションの中核デバイスと位置づけ、新たな特長を活かした IoT 導入

サービスや、AI/AR*1 技術を取り入れたソリューションサービスを順次提供してまいります。また、システム

インテグレーターや販売パートナー企業を幅広く募集し、カスタマイズ/量産/関連サービスを提供してまい

ります。




図 1 本製品活用イメージ
*1: Augmented Reality。拡張現実。現実世界からの情報を元にデジタル情報を重ね合わせ、視覚的に現実を拡張した表現を可能にする

技術。




報道に関するお問合せ先 / 経営企画部 広報・IR 課 TEL:03-5331-3702 E-Mail:ir@conexio.co.jp
本件に関するお問合せ先 / ソリューション推進部 TEL:03-5331-3677 E-Mail:iot@conexio.co.jp
■背景

近年、「IoT や AI を用いることによる製造業の革新」いわゆる”Industry 4.0”への取組みが世界中で加速して
おり、IoT ゲートウェイの利用シーンは国内外問わず、急速に拡大しています。

これを背景に、日本国内で検証・構築した IoT システムを海外拠点へ輸出・展開を目指す動きが盛んになり

つつありますが、電波を利用する IoT ゲートウェイは各国ごとに電波法認証を取得する必要があり、これが
ハードルとなっています。

この課題に対しコネクシオは、海外でも利用可能な本製品を開発しました。また、車載や建設現場での利用

を想定した耐衝撃・耐振動性能と、豊富な入出力インターフェイスを備えており、さまざまな分野で活用可

能です。

さらに市場における IoT ソリューションや AI 活用のさらなる広がりを見据え、エッジコンピューティング性

能を強化しました。



■本製品の特長

①海外主要国に対応した充実のラインアップ

主要国の電波法認証取得済みモデルを提供します。本製品を用いることで、国内で開発した IoT システム

をそのまま海外展開することが可能になり、グローバルでの機器の稼働状況監視/遠隔保守や、海外拠点へ

の製造ノウハウ展開などが容易になります。

②エッジコンピューティング性能強化

4 コア CPU および GPU を搭載し、エッジコンピューティング性能を強化しました。これによって、本製

品内での AI/画像処理/データ分析の高速処理が可能となり、リアルタイム性が必要なシステムへ適用も可
能です。

③車載対応

耐衝撃性、耐振動性を有する本製品は、車載や建設現場での利用にも耐えられます。特殊車両や建設機械

に搭載することで、国内外の機器稼働情報の一元管理や遠隔保守が容易になります。

※詳細は、別添資料の「本製品の特長」「仕様」にてご確認ください。




報道に関するお問合せ先 / 経営企画部 広報・IR 課 TEL:03-5331-3702 E-Mail:ir@conexio.co.jp
本件に関するお問合せ先 / ソリューション推進部 TEL:03-5331-3677 E-Mail:iot@conexio.co.jp
■想定活用シーン:本製品の特長を活かした以下のようなソリューションサービスを順次提供していきます。

製造
エッジAI
製造現場 クラウドAI

データ データ蓄積

通知など 学習モデル
リアルタイム検知
作業者の行動デジタル化
その場で判断


自動車、運輸、交通インフラ
車輛
データ 一元監視

遠隔保守 遠隔保守
遠隔保守・稼働分析 堅牢性・海外対応
作業員の安全確保


インフラ、自治体
インフラ設備
データ データ分析

メンテナンス 保守運用
豊富なI/F
遠隔保守
侵入者検知
図 2 想定活用シーン

業種分野 ソリューション

製造  リアルタイム検知ソリューション(不良品判定、異常検知/予兆監視など)

 作業者の行動デジタル化(熟練工ノウハウ、作業時間測定、危険防止など)

自動車・運輸・  車両データ収集による稼働分析・遠隔保守

交通インフラ  ドライバー状態監視(居眠り、わき見、疲労度可視化など)

 特殊車両、建設機械作業員の安全確保
 駐車場の車両監視

インフラ・公共・  セキュリティ(動体顔認証、不審者検知など)

自治体  インフラメンテナンス(ひび割れ検出など)

 公共施設、高速 SA 等の人流分析



■製品概要

価格 : オープン価格
発売予定 : 2019 年 10 月

販売目標 : 2020 年度末までに 50,000 台




報道に関するお問合せ先 / 経営企画部 広報・IR 課 TEL:03-5331-3702 E-Mail:ir@conexio.co.jp
本件に関するお問合せ先 / ソリューション推進部 TEL:03-5331-3677 E-Mail:iot@conexio.co.jp
■製品・発注に関するお問合わせ先:

E-mail : iot@conexio.co.jp
TEL : 03-5331-3677



■展示会出展予定
下記の展示会にて、本製品およびセンサー・エッジコンピューティング・AR・AI 等を用いた最新の IoT ソ

リューションへの取組みをご紹介いたします。



◇COMPUTEX TAIPEI 2019

開催日:5 月 28 日(火)~6 月 1 日(土)

場所:台北市南港区経貿二路 1 号 (台北南港展示センター ホール 1 )
展示ブース:微星科技股份有限 公司(Micro-Star INT’L CO.,LTD) 小間番号;L0818

イベント公式サイト: https://www.computextaipei.jp/



◇スマートファクトリーJapan

開催日:6 月 5 日(水)~6 月 7 日(金)

場所:東京ビッグサイト 青海展示棟 A ホール

展示ブース:コネクシオ株式会社 小間番号;S-07

イベント公式サイト: https://biz.nikkan.co.jp/eve/smart-factory/


■コネクシオの IoT ソリューションについて

当社は、20 年以上の豊富な経験を持つ大手モバイルメーカーの開発部門がバックボーンとなり、現場で培っ

た通信技術経験や知見を、IoT の現場に最適化したサービスとして提供しております。これまでに、特殊車
両、自販機、建設機器、農業機器、電力メータなど多岐にわたる現場を通して、30 万台以上の納入実績を有

しております。これらの経験は、IoT の現場で起こりうる課題をお客様に寄り添って、ソフトウェアの導入

から課題解決までしっかりとサポートすることで、お客様が提供する IoT サービスの根幹を支えています。




報道に関するお問合せ先 / 経営企画部 広報・IR 課 TEL:03-5331-3702 E-Mail:ir@conexio.co.jp
本件に関するお問合せ先 / ソリューション推進部 TEL:03-5331-3677 E-Mail:iot@conexio.co.jp
■会社概要

名称 : コネクシオ株式会社
本社所在地 : 東京都新宿区西新宿 8 丁目 17 番 1 号

設立 : 1997 年 8 月

代表者 : 代表取締役社長 井上 裕雄

証券コード : 9422(東証一部)

コーポレートサイト : https://www.conexio.co.jp/

Smart Ready IoT 紹介サイト:https://conexio-iot.jp/



※このプレスリリースに記載されている会社名および製品名は、各社・各団体の登録商標または商標です。

TM および(R)マークは記載していない場合があります。




報道に関するお問合せ先 / 経営企画部 広報・IR 課 TEL:03-5331-3702 E-Mail:ir@conexio.co.jp
本件に関するお問合せ先 / ソリューション推進部 TEL:03-5331-3677 E-Mail:iot@conexio.co.jp
【添付資料】




「エッジコンピューティング・ゲートウェイ CONEXIOBlackBear」

■本製品の特長
 グローバルで利用可能

 日本国内の「技適」や「PSE」だけではなく、世界各国の電波法や製品安全に関する認証を取得予

定。
※日本、台湾、米国、カナダ、EU については発売までに取得予定。

※上記以外の国についてはご相談に応じます。

 各国共通のゲートウェイ本体(ハードウェア・ソフトウェア)に、各国の電波法に対応した LTE モジ

ュールを組み込む設計とした。これにより国内で活用した周辺機器やアプリケーションをそのまま

海外で利用することが可能。

 車載利用可能な堅牢性

 CAN I/F を 2 系統搭載することで、
エンジン系統/制御系統など複数系統の CAN データ取得が可能。

 当社の車載 IoT 案件ノウハウをベースに、車載向け耐振動性(2.8G)、防塵性能(IP40)、動作温度(-20

~70℃)、動作電圧(9-32V)を確保

 AI/エッジコンピューティング向けに高性能 SoC を搭載

 NXP 社製 i.MX6 シリーズ最上位の Quad コア CPU を搭載

 i.MX6 SoC 内蔵 GPU(Vivante GC2000)により演算性能を強化

 エッジ内での AI/画像処理/データ分析能力を強化し、クラウド-エッジ間の機械学習モデル連携も

対応予定

 自由にアプリケーション開発が可能
 組み込みに適した Linux(Yocto Project)を採用

 アプリケーション開発 SDK を提供予定(検討中)

 豊富なインターフェイスを搭載

 LAN、WiFi、Bluetooth、LTE、DI/DO、CAN、RS232C/485/422(選択)、GPS を標準装備し、さ

まざまな機器やセンサーと接続可能

 LPWA、Wi-SUN、EnOcean などのモジュールをオプションで追加可能




報道に関するお問合せ先 / 経営企画部 広報・IR 課 TEL:03-5331-3702 E-Mail:ir@conexio.co.jp
本件に関するお問合せ先 / ソリューション推進部 TEL:03-5331-3677 E-Mail:iot@conexio.co.jp
■仕様

項目 スペック

本体寸法 W172.0×D112.4×H42.5mm(突起物を除く)

フランジを入れると W199.0mm

本体重量 約 650g

CPU ARM Cortex-A9×4 Quad コア 1.0GHz Quad

RAM 容量 2GB

ROM 容量 32GB(eMMC)

OS Yocto Linux-4.9.88

LTE 日本向けモデル:LTE only(DoCoMo, au, Softbank)

海外向けモデル:LTE, 3G 仕向地による

海外対応 海外向けモデルとして提供

アメリカ、カナダ、EU 各国(28 ヶ国)、台湾

搭載 I/F LAN・USB・RS485/RS422/RS232C(選択可能)・CAN×2

WLAN 802.11 ac/a/b/g/n

Bluetooth Bluetooth 4.2 + BLE

GNSS GPS・SBAS・QZSS(みちびき)・GLONASS・BeiDou・GALILEO

拡張ボード 拡張ボード用スロット×1

標準拡張ボード:DI×4、DO×4

電源 9~32V

動作温度 -20~+70℃

耐震性 振動:2.83G(ISO16750-3)

衝撃:50G(ISO16750-3)

防塵/防滴 IP40




報道に関するお問合せ先 / 経営企画部 広報・IR 課 TEL:03-5331-3702 E-Mail:ir@conexio.co.jp
本件に関するお問合せ先 / ソリューション推進部 TEL:03-5331-3677 E-Mail:iot@conexio.co.jp

13467