痛車を活用した地域スタンプラリーの実証実験へ モビリティ向けIoT分野における技術支援を実施

平成 29 年3月 22 日
各 位

会 社 名 株 式 会 社 ス マ ー ト バ リ ュ ー
代 表 者 名 代表取締役社長 渋 谷 順
(コード番号:9417)
経営企画 Division
問い合わせ先 藤 原 孝 高
Division Manager
TEL. 06-6448-1711



痛車を活用した地域スタンプラリーの実証実験へ
モビリティ向け IoT 分野における技術支援を実施
株式会社スマートバリュー(本社:大阪市西区、代表取締役社長:渋谷 順、以下「当社」という。)
は、千葉銀座通りを中心に実施される「地域スタンプラリー」において、富士通株式会社(本社:東京都
港区、代表取締役社長:田中 達也)、ニッポンレンタカーサービス株式会社(本社:東京都千代田区、
社長執行役員:荒幡 義光)と共同で実施するシェアリングエコノミーサービス(注1)実証実験という
位置づけで、モビリティ向け IoT 分野における技術支援として、当社の「クルマツナグプラットフォーム」
(注2)と「ブロックチェーンツナグプラットフォーム」(注3)を提供いたしました。

1.プロジェクトの背景と概要
昨今、少子高齢化に伴う人口の減少や、都心部への労働人口の流出等の社会課題、2020 年の東京オリン
ピックに向けて増加が見込まれる訪日外国人観光客の受け入れ体制の整備など、政府だけでなく地域の企
業や自治体へも、各自固有の問題に即した地方創生への取組みの推進が求められています。
そのような中で当社は、2017 年3月 20 日より地方創生を目的に千葉県北西部(習志野市・千葉市)に
おいて実施される、千葉市を舞台とした作品「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」 (小学館「ガ
ガガ文庫」刊 著/渡 航 イラスト/ぽんかん⑧)のコンテンツを活用したスタンプラリーにて、富士通
株式会社、ニッポンレンタカーサービス株式会社と共同で実証実験を行います。
富士通株式会社はシェアリングエコノミーサービスのシステムを提供し、ニッポンレンタカーサービス
株式会社は移動手段としての「痛車(イラストでラッピングされた車両)」を用いたレンタカーを提供い
たします。当社は「痛車」に対し、当社モビリティ向け IoT プラットフォーム「クルマツナグプラットフ
ォーム」の技術支援と、「ブロックチェーンツナグプラットフォーム」 の活用をいたします。これにより、
ファンを集客し、地域の観光資源や商店街への送客を促進いたします。
本プロジェクトは観光客への移動手段提供、及び商業施設や観光地への誘致をはじめとする観光活性化
といった、自治体の抱える課題解決に資することを目的としており、同年4月9日まで開催されます。

2.当社の取組み
本プロジェクトにて当社は、来訪者の周遊促進による地域活性化を図るべく、来訪者が乗車する車両の
行動・走行データを収集するデバイス、及びそれらのデータを収集し、分析するモビリティ向け IoT プラ
ットフォーム「クルマツナグプラットフォーム」を提供いたします。
また、合わせて、本プロジェクトで取得した IoT データを「ブロックチェーンツナグプラットフォーム」
へ連動し、2つのプラットフォームを連携させたシステムを実証いたします。
「ブロックチェーンツナグプラットフォーム」は、 「ブロックチェーンをもっと身近に」をミッションと
したテクノロジーです。ブロックチェーンを非金融分野において活用する事で、今まで解決できなかった
社会問題の解決を目指しており、この度のプロジェクトでは、当社のプラットフォーム技術を連携させ、
車両の動態データを活用した観光活性化につながる新しい社会システムの実証に取組んでおります。
3.今後の展開について
当社は、今回の実証実験を「クルマツナグプラットフォーム」の活用並びに「ブロックチェーンツナグ
プラットフォーム」の活用事例の第1弾として位置づけております。
今回は、聖地巡礼に活用する痛車の動態管理の技術的な支援において、2つのプラットフォームを連携
させた実用的な仕組みを構築いたしました。当社はこの度の取組みをはじめとし、今後も富士通株式会社
と共同してシェアリングエコノミーサービスを推進していくとともに、技術・サービスの向上につなげて
まいります。
そして今後とも、地方創生やライドシェアの実現に資するサービス、新たな社会システムへの適用など、
展開を進めてまいります。




【関連資料】




開催期間:2017 年3月 20 日~同年4月9日
開催地域:千葉県北西部(習志野市、千葉市)
実証目的:・集客・送客効果の検証
・車両の運転・走行データ、及び参加者の行動・移動データ収集、分析による二次活用検証
・今後の展開に向けた事業継続性検証
痛車キャンペーン・プラン概要
http://www.nipponrentacar.co.jp/service/area/info068_p.htm




■モビリティ向け IoT プラットフォーム「クルマツナグプラットフォーム」 サービスサイト
https://www.ciems.jp/iot_platform/index.php


■ 「ブロックチェーンツナグプラットフォーム」 サービスサイト
http://www.smartvalue.ad.jp/bc_platform/
(注1) 「シェアリングエコノミーサービス」
不特定多数の人々がインターネットを介して乗り物・スペース・モノ・ヒト・カネ等を共有できる場を
提供するサービス。利用者は共有物を必要な時に必要なだけ活用することができ、その所有者は共有物を
提供することによって収益を得ることができます。2020 年度(2019 年4月~2020 年3月)には市場規模
が 600 億円に達すると予測されています。
(出典:株式会社矢野経済研究所 「シェアリングエコノミー (共
有経済)市場に関する調査(2016 年7月))


(注2) 「クルマツナグプラットフォーム」
動態管理用のサービスおよびアプリケーションを構築しやすくするためのプラットフォーム。
※詳しくは下記のサービスサイトをご覧ください。
https://www.ciems.jp/iot_platform/index.php

(注3) 「ブロックチェーンツナグプラットフォーム」
既存のサービスや IoT 機器をブロックチェーンにつなぐことができるサービス。ブロックチェーン上に
新たなサービスやプロダクトの開発を実装することで、よりセキュアな IoT 環境の構築や、不正ができな
い社会システムの構築を実現いたします。
※詳しくは下記のサービスサイトをご覧ください。
http://www.smartvalue.ad.jp/bc_platform/




■ 当社概要
会社名 株式会社スマートバリュー
代表者 渋谷 順
所在地 大阪市西区靭本町2丁目3番2号
設立年月日 1947 年6月
資本金 250,570,800 円
事業内容 クラウドソリューション事業、モバイル事業
HP http://www.smartvalue.ad.jp/




■ 本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社スマートバリュー 経営企画 Division 財務企画グループ
担当者 藤原(フジハラ) ・ 楠原(クスハラ)
TEL 06-6448-1711
FAX 06-6448-1722
mail ir-ml@g.smartvalue.ad.jp
HP https://www.smartvalue.ad.jp/form


以上

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