低炭素設備導入に関するお知らせ

2022年10月24日
各 位
会 社 名 キ ム ラ ユ ニ テ ィ ー 株 式 会 社
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 成 瀬 茂 広
(コード番号 9368 東証スタンダード・名証プレミア)
問合せ先 取締役副社長 管理本部長 小山 幸弘
( TEL : 0 5 2 - 9 6 2 - 7 0 5 3)


低炭素設備導入に関するお知らせ


当社グループは、低炭素設備としてレーザー加工機の代替更新投資を
決定いたしましたので、お知らせいたします。



1. 設備投資を決定した理由
将来の格納器具製品の拡販において、短納期且つ少量で複雑な加工が必要な事や軽量化を実現する為にハイ
テンション材の加工頻度が増加する事への対応が不可欠である事及び 2021 年 3 月 26 日に公表しております
「キムラユニティーグループ中期経営計画2023」内サステナビリティ方針に基づく Co2 削減への対応か
ら、愛知県稲沢市の当社製造工場及び海外子会社 KIMURA, INC.の製造工場のレーザー加工機代替を実施して
まいります。新設備導入により生産技術を更に向上させ、要求される高品質製品の拡販に向けた量産体制を整
えるとともに、現行機と比べて電気使用量は約 20%削減、Co2 排出量は約 9t/年の削減を見込んでおり、環境
負荷の低減にも取り組んでまいります。
なお、今回取得する機器の内、国内にて導入する機械については、環境省が定める基準を満たす脱炭素機器
に該当しており、従来型と比較してエネルギー効率が高く、電気使用量の削減に寄与する「低炭素設備」とな
っております。当社グループでは、今後もエネルギーの使用量削減および環境に配慮した低炭素設備への入れ
替えを積極的に行い、持続可能な社会への貢献を果たしてまいります。


2.設備投資の内容
国内(愛知県稲沢市) 海外子会社(米国 SC 州)
取得名称 二次元ファイバーレーザー加工機 二次元ファイバーレーザー加工機




稼働開始 2023 年 3 月 2022 年 9 月
投資総額 約 1 億円 約 9 千万円
電気使用量 約 20%の削減(現行機比) 約 20%の削減(現行機比)
Co2 排出量 約 5t/年の削減(現行機比) 約 4t/年の削減(現行機比)
次ページに続く
3.設備投資による主な効果
【生産性】現行機に比べ高スピードで加工が可能(国内機 約 5 倍、海外機 約 7 倍)
・生産リードタイムの短縮
・ジャストインタイム、1 個流しによる生産効率の向上
【コスト】厚物の加工が可能となることで 100%内製化が可能、外注加工費ゼロに
・現行のレーザー加工機では加工できない外注部品の内製化
・能力の限界(板厚等)による外注品の内製化
【環境】電気使用量削減(国内、海外とも 20%削減)に伴う、二酸化炭素(Co2 排出量)の削減
(国内 5t/年、海外4t/年の削減)


4. 今後の見通し
今回の生産設備代替による 2023 年3月期業績への影響は、ありません。今後、開示すべき事由が発生した
場合は、すみやかにお知らせいたします。




以 上

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