2023年3月期 第1四半期決算説明動画・書き起こし公開のご案内

2022年8月19日
各 位
株式会社イー・ロジット
東証スタンダード 証券コード:9327



2023年3月期 第1四半期
決算説明動画・書き起こし公開のご案内


当社は、投資家の皆さまに対するIR活動の一環として、決算説明動画と書き起こしを公開い
たしましたので、お知らせいたします。
機関投資家・アナリスト及び報道関係者の方々をはじめ、広く皆さまにご高覧いただきたく
存じます。


○2023年3月期 第1四半期決算説明動画
https://youtu.be/15Nx9qSPboM


○2023年3月期 第1四半期決算説明動画書き起こし
https://bit.ly/3Qz7E2v


決算短信・説明資料等は下記のページよりご確認ください。
https://www.e-logit.com/ir/library/


【IRに関するお問い合わせ先】
株式会社イー・ロジット 経営企画室
E-mail:ir@e-logit.com
※お電話でのお問合せにつきましては、お問合せに対するご回答内容に差異や語弊のない適切
な対応を行うため、お断りさせていただいておりますので、ご理解ご協力の程お願い申し上
げます。
以上
皆さま、こんにちは。
株式会社イー・ロジット 代表取締役社長の⻆井亮一と申します。
今回は、2023 年 3 月期第 1 四半期の決算発表をさせていただきます。





当社のビジョンは、
『変化を先取りし、人々の感動体験を進化させ続ける』となっておりま
す。消費者の行動の変化を先取りし、E コマースの商品を買う方、小売りの商品を買う方の
感動体験を進化させ続けることを考えて日々活動しております。
当社の設立は 2000 年になりますが、EC 通販の物流代行サービスを行うということで設立
いたしました。同時に、物流コンサルティングサービスを行い、戦略的思考で多彩なサービ
スを展開しています。





今回説明させていただく内容は、大きく 2 つございます。一つ目は、2023 年 3 月期第 1 四
半期決算概要でございます。二つ目は、今期・来期以降の計画と施策になります。
まず、第 1 四半期の決算概要をお話させていただきます。サマリーといたしましては、大き
く 3 点ございます。
売上は前年同期比で 13.8%増収となりました。各段階利益は、営業利益・経常利益・四半期
純利益ともに増益となりました。
次に、新規顧客の獲得と稼働については概ね計画通りに推移いたしました。
最後に、V プランの取り組みにより利益体質への改善が進んでおります。





では、実際の数字について申しますと、売上高は前年同期比で 13.8%増の 32 億円となりま
した。営業利益は 900 万円、経常利益は 1,400 万円、四半期純利益は 800 万円となりまし
た。利益に関しましては、増収効果に加えまして、 プランの取り組みによる粗利率の向上、
V
新規顧客の稼働準備に伴う費用の増加抑制に努めました結果、利益が向上いたしました。経
常利益に関しましては、前年同期はマイナスの 3,900 万円となりまして、前期と比べますと
大きく増益となっております。条件は、昨年も今年も同様に多くの新卒採用をしております。
一つだけ異なるのは、昨年 6 月に埼玉草加 FC を開設しております。
そういったことを勘案いたしましても、昨年よりも利益を獲得する力がついているという
ことが言えると思います。





前年同期比の比較がこちらです。先ほどお話したように、利益がマイナスからプラスになり、
売上も 2 桁成長となりました。





それぞれの内容に関しましても、着実に効果が出ていることが見て取れると思います。
賃借料の増加、荷造運賃の増加、新規顧客の稼働準備に伴う費用の増加の 3 点についてご
覧いただきますと、賃借料については埼玉草加 FC が追加になりましたのでプラスになって
いますが、それ以外のものに関しましては、昨年対比で、対売上高比率がマイナスになって
いるという状況になります。さらに販管費も減少しております。





貸借対照表ですが、こちらにございますように、財務基盤は引き続き健全な状態を維持して
おります。


以上、今期第 1 四半期の報告になります。





次に、今期および来期以降の計画と施策についてお話をさせていただきたいと思います。


まずは、こちらが今期の計画となります。今期の通期予想は据え置きといたします。まだ第
1 四半期が終わったばかりですのでそのようにさせていただきます。
引き続き EC 通販物流事業の売上を伸ばしていき、さらに利益率向上のための取り組みを強
化し、通期で経常利益 1 億円以上を目指してまいります。





続いて、今期の主要施策となります。大きく 3 つございます。
まず一つ目が、営業力の強化でございます。マーケティング専門部署を新設し、お客様(通
販事業者様)のマーケティングを支援する体制を構築いたします。イー・ロジットとしての
新規顧客獲得はもちろん、イー・ロジットのお客様となった企業様のマーケティング力を強
化することによって、お客様自身の売上が伸びていくという体制を作ってまいりたいと思
います。
二つ目は、FC 運営の強化を図ってまいりたいと思います。イー・ロジットは FC を沢山持
っておりますが、それぞれの FC が持つ特徴を活かすことを行ってまいります。次に、リー
ダーの経営力も上げていきます。FC ごとに沢山のリーダーがおりますが、1 人 1 人の計数
管理を含めた経営力を上げていくことで FC 運営の強化を図ってまいります。
最後の三つ目ですが、V プランの継続でございます。高付加価値のサービスを提供する、生
産性を向上させる、賃借率を向上させる、この 3 つについて強化してまいります。
V プランに関しましては、昨年 11 月に発表させていただきました。この目的はイー・ロジ
ットの収益率(利益率)を上げていくというところになります。そのために高付加価値サー
ビスを提供し、生産性を上げ、賃借率を上げるということを行ってまいりました。
実際、この施策に関しましては着実に成果を上げておりまして、大きな数字となって表れて
おります。





次に来期以降の主要施策と成長戦略でございます。こちらも 3 つの施策になります。
一つ目はバリューチェーン展開ということで、これまでイー・ロジットはフルフィルメント
サービスを中心に行ってまいりましたが、さらに WEB マーケティングやリピートを促すよ
うなプロモーションなどを行っていきたいと考えております。先ほどお話しました、今期の
主要施策に入っております、マーケティング部署の開設というのは、こちらの施策の一環と
なっております。
二つ目は、対象顧客やエリアを拡大していきます。イー・ロジットのお客様はネット通販専
業のお客様が多くいらっしゃいますが、いわゆるメーカー企業のお客様も続々と増えてお
ります。いわゆる D2C という形で、一般的な小売店では購入できないようなものを、ネッ
ト通販にてオリジナリティーがあるものを販売していくという物流を支援していくことも
行っております。また、E コマースの成長が著しい ASEAN 地域を中心にイー・ロジットの
投資先に対して経営支援を行い、彼らの売り上げを高めていくことを行っています。さらに、
イー・ロジットのお客様(EC 通販事業者様)が海外進出する際に困らないような体制作り
を行っております。
三つ目は、FC の開設と進化でございます。FC ごとの特徴を活かして、高効率の運営を実
現してまいります。特徴によっては自動化を推進し、保管効率を向上させる FC も作ってま
いりたいと考えております。
この 3 つの施策によって、お客様(EC 通販事業者様)の売上を伸ばしていき、イー・ロジ
ット自身も増収増益を目指していきたいと考えております。


以上をもちまして、今期および来期以降の施策についてお話させていただきました。




最近ですが、当社に新しい経営陣が入りましたので、説明させていただきます。
谷辻 昌也(たにつじ まさや)と申します。谷辻自身はコストコ(会員制倉庫型店)にて E
コマースの立ち上げおよびその成長を支えたメンバーでございます。彼が率いた E コマー
ス事業は大きく売上を伸ばしました。こちらに彼のコメントがありますが、実際に事業者側
で自社での物流現場の立ち上げ等も行っておりまして、かなり苦労したということを聞い
ております。そういった方々のためにも、彼の知見およびスキル、経験を当社イー・ロジッ
トのサービスに加え、より多くの E コマースのお客様やリアル小売りのお客様、メーカー
のお客様といった様々な企業様が E コマースの物流を行う際に、イー・ロジットがフルフ
ィルメントおよびマーケティングで支援できる体制を作ってまいりたいと思います。


イー・ロジットは E コマースの物流を中心に行ってまいりましたが、昨年よりお話してい
るとおり、オムニチャネルをお手伝いする会社でもありたいと考えております。その体制を
着実に作っていくことがイー・ロジットのミッションであります。そして、活動を通してよ
り多くのお客様(エンドユーザー様)が商品を買った際に「ここで買って良かったね」と思
っていただけるようなサービスを提供したいと考えております。


以上をもちまして、2023 年 3 月期第 1 四半期の決算発表を終わりにしたいと思います。
皆さま、ご清聴ありがとうございました。





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