サステナブル・ラボ株式会社との業務提携に向けた基本合意に関するお知らせ-配船効率化による温室効果ガス（GHG）削減効果を可視化する取組み-

2022 年 4 月 19 日
各 位
会 社 名 乾 汽 船 株 式 会 社
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 乾 康之
（コード番号：9308 東証スタンダード）
問合せ先 執 行 役 員 総 務 ・ 経 理 担 当
加藤 貴子
（TEL. 03-5548-8613）



サステナブル・ラボ株式会社との業務提携に向けた基本合意に関するお知らせ
～配船効率化による温室効果ガス（GHG）削減効果を可視化する取組み～

当社は、非財務データサイエンスの専門家集団であるサステナブル・ラボ株式会社（本社：東京都千代
田区、代表取締役：平瀬錬司、以下「サステナブル・ラボ社」といいます。 ）との業務提携に向けて、下
記の通り基本合意したことをお知らせいたします。
当社及びサステナブル・ラボ社は、今後、当社が提供するハンディサイズバルカー（ハンディ船）の配
船効率化に資する情報ネットワークシステム「Vessel Information Board（VIB）
」の利用者に対し、サス
テナブル・ラボ社の SDGs/ESG 可視化サービス「TERRAST（テラスト）β」を提供することで、配船効率化
による温室効果ガス（GHG）削減への貢献度などを可視化する予定です。

記

１．本基本合意の背景及び狙い
地球温暖化への対処が世界的に喫緊の重要課題となっている中、国際海運の分野でも、なるべく
早期の GHG ゼロエミッション実現等を国際的な目標としています。既に大型船を前提とした技術的
対応策が進められていますが、比較的小型のハンディ船についてはスペース的にも経済的にもその
対応には課題があります。
当社は、外航海運の実業者として GHG 削減にいかに貢献すべきかを検討してきました。当社が提
供する VIB は、荷主やブローカーと船舶の空き情報を共有することで、ハンディ船の空荷航海を減
らし、環境負荷及びコストの削減に資する情報ネットワークです。VIB の利用拡大によりハンディ
船の効率配船が進み、GHG 削減や船腹不足解消に資するのではないかと考え、当社は、共有材とし
て VIB を無料で提供してきました。
サステナブル・ラボ社は、企業の環境・社会貢献度を AI やビッグデータを用いて可視化するサー
ビスを提供しています。定性的に語られがちな非財務データを定量化するシステムを開発し、その
先進的な取組みが環境省「グッドライフアワード」環境地域ブランディング賞をはじめ広く評価さ
れています。
当社は、今回の基本合意を経て、ハンディ船における GHG 削減の取組みが可視化され、広く評価
される仕組みを構築し、ハンディ船の環境負荷軽減を目指してまいります。

２．本基本合意の相手先の概要
(1)名称 サステナブル・ラボ株式会社
(2)所在地 東京都千代田区大手町二丁目 6-2 日本ビル 4 階
(3)代表者の役職・氏名 代表取締役 平瀬 錬司
(4)事業内容 ESG/SDGs に特化した非財務データプラットフォームの提供お
よび非財務情報を含めた企業価値に係る研究開発
(5)資本金 50,299 万円（資本準備金含む）
(6)設立年月 2019 年 1 月
３．
「Vessel Information Board（VIB）
」×「TERRAST（テラスト）β」



【配船効率化による温室効果ガス（GHG）削減効果等を可視化する取組み】




【ハンディサイズバルカーの配船効率・船腹不足解消・環境負荷軽減への取組み】




【Vessel Information Board（VIB）に関するお問い合わせ】
乾汽船株式会社 海運事業部（小松・冨原）
電話：(03)5548-7708

以上