(株)タケエイ川崎リサイクルセンターにおける選別・破砕設備ライン新設のお知らせ

2023 年2月 13 日
各位
会社名 TREホールディングス株式会社
代表者名 代表取締役社長 阿部 光男
(コード:9247 東証プライム市場)
問合せ先 執行役員経営管理本部長 上川 毅
(TEL. 03-6327-2620)



株式会社タケエイ川崎リサイクルセンターにおける
選別・破砕設備ライン新設のお知らせ

当社子会社である株式会社タケエイ(以下「タケエイ」 、東京都港区)の川崎リサイクルセンター
(以下「川崎 RC」
、神奈川県川崎市)は、施設内の一棟(SP 棟)をリニューアルし、光学選別機を含
む可燃物の選別・破砕設備ラインを導入して稼働を開始いたしましたので、下記の通りお知らせいた
します。



1.本件設備について
建設系混合廃棄物の中間処理施設である川崎 RC は、当社グループの基幹事業所の1つで、建設系廃棄物に
含まれるプラスチックなどを選別して固形燃料 RPF※を製造しており、グループの市原グリーン電力株式会社
等に発電用燃料として供給しています。
今回新設した選別・破砕設備ラインは、粗選別・1次選別された後の可燃物を対象として、更に光学選別
機、塩素分等の分析選別機により、品質の高い RPF 原料の製造やセメント会社等向け原燃料の品質確保を図
り、同時に処理原価の削減も目指すものです。本設備はグループ会社である富士車輌株式会社(以下「富士
車輌」、滋賀県守山市)がプロセス設計及び施工を行ったもので、富士車輌製破砕機を含めて国内では初と
なる高速光学選別機を導入し、処理能力の向上と分析選別機による品質担保の両立を図ってまいります。
本設備は、特に廃プラスチックのリサイクルにおいて、TRE グループの成長戦略である「高度循
環型社会の実現に向けたリサイクル事業の深化」に資する取り組みです。


RPF(Refuse derived paper and plastics densified Fuel):マテリアルリサイクルが困難な古紙及び廃
プラスチック類を主原料とした高品位の固形燃料

2.選別・破砕設備ラインの概要
処理方法 破砕・圧縮
処理能力 94t/日(破砕・圧縮施設一式)
許可品目 廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず



3.業績の見通し
本件が連結業績予想に与える影響は軽微です。その波及効果も含めて、長期的には連結業績の向
上に貢献していくものと考えております。
川崎 RC の処理フロー図




今般導入した選別・破砕設備ライン


以上



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