厚生労働省が所管する労働安全衛生総合研究所と共同研究

2018 年 11 月 29 日
株式会社 アドバンテッジ リスク マネジメント
代表取締役社長 鳥越 慎二
(東証第一部 コード 8769)


厚生労働省が所管する労働安全衛生総合研究所と共同研究
~長時間労働と健康問題の因果関係を調査するコホート研究に参画~

株式会社アドバンテッジ リスク マネジメントは、独立行政法人労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所
(以下、安衛研)による職域コホート研究に参画いたします。研究を通じ、長時間労働など過労死等のリスク要因と
長期的な健康影響との関係を明らかにします。なお当研究は、安衛研と当社、ニッセイ情報テクノロジー株式会社
を合わせた 3 者共同で実施いたします。

このたび当社が参画する研究は、安衛研が実施する「過労死等の実態解明と防止対策に関する総合的な労働
安全衛生研究」(*1)の一プロジェクトとして実施するものです。ストレスチェックのデータ、健康診断結果および生活
習慣等のデータと勤怠データを掛け合わせ、各因子と過労による健康問題との関係を数年間にわたり追跡調査
いたします。
当社は、許諾を得た顧客企業および従業員から各種データを収集し、分析いたします。当社は、機微情報を
取り扱える高度なセキュリティ環境、心理学や統計学に長けた子会社の ARM 総合研究所、250 万人を超える
ビッグデータ分析の実績を強みとしています。
過労死および過労による健康問題に影響する諸要因の解明をめざし、得られた知見をもとに有効な防止策の
ご提案につなげることは社会貢献であると当社は捉えています。また労働者の生産性を損なうリスクを心身の両面
から明らかにしていくことは、企業の安全衛生活動や健康経営(*2)支援を行う当社の使命でもあります。数万名
規模のデータに基づき、長時間労働がもたらす影響を調査する職域コホート研究は進めるべきものであり、本研究
は大変意義のあるものといえます。公的機関と連携し、さらに意義のある研究にできるよう、取り組んでまいります。


*1 厚生労働省は、労働者の福祉の増進に寄与することを目的とし、労災疾病臨床研究について補助を行っています。安衛研が実施する「過労死

等の実態解明と防止対策に関する総合的な労働安全衛生研究」は「平成 30 年度労災疾病臨床研究事業費補助金」の採択課題として、厚生労働

省の補助対象となっています。

*2 「健康経営」は特定非営利法人健康経営研究会の登録商標です。



■株式会社アドバンテッジ リスク マネジメント(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:鳥越 慎二)
1995 年、休職者の所得を補償する保険「GLTD(団体長期障害所得補償保険)」専業代理店として創業。
2002 年より、日本で初めてストレスチェックを取り入れた予防のための EAP(従業員支援プログラム)サービスの提供を開始。
現在はストレスチェック義務化に対応したメンタルサポートプログラム「アドバンテッジ タフネス」から、エンゲージメント向上や
メンタルタフネス度向上を目的とした組織や個人の課題に応じたソリューションを提供。
そのほか、EQ(感情マネジメント力)とストレス耐性を見極める採用検査「アドバンテッジ インサイト」や各種研修など、メンタル
ヘルスを強みとしたソリューションメニューを展開している。
2017 年 12 月に東京証券取引所 市場第一部銘柄に指定。




【お問い合わせ先】
株式会社 アドバンテッジ リスク マネジメント http://www.armg.jp
(取材・広報に関して) 経営企画部 : 小林 幸子 TEL:03-5794-3890/pr-info@armg.jp

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