発行体格付に関するお知らせ

2015 年 1 月 22 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 阿部 修平
(東証JASDAQ スタンダード:8739)


発行体格付に関するお知らせ
方向性を「ポジティブ」へ変更


当社は、本日、格付会社の株式会社格付投資情報センターより、発行体格付について「BBB-」(格付の
方向性:安定的)から「BBB-」(格付の方向性:ポジティブ)へと格付の方向性を変更された旨の通知を受けま
したので、お知らせいたします。
なお格付の定義などにつきましては、株式会社格付投資情報センターのホームページ等をご参照下さい。


(参考)
「株式会社格付投資情報センター」による格付の方向性変更の理由(抜粋)
2012年度まで厳しい運用環境が続き、運用資産残高(AUM)は大きく減った。日本株式市場の回復後も資金の流入が本格化せ
ず、AUMの増加は緩やかだった。ただ、足元では、投資パフォーマンスの改善もあって、資金の動きに変化が出てきた。AUMの4割超を
占める韓国もウォンベースで増加に転じている。全体としてAUMの増加基調は定着しつつあり、継続的な残高の積み上がりを期待でき
る状況になってきた。
基礎収益(手数料控除後の残高報酬から経常的経費を差し引いた額)も赤字になるまで収益力が低下したが、人件費やオフィス関
連費用など経費を削減し、収支構造の改善を図った。環境変化で、ビジネス基盤拡充の局面に入っており、経費は年換算32億円レ
ベルまで増加しているが、組織の極端な拡大はなく、良好な収支構造を維持している。AUMが2014年12月末で8000億円超まで戻り、
収益力は回復基調にある。
保守的な財務運営方針を堅持している。通常、シードマネーと経費以外は資金を必要としないビジネスモデルで、有利子負債は少な
く実質無借金で資本負債構成も良好だ。買収で発生したのれんの処理も進み、かつて懸念していた投資有価証券やのれんの減損に
よって急激に資本負債構成が悪化する可能性は低下している。
以上のような状況を判断し、格付は維持したものの、方向性をポジティブに変えた。資金流入の本格化によるAUMの増加基調が定
着するとともに、AUMの積み上げで運用の安定性が目に見えて高まったり、残高報酬率が60ベーシスを上回って推移したりするようにな
るなど、収益基盤の一層の強化が確認できれば、格上げを検討する。


株式会社格付投資情報センター ホームページアドレス:
http://www.r-i.co.jp/jpn/




■ 本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 経営管理部
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101

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