第12回「ART IN THE OFFICE 2019」選出作品完成のお知らせ

2019 年 7 月 17 日
各 位

マ ネ ッ ク ス グ ル ー プ 株 式 会 社
代 表 執 行 役 社 長 C E O 松 本 大
( コ ー ド 番 号 8 6 9 8 東 証 第 一 部 )


第 12 回「ART IN THE OFFICE 2019」選出作品完成のお知らせ
マネックスグループ株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長 松本大)が、社会貢献活動並びに社員
啓発活動の一環として実施している「ART IN THE OFFICE 2019」の選出作品、吉田桃子氏(“吉”は、土の
下に口)の「first "I.U" zone.2」が完成したことをお知らせします。




(写真)マネックスグループ株式会社 プレスルーム(GALAXY)
「ART IN THE OFFICE 2019」作品 吉田桃子/「first "I.U" zone.2」
/2019 年/ポリエステル布、アクリル絵具/サイズ可変


◆作品および受賞アーティスト
1.作品タイトル:「first "I.U" zone.2」吉田桃子
吉田氏は 2 日間にわたるマネックス社員とのワークショップを通じて、あるテーマに基づく「顔」のイメー
ジを作り上げた後、オフィスに約 1 週間滞在し、社員とともに作り上げたその「顔」を巨大かつ透明感ある
ペインティングとして完成させました。プレスルームの壁に並んだ、デジタルディスプレイを模した横長の
画面に描かれたイメージ世界は、顔のアップでありながらどこか浮遊感をまとい、仮想空間と現実空間を行
き来するかのように、私たちの前に立ち現れます。

2. 「ART IN THE OFFICE 2019」受賞アーティスト 吉田桃子氏 プロフィール
1989 年兵庫県生まれ、2016 年京都市立芸術大学院修士過程修了。音楽を聴いているとき
の高揚感や頭に浮かぶ映像的イメージを絵画の形式に閉じ込め、 観る人にその高揚感を共
有させる装置とする作品制作を行っている。 アートアワードトーキョー丸の内 2016 三菱
地所賞受賞、 2016 年京都市立芸術大学大学院市長賞受賞。 これまでの個展に、scene UKH

ver.3.1」ART ZONE/京都(2017)「scene UKH ver.3」三菱一号館美術館歴史資料室/

東京(2017) 、グループ展に「Kyoto Art for Tomorrow 2019-京都新鋭選抜展-」京都
文化博物館(2019)「京芸 transmit program 2018」京都市立芸術大学ギャラリー

@KCUA/京都(2018)などがある。
吉田桃子氏 website:https://mt0991.wixsite.com/rainbowpicha/home

3. 吉田桃子氏コメント
今回の作品のメインになる中央の一枚は、2 日間にわたる社員の方とのワークショップの中で生まれたもの
です。ワークショップ 1 日目は、
「もう一人の自分」というテーマでそれぞれが「顔」を描くことから始まり
ました。そして、何故そのような顔になったのか、その人物の性格や環境など含め発表してもらい、参加し
て下さった方たちと共有しました。2 日目は「マネックスのプレスルームに似合う顔」というテーマで、参


加者全員で一つの顔を作り上げるというものでした。それぞれが持っている会社のイメージや自分と会社と
の関わり方には、共通の部分と相反する部分があり、それらを元に設定する「見た目のイメージ」を話し合
いの中で選んだり、新たな要素を足しながら一つの「顔」という造形にまとめあげていく行為は、とてもク
リエイティブなものでした。また、初対面でありながら、それぞれの少しだけ深い部分に触れることができ
た、刺激的な時間でもありました。
最終的に絵の中に現れた人物は、ジェンダーレスかつどこかアーティスティックな雰囲気もあり、これから
の時代に問いを投げかけているようにも見えます。ワークショップ、そして 5 日間の滞在制作の間に生まれ
たものが私のもとを離れ、これからこの部屋に訪れる人たちの中で生まれる、新たなストーリーのきっかけ
のような存在となることを願っています。


4. 「ART IN THE OFFICE」プログラム
「ART IN THE OFFICE」は、現代アートが未開拓の表現を追求し、社会の様々な問題を提起する姿勢に共
感し、当社を通じて新進気鋭の現代アートアーティストを支援する場づくりをしたいとの想いから、NPO 法
人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト](以下、[AIT/エイト] )の運営協力を得て、2008 年に生ま
れたプログラムです。受賞アーティストは当社に一定期間滞在し、社員との交流を重ねながら、オフィス空
間での滞在制作を行います。公募により選出された 1 名(1 組)のアーティストに対し、社内のプレスルー
ムを応募作品の発表の場として約一年間提供します。選出されたアーティストには 50 万円の賞金および 10
万円の制作費が支払われる他、マネックスグループの統合報告書などへの本作品画像の掲載や、オリジナル
ノベルティのデザインに利用される予定です。また、受賞者には[AIT/エイト]主催「現代アートの学校 MAD
2019」の一部を無料で受講できる機会が提供されます。

本プログラムは、2019 年に公益社団法人企業メセナ協議会の認定制度「This is MECENAT 2019」に選定さ
れ、2012 年には公益財団法人日本デザイン振興会(JDP)が主催する「2012 年度グッドデザイン賞」 マー (G
ク)を受賞している取組です。

今後も本プログラムを通じて、受賞アーティストの更なる活躍を期待すると共に、昨年 11 月に発表したブラ
ンドスローガン「For Creative Minds」に基づき、従来の枠組みを超えた新しい発想や 1 つの物事にさまざ
まな視点を持つ柔軟性を社員が養い、創造性を携えて、さらに時代をリードする形へとマネックスを前進さ
せます。




(報道関係者様のお問い合わせ先)
マネックスグループ株式会社 コーポレートコミュニケーション室 加藤 電話 03-4323-8698
(株主・投資家様のお問い合わせ先)
マネックスグループ株式会社 経営管理部 IR 担当 出本、仲野 電話 03-4323-8698





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