金融情報分析AI 開発企業「ゼノデータ・ラボ」との業務資本提携に関するお知らせ

NEWS RELEASE
株式会社岡三証券グループ(コード 8609) 代表者:取締役社長 新芝 宏之
上場取引所:東証・名証(市場第一部) 住 所:東京都中央区日本橋 1-17-6

平成 29 年 11 月 22 日

各 位

金融情報分析 AI 開発企業「ゼノデータ・ラボ」との
業務資本提携に関するお知らせ


当社子会社の岡三証券株式会社では、このたび、独自の技術により自然言語を理解して企業
分析を行う人工知能を開発する株式会社 xenodata lab.(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:
関洋二郎、以下「ゼノデータ・ラボ」)との間で、業務資本提携を行うことといたましたので、
下記のとおりお知らせいたします。





1.提携の概要
岡三証券では、このたびゼノデータ・ラボが同社技術の実用化、事業化のための資金調達
を目的として計 8 社に対して実施した総額 2 億 5 千万円の第三者割当増資の一部を引き受け、
出資いたしました。また、ゼノデータ・ラボが提供する決算レポート自動作成サービスを
既に試験導入しており、主にリサーチ業務および機関投資家向け情報提供において活用を
進めております。

また当社グループでは、当期からの中期経営計画「BEYOND 2020」においてグループ力
強化施策の一つとして FinTech 対応を掲げており、FinTech 戦略の推進と証券業務への活用
を目的としたグループ横断プロジェクト「金融 IT イノベーション推進プロジェクト」を立ち
上げて様々な検討を進めております。このたびのゼノデータ・ラボとの業務資本提携も、
これら FinTech への取り組みの一環であります。


<業務資本提携の流れ>




OKASAN SECURITIES GROUP INC.
<ゼノデータ・ラボによるレポート自動作成サービスのイメージ>




(※1)




(※2)



出処:ゼノデータ・ラボ

※1 xenoFlash: 決算発表内容をビジュアル化したレポートを自動作成するサービス
※2 xenoStory: 決算分析文章を自動作成するサービス




2.今後の見通し
今後、ゼノデータ・ラボが提供するサービスの解析対象は決算発表データ以外にも広がる
計画であり、上場企業の将来予測データの開発による先進的なサービス拡充などが期待され
ます。当社グループでは、岡三証券をはじめとするグループ各社における活用拡大の可能性
を引き続き検討し、FinTech 時代に相応しいサービスの提供体制を強化してまいります。
なお、本件による当社の当期連結業績への影響は軽微であります。


以 上




本件に関するお問い合わせは、グループ広報部 田中(03-3275-8248)までお願いいたします。




OKASAN SECURITIES GROUP INC.
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3548