岡三キャピタルパートナーズによる株式会社キノファーマへの投資に関するお知らせ

NEWS RELEASE
株式会社岡三証券グループ(コード 8609) 代表者:取締役社長 新芝 宏之
上場取引所:東証・名証(市場第一部) 住 所:東京都中央区日本橋 1-17-6

2021 年 12 月 15 日

各 位

岡三キャピタルパートナーズによる
株式会社キノファーマへの投資に関するお知らせ

当社子会社の岡三キャピタルパートナーズ株式会社(所在地:東京都中央区、代表者:
取締役社長 小塚正樹)は、同社が運営するファンドを通じて、バイオベンチャー企業である
株式会社キノファーマ(所在地:東京都中央区、代表者:代表取締役社長 黒石眞史、以下
「キノファーマ社」)に投資をいたしましたので、お知らせいたします。


出資の背景と目的
キノファーマ社は、京都大学大学院医学研究科の萩原正敏教授による次世代抗ウイルス治
療薬に関する研究結果を事業化するために、2005 年に設立されたベンチャー企業です。キノ
ファーマ社は、 (ヒトパピローマウイルス)
HPV の抗ウイルス薬などを開発中で、なかでも CIN
(子宮頸がんの前がん症状である子宮頚部上皮内腫瘍)の抗ウイルス薬については現在臨床
試験が進行中です。
子宮頸がんは年間 1 万人を超える罹患者があり、死亡者数も増加傾向で近年は約 3 千人近
くが死亡しています。自治体などでの健診によってその前がん状態である CIN はステージ 2
と 3 合わせて年間 9 万人近くが発見されているものの、現時点では治療薬がなく、経過観察
を行い悪化してきたら切除するしかない状況です。欧米などではワクチン接種が進んでいる
国もありますが、わが国におけるワクチン接種率は対象年齢層の数パーセントにすぎず、同
社が開発中の CIN 治療薬の開発が進み医薬品として販売されるに至れば、その社会的意義は
大きいといえます。
岡三キャピタルパートナーズ株式会社は、キノファーマ社の抗ウイルス薬に関する研究の
先進性と独自性、またこれまで世に無かった CIN(子宮頸がん前がん状態)治療薬開発の社会
的意義に注目し、新株の引受に応じました。


(キノファーマ社 概要)
会 社 名:株式会社キノファーマ
代 表 者:代表取締役社長 黒石眞史
所 在 地:東京都中央区日本橋本町 3 丁目 11 番 5 号
日本橋ライフサイエンスビルディング 2 705 号
事業内容:子宮頚部上皮内腫瘍(CIN)治療薬開発ほか
設 立:2005 年 4 月


以 上
本件に関するお問い合わせは、広報 IR 部(03-3275-8248)までお願いいたします。

OKASAN SECURITIES GROUP INC.

3301