デジタルガレージと大和証券グループ、次世代技術を有するグローバルのスタートアップ企業に向けた「DG Lab2号ファンド」を組成
2019 年 8 月 30 日
各 位
株式会社大和証券グループ本社
株式会社デジタルガレージ
デジタルガレージと大和証券グループ、次世代技術を有する
グローバルのスタートアップ企業に向けた「DG Lab2 号ファンド」を組成
〜200 億円規模で、ブロックチェーン、AI、VR/AR、セキュリティ、バイオヘルスを対象に展開〜
株式会社大和証券グループ本社(東証一部 8601、本社:東京都千代田区、執行役社長:中田 誠
司、以下:大和証券グループ)と、株式会社デジタルガレージ(東証一部 4819、本社:東京都渋
谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループ CEO:林 郁、以下:DG)が合弁で設立した株式会社
DG Daiwa Ventures(本社:東京都千代田区、代表取締役:大熊 将人、荻野 明彦、以下:DG Daiwa
Ventures)は、次世代技術を有するグローバルのスタートアップ企業に向けた投資ファンド「DG
Lab Fund II E.L.P. Cayman」(通称:DG Lab2 号ファンド)を組成しました。
DG Lab2 号ファンドは、「DG Lab1 号投資事業有限責任組合」(通称:DG Lab1 号ファンド)と同
様に、オープンイノベーション型の研究開発組織「DG Lab」と連携のうえ、DG Lab が研究開発を
推進する「ブロックチェーン」「AI」「VR/AR」「セキュリティ」「バイオヘルス」の 5 つの重点
、 、 、 、
分野を投資対象領域とし、国内外の有力なスタートアップ企業への投資を実行します。DG Lab2
号ファンドは、様々な分野で業界をリードする企業の参画や、オープンイノベーション方式で研
究開発を行う DG Lab と連携することで、 多様化するスタートアップシーンを的確に把握し最先端
の技術動向を理解した上で、それぞれの分野における優良なスタートアップ企業を峻別して投資
を実行します。
DG は DG Lab の活動および、これまでに培ってきた戦略パートナー企業や有力投資家を結ぶネ
ットワークを通じて、 Lab2 号ファンドが優良なポートフォリオを形成することに貢献します。
DG
大和証券グループは、これまで総合証券グループとして蓄積した豊富なノウハウを DG Lab2 号フ
ァンドの運営に活用します。2019 年8月末時点で DG Lab 2 号ファンドへ出資参画が確定してい
るのは、DG Lab の既存コアパートナーである株式会社カカクコム、KDDI 株式会社らに加え、三井
住友信託銀行株式会社、損害保険ジャパン日本興亜株式会社をはじめとする企業群で、総額 100
億円を超える第一次募集が完了します。2020 年3月までにファイナルクローズし、最終的なファ
ンド総額として 200 億円程度を目指します。DG Daiwa Ventures は、DG Lab1 号ファンドと DG Lab2
号ファンドをあわせて総額約 300 億円のファンド運用を目指します。
<本件のストラクチャー>
DG Lab ファンドは、高い技術力を有するエンジニアが所属する DG Lab との連携による、イン
キュベーション機能を包含しており、複数の実績を作ってきています。例えば、ブロックチェー
ン金融サービスの開発を目的に DG と投資先の Blockstream 社 (本社:カナダ・ヴィクトリア、CEO:
Adam Back)、出資社の東京短資株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:後 昌司)との
合弁で設立した株式会社 Crypto Garage(本社:東京都渋谷区、代表取締役:大熊 将人)は、2019
年 1 月に金融分野第 1 号となる内閣府「規制のサンドボックス制度」の認定を取得しました。本
サンドボックス制度のもと、円建てトークンを発行し、暗号資産と同時交換する決済サービスの
実証実験を、複数の事業パートナーの協力を得て開始しています。今後は、さらにビットコイン
ベースのブロックチェーン上で独自暗号通貨を発行できる汎用フレームワーク「DG Lab DVEP
(Digital Value Exchange Platform) TM など、DG Lab のブロックチェーン分野での開発資産や、
」
AI 分野で研究を進める次世代データテクノロジー、 スマートシティインキュベーションやバイオ
ヘルス分野にも展開するアクセラレータープログラム「Open Network Lab」等との連携を通じ、
出資先の事業育成推進とオープンイノベーションを加速します。
また、北米と日本、アジア、欧州をつなぐグローバルネットワーク(グローバルインキュベー
ションストリーム)をはじめとする、DG グループが保有する世界中の豊富なディールソースから
投資先を選定することが可能な為、グローバルな視点で優良なスタートアップ企業を峻別して投
資し、投資リターンの最大化を目指します。これらの優位性を最大限に活かせるよう、数多くの
実績・ノウハウを持つ大和証券グループがファンド運営を担っています。DG Lab ファンドは、DG
グループが持つ投資ネットワーク・インキュベーション能力と大和証券グループが持つファンド
運営ノウハウを併せ持つ新しい仕組みのベンチャー投資ファンドとして、今後も展開を加速させ
ていきます。
【DG Daiwa Ventures について】https://dg-daiwa-v.com/
次世代技術を有するスタートアップ企業への投資及び事業育成支援を目的に、 と大和証券グ DG
ループが合弁で設立したベンチャーキャピタル。 「ブロックチェーン」「AI」「VR/AR」「セキュ
、 、 、
リティ」「バイオヘルス」の 5 つの技術分野を対象に、DG が持つ投資ネットワーク・インキュベ
、
ーション能力と、大和証券グループが持つファンド運営ノウハウを掛け合わせることで、投資先
の成長を加速。
【DG Lab について】https://www.dglab.com/
DG と株式会社カカクコム (東証一部 2371、 本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:畑 彰之介) 、
株式会社クレディセゾン (東証一部 8253、 本社:東京都豊島区、 代表取締役会長 CEO:林野 宏)、
KDDI 株式会社(東証一部 9433、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:髙橋 誠)が共同で運
営するオープンイノベーション型研究開発組織。協賛パートナーとして、株式会社大和証券グル
ープ本社、TIS 株式会社、株式会社りそな銀行が参画。
※本プレスリリースは、大和証券グループと DG、DG Daiwa Ventures による投資運用業務の提供
や特定の運用商品の勧誘を目的とするものではありません。 また大和証券グループと DG、 Daiwa
DG
Ventures は本プレスリリースにより上記のファンド等について勧誘を行うものではありません。
以 上
お問い合わせ先:
大和証券グループ本社 広報部 山村・青山・上岡・橋本(Tel.03-5555-1165)
8020
新着おすすめ記事
-
綿半ホールディングス
-
フューチャーリンクネットワーク
-
アライドアーキテクツ