和歌山県西牟婁郡上富田町におけるバイオマス発電所の運転開始について

令和 2 年 6 月 10 日
各 位
会社名 株式会社大和証券グループ本社
代表者名 執行役社長 中田 誠司
(コード番号 8601 東証・名証(第 1 部))




本日、大和エナジー・インフラ株式会社よりプレスリリース「和歌山県西牟婁郡上富田町
におけるバイオマス発電所の運転開始について」を発表いたしましたので、ご報告申し上げ
ます。




以 上
令和 2 年 6 月 10 日
各 位
大和エナジー・インフラ株式会社


和歌山県西牟婁郡上富田町におけるバイオマス発電所の運転開始について

大和エナジー・インフラ株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 松田守正/以下、
「当社」といいます。)は、グリーン・サーマル株式会社(代表取締役:滝澤 誠 本社:
東京都港区)と共同開発しておりました和歌山県西牟婁郡上富田町のバイオマス発電所(以
下「本発電所」といいます。)が、令和 2 年 6 月 10 日に完成し、同日より商業運転を開始
したことをお知らせいたします。
本発電所は、用地約 1.5ha、送電容量 6,000kW の規模であり、本件向けに設立された DS
グリーン発電和歌山合同会社に当社が資金拠出し、グリーン・サーマル株式会社による監
修のもと、開発を進めておりました。
本発電所の商業運転開始後は、グリーン・サーマル株式会社の子会社であるグリーンサ
ーマル和歌山株式会社に、本発電所の運営業務を委託することにより、長期安定した運用
を行います。
大和証券グループは、過去 10 年以上にわたり、社会課題の解決に資する金融商品の開発
と提供に尽力してまいりました。2018 年には、SDGs 達成に向けてこれらの取り組みを加
速させるべく、『SDGs 推進委員会』(委員長:代表執行役社長 中田誠司)を設置してお
ります。また本年 4 月には執行役副社長 田代桂子が SDGs 担当に就任し、SDGs の期限で
ある 2030 年に向けて、今後さらなる施策の推進に努めてまいります。本発電所の商業運転
開始は、国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)における「エネルギーをみんなに、そ
してクリーンに」「住み続けられるまちづくりを」「気候変動に具体的な対策を」「陸の
、 、 、
豊かさも守ろう」に資するものと考えており、本取り組みを通じ、当社グループは再生可
能エネルギー事業を推進するとともに、引き続き持続可能な社会の創造に向けて貢献して
まいります。
当社は、今後もグリーン・サーマル株式会社と協働して、バイオマス発電所への開発投
資を積極的に推進し、日本の森林の適切な保全並びに地域経済の活性化に貢献してまいり
ます。
なお、本件は当社の親会社である株式会社大和証券グループ本社において、金融商品取
引所が定める適時開示基準に該当いたしません。


1. 本発電所の概要
名称 紀南バイオマス発電所
所在地 和歌山県西牟婁郡上富田町生馬字松尾 317 番地 42 他
敷地面積 約 1.5ha
送電容量 6,000kW
想定年間電力量 4,800 万 kWh
(一般家庭 約 1.3 万世帯分の年間使用電力に相当)
(※1 世帯あたり 3,650kWh で算出)




2. SDGs 17 の目標 ※本件は以下 4 つの目標に資するものです。
【目標 7 】 : エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
バイオマス発電への投資を通じた再生可能エネルギーの導入を推進します。
【目標 11 】 : 住み続けられるまちづくりを
地域分散型電源として、将来的なスマートシティ構想の実現に寄与します。
【目標 13】 : 気候変動に具体的な対策を
非化石電源への投資を通じて CO2 の発生を抑制し、地球温暖化防止に寄与します。
【目標 15】 : 陸の豊かさも守ろう
バイオマス発電所での未利用材の利用は、森林の維持に寄与します。


以 上

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