自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)フォーラムへの参画について

2022 年 9 月 16 日
各 位
株式会社大和証券グループ本社
大和アセットマネジメント株式会社




自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)フォーラムへの参画について

株式会社大和証券グループ本社(本社:東京都千代田区、代表執行役社長:中田 誠司、以下
「大和証券グループ本社」)と、資産運用会社である大和アセットマネジメント株式会社(本社:
東京都千代田区、代表取締役社長:小松 幹太、以下「大和アセットマネジメント」
)は今般、自
然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures、
以下「TNFD」)の趣旨に賛同し、TNFD フォーラムへ参画しました(※)



本年 12 月には生物多様性条約第 15 回締約国会議(COP15)の開催が予定されており、
生物多様性への取組みに関する新たな世界目標の採択に向けて、国際的な議論が加速しています。
また企業には、自社の事業活動が自然環境に及ぼす影響等について情報開示を求める機運が高ま
っています。このような状況を踏まえ、大和証券グループ本社および大和アセットマネジメント
が、同時に TNFD フォーラムへ参画することにより、TNFD が目指す「ネイチャーポジティブ」
(自
然への良い影響)へ資金の流れを転換する取組みを、グループを挙げて推進していきます。


大和証券グループは、経営ビジョン「2030Vision」に掲げる「貯蓄から SDGs へ」をコアコンセ
プトに、資金循環の仕組みづくりを通じた SDGs の実現を目指します。2021 年 6 月には、
「環境・
社会関連ポリシーフレームワーク」を策定し、投融資等に際して生物多様性の喪失にも留意する
リスク管理体制を整備しました。また、大和アセットマネジメントは自然資本を ESG 重要課題の
一つと位置付けて、投資先である企業等や社会の持続可能性の維持・向上に資するべくスチュワ
ードシップ活動を行っています。今後もステークホルダーの皆様と共に、SDGs や ESG に資する取
組みを通じた中長期的な企業価値の向上およびサステナブルで豊かな社会の創造に努めてまい
ります。


※ TNFD は、国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)
、国連開発計画(UNDP)、世界自然保
護基金(WWF)、および Global Canopy により 2021 年 6 月に正式に発足した、自然関連の財務
情報を開示する枠組みの開発・提供を目指す国際イニシアティブ。
TNFD フォーラムは、TNFD の議論をサポートするステークホルダー組織。


以 上
(ご参考)大和証券グループの SDGs に関する取組み:
https://www.daiwa-grp.jp/sdgs/?cid=ad_eir_sdgspress

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