名古屋鉄道株式会社サステナビリティボンド発行のお知らせ

2021 年 12 月 10 日
各 位
会社名 株式会社大和証券グループ本社
代表者名 執行役社長 中田 誠司
(コード番号 8601 東証・名証(第 1 部))


名古屋鉄道株式会社
サステナビリティボンド発行のお知らせ


このたび、株式会社大和証券グループ本社傘下の大和証券株式会社は名古屋鉄道株式会社(以下、「名古
屋鉄道」)が発行する名古屋鉄道株式会社第 65 回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(サステナビリティボ
ンド※1)100 億円の引き受けにおける事務主幹事および Sustainability Finance Structuring Agent※2 を務め
ましたので、その概要についてお知らせいたします。


名古屋鉄道では、「地域価値の向上に努め、永く社会に貢献する」という使命のもと、2018 年 3 月には名鉄グ
ループ長期ビジョン「VISION2030~未来への挑戦~」を策定し、地域と共に生きる企業として、モビリティの提供
やまちづくりを通した新たな魅力や価値を創造し続けるとともに、変化する社会のニーズを積極的に取込み、新た
なライフスタイル・豊かな生活の実現をサポートすることで、持続的な成長を目指しています。また、2021 年 9 月
には「名鉄グループ サステナビリティ基本方針」を策定し、「地域を活性化する事業+社会を支える事業」の推進
により、「持続可能な社会の実現」を目指すことを宣言しています。
このような取組みを推進していくため、この度、サステナビリティボンドによる資金調達を決定しました。


名古屋鉄道は、本件において作成したフレームワークのサステナビリティファイナンスとしての適合性について、
株式会社格付投資情報センター(以下、「R&I」)より、国際資本市場協会(ICMA)の定める「サステナビリティボ
ンド・ガイドライン(Sustainability Bond Guidelines)2021」、「グリーンボンド原則(Green Bond Principles)
2021」および「ソーシャルボンド原則(Social Bond Principles)2021」、環境省の定める「グリーンボンドガイドラ
イ ン ( Green Bond Guidelines ) 2020 」 、 金 融 庁 の 定 め る 「 ソ ー シ ャ ル ボ ン ド ガ イ ド ラ イ ン (Social Bond
Guidelines)2021 」 、 ロ ー ン マ ー ケ ッ ト ア ソ シ エ ー シ ョ ン ( LMA ) 等 の 「 グ リ ー ン ロ ー ン 原 則 ( Green Loan
Principles)2021」および「ソーシャルローン原則(Social Loan Principles)2021」並びに環境省の「グリーンロ
ー ン 及 び サ ステナ ビ リ ティ ・ リ ン ク ・ ロ ー ン ガ イド ライ ン ( Green Loan and Sustainability Linked Loan
Guidelines)2020」に適合している旨のセカンドオピニオンを取得しております。
URL: https://www.r-i.co.jp/news_release_suf/2021/11/news_release_suf_20211124_jpn_04.pdf
 サステナビリティボンドの概要
社債の名称 名古屋鉄道株式会社第 65 回無担保社債
(社債間限定同順位特約付)(サステナビリティボンド)
社債総額 100 億円
発行価格 各社債の金額 100 円につき金 100 円
発行年限 7年
利率 年 0.200%
払込期日 2021 年 12 月 16 日
償還期限 2028 年 12 月 15 日
取得格付 A+(JCR)、A(R&I)
資金使途 サステナビリティファイナンス・フレームワークで定めた事業の新規フ

ァイナンス資金またはリファイナンス資金
①新型車両 9500 系・9100 系の導入

②駅や保有施設の照明の LED 化
③犬山エリアの観光活性化

④エリア版 MaaS 開発
Sustainability Finance Structuring 大和証券株式会社
Agent
財務代理人 株式会社三菱 UFJ 銀行


(※1)サステナビリティボンド

企業や地方自治体等が、国内外のグリーンプロジェクトおよびソーシャルプロジェクト双方に要する資金を調達するために発

行する債券

(※2)Sustainability Finance Structuring Agent

サステナビリティファイナンス・フレームワークの策定およびセカンドパーティーオピニオン等外部の第三者評価の取得に関す

る助言等を通じて、サステナビリティボンドの発行支援を行う者



大和証券グループは、2018 年に SDGs 推進委員会を設置し、経営戦略の根底に SDGs の観点を取り入れる
と共に、持続可能な社会の実現に資する商品・サービスの提供に努めてまいりました。本年 5 月には、経営ビジョ
ン“2030Vision”を策定・公表し、「貯蓄から SDGs へ」をコアコンセプトに、資金循環の仕組みづくりを通じた
SDGs の実現を目指しています。当債券の引き受けはそうした取組みの一環であり、今後も当社グループは、サ
ステナブルで豊かな社会の創造に向けて貢献してまいります。
以 上


(ご参考)大和証券グループの SDGs に関する取組み:
https://www.daiwa-grp.jp/sdgs/?cid=ad_eir_sdgspress
お取引にあたっての手数料等およびリスクについて


手数料等およびリスクについて
 株式等の売買等にあたっては、「ダイワ・コンサルティング」コースの店舗(支店担当者)経由で国内委
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必要となります。また、外国株式等の外国取引にあたっては約定代金に対して最大0.99000%の国内
取次手数料(税込)に加え、現地情勢等に応じて決定される現地手数料および税金等が必要となりま
す。
 株式等の売買等にあたっては、価格等の変動(裏付け資産の価格や収益力の変動を含みます)による
損失が生じるおそれがあります。また、外国株式等の売買等にあたっては価格変動のほかに為替相場
の変動等による損失が生じるおそれがあります。
 信用取引を行うにあたっては、売買代金の 30%以上で、かつ30 万円以上の委託保証金が事前に必
要です。信用取引は、少額の委託保証金で多額の取引を行うことができることから、損失の額が差し入
れた委託保証金の額を上回るおそれがあります。
 債券を募集・売出し等により、又は当社との相対取引により売買する場合は、その対価(購入対価・売
却対価)のみを受払いいただきます。円貨建て債券は、金利水準の変動等により価格が上下し、損失
が生じるおそれがあります。外貨建て債券は、金利水準の変動に加え、為替相場の変動等により損失
が生じるおそれがあります。また、債券の発行者または元利金の支払いを保証する者の財務状況等の
変化、およびそれらに関する外部評価の変化等により、損失が生じるおそれがあります。
 投資信託をお取引していただく際に、銘柄ごとに設定された販売手数料および運用管理費用(信託報
酬)等の諸経費、等をご負担いただきます。また、各商品等には価格の変動等による損失を生じるおそ
れがあります。


ご投資にあたっての留意点
 取引コースや商品毎に手数料等およびリスクは異なりますので、上場有価証券等書面、契約締結前交
付書面、目論見書、等をよくお読みください。
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いものもあります。


商号等:大和証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第108号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般
社団法人第二種金融商品取引業協会

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