新生銀行グループと大和エナジー・インフラによるメザニンファイナンスの提供について

2020 年 10 月 30 日
各 位
会社名 株式会社大和証券グループ本社
代表者名 執行役社長 中田 誠司
(コード番号 8601 東証・名証(第 1 部))




本日、大和エナジー・インフラ株式会社よりプレスリリース「新生銀行グループと大和エ
ナジー・インフラによるメザニンファイナンスの提供について」を発表いたしましたので、
ご報告申し上げます。




以 上
2020 年 10 月 30 日

株式会社新生銀行
大和エナジー・インフラ株式会社

新生銀行グループと大和エナジー・インフラによるメザニンファイナンスの提供について
~国内再生可能エネルギーに関するメザニンファイナンスの組成~

株式会社新生銀行(東京都中央区、代表取締役社長 工藤 英之)と大和エナジー・インフラ株式会
社(東京都千代田区、代表取締役社長:松田 守正)は、新生信託銀行株式会社(東京都中央区、代表
取締役社長 栗原 美江)を通じて、再生可能エネルギー発電事業向けプロジェクトファイナンスにお
けるメザニンファイナンスの提供を、10 月 28 日から開始します。


本件は、数多くのプロジェクトファイナンスの組成実績を有する新生銀行と、再生可能エネルギー
発電への投資ノウハウを有する大和エナジー・インフラが協力することで、シニアローンやエクイティ
以外の多様なファイナンス手段を再生可能エネルギー発電事業者に提供し、環境にやさしい発電事業を
促進していくことを目的としています。


メザニンファイナンスの提供により、主に以下のような事業者ニーズに対応していきます。
① プロジェクトコストの大型化に伴う事業者のエクイティ資金負担の軽減
② レバレッジの活用によるエクイティ資本効率の改善


大和エナジー・インフラ株式会社は、大和証券グループの投資機能を担い、メガソーラーやウィンド
パワー等の再生可能エネルギーへの投融資を通じて、SDGs 達成への貢献を目指しています。


新生銀行グループは、中期経営戦略の機関投資家ビジネスにおいて、再生可能エネルギーを含むオル
タナティブ投資に対するファインナンスを注力分野と定め、機関投資家との共同投資ビジネスの展開を
一つの切り口として、持続的な成長を目指していきます。今般の取り組みは、これらの戦略を実行して
いくうえで重要な位置づけにあります。


今後両社において、金銭信託を始めとする共同投資スキームによるメザニンファイナンスを、総額 400
億円を目途に共同で積み上げていきます。投融資残高に一定の目途がついた際には、これら金銭債権・
出資持分等を組み入れたファンド組成を行い、ESG/SDGs に取り組む機関投資家に再生可能エネルギー発
電事業向けの新たな投資機会を提供することを目指しております。また、現在の投融資案件は、メガソ
ーラー案件や陸上風力案件が中心となりますが、将来的には今後の急速な市場規模拡大が期待される洋
上風力発電案件に対する投融資の実行についても目指していく方針です。


以 上

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