大分県玖珠町におけるトマト生産の開始について

2020年5月28日
各位
株式会社大和証券グループ本社
大和フード&アグリ株式会社


大分県玖珠町におけるトマト生産の開始について

株式会社大和証券グループ本社(本社:東京都千代田区、以下「当社」)の100%子会社である大和フード
&アグリ株式会社(本社:東京都千代田区、以下「DFA」)は、株式会社みらいの畑から(本社:大分県玖珠郡
玖珠町、以下「『みらいの畑から』」)に資本参加し、大分県玖珠郡玖珠町におけるトマト生産(以下「本ビジネ
ス」)を開始いたしましたことをお知らせいたします。
なお、本件は金融商品取引所が定める適時開示基準に該当いたしません。


1. 本ビジネス参入の背景
大和証券グループは、2018年度からスタートした新中期経営計画「“Passion for the Best” 2020」におい
て、伝統的な証券ビジネスを核としながら、外部ネットワーク、周辺ビジネスの拡大・強化によるハイブリッド型
総合証券グループとしての「新たな価値」の創出を目指しており、DFAは、このグループ戦略の一環として20
18年11月に設立されました。
DFAでは、2019年春、熊本県においてベビーリーフ生産設備を取得したことを皮切りに、農業生産ビジネ
スに参入いたしました。さらに、2020年春には、山形県において株式会社平洲農園に資本参加し、自社グ
ループが自ら手掛ける農業生産ビジネスに新たに参入いたしました。

『みらいの畑から』は、2014年8月の設立以来、大規模栽培ハウス(圃場面積 約1ha)にてトマトを生産し、
出荷を行っております。この度、DFAは、『みらいの畑から』に資本参加し、DFAが有する大規模園芸設備を
利用した栽培及びその運営ノウハウと、大分県玖珠町における夏でも冷涼な地理的優位性を活かし、夏か
ら初冬にかけてトマトを生産するビジネスを開始いたします。『みらいの畑から』の圃場は、株式会社平洲農
園に続き、DFAが自ら農業生産ビジネスを手掛ける2か所目の圃場であります。今後も、DFAでは農業法人
の経営に参画し、大規模化や効率化を追求することで、日本国が解決に向けて取り組むべき社会課題の一
つである農業の活性化に貢献してまいります。

大和証券グループでは、この取り組みは、国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)における「飢餓をゼ
ロに」、「産業と技術革新の基盤をつくろう」に資するものと考えております。




(写真) 『みらいの畑から』圃場の様子
2. 関係当事会社の概要
① 大和フード&アグリ株式会社の概要
商号 大和フード&アグリ株式会社
本社所在地 東京都千代田区丸の内一丁目9番1号
代表者 代表取締役社長 越智 研至
設立 2018年11月1日
事業内容 農業やそれに付随するビジネスに関する投資、運営、管理


② 株式会社みらいの畑からの概要
商号 株式会社みらいの畑から
本社所在地 大分県玖珠郡玖珠町大字山浦字大原野2488-17
代表者 代表取締役社長 久枝 和昇
設立 2014年8月29日
事業内容 トマトの栽培・販売



3. 今後の見通し
本ビジネスへの参入による、当社の2021年3月期の業績等に与える影響は軽微であります。



以上

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