ドイツにおける洋上風力発電所向けの海底送電事業への参画について

2017 年 4 月 25 日
中部電力株式会社
三菱 UFJ リース株式会社

ドイツにおける洋上風力発電所向けの海底送電事業への参画について


中部電力株式会社(代表取締役社長:勝野 哲、本社:名古屋市東区、以下「中部
電力」)と、三菱 UFJ リース株式会社(代表取締役社長:白石 正、本社:東京都
千代田区、以下「MUL」)は、ドイツにおける洋上風力発電所向けの海底送電事業
に共同して参画することといたしましたので、お知らせいたします。


中部電力および MUL が設立した共同出資会社(Chubu Electric Power & MUL
Germany Transmission GmbH)は、三菱商事株式会社(以下「三菱商事」)から、
本事業の事業権を有している三菱商事子会社の株式の 49%を取得することで三菱
商事と合意し、株式譲渡契約を締結いたしました。


中部電力および MUL が、海外の送電事業に参画するのは初めてとなります。


本事業は、北海洋上にある風力発電所を結ぶ、送電亘長が 100km 超となる 4 つ
の海底送電ケーブル(BorWin1、BorWin2、DolWin2、HelWin2)の運営および保守
を行うもので、オランダ国営送電事業者である TenneT Holding B.V.(以下、テネ
ット社)および三菱商事子会社が、その事業権を保有しております。


中部電力は、本事業により長期にわたり安定した収益が期待できるほか、これま
でに培ってきた信頼性の高い送変電保守に関する技術や知見も活用していきたいと
考えております。


MUL は海外社会インフラ事業への投融資を重点施策の一つとして 2016 年度に新
組織を立ち上げております。本事業はその第一弾となり、今後も MUL は、国内外
の社会インフラ事業に積極的に参画してまいります。
以 上


別紙:ドイツにおける洋上風力発電所向けの海底送電事業の概要




<お問い合わせ先> 中部電力 広報部 報道グループ (052)961-3582
三菱 UFJ リース コーポレートコミュニケーション部 (03)6865-3002
別 紙




ドイツにおける洋上風力発電所向けの海底送電事業の概要


1 事業概要
BorWin1 BorWin2 DolWin2 HelWin2
送電容量 40 万 kW 80 万 kW 92 万 kW 69 万 kW
200km 200km 135km 130km
送電亘長 陸上 75km 陸上 75km 陸上 90km 陸上 45km
海底 125km 海底 125km 海底 45km 海底 85km
2017 年度
開発進捗状況 完工済み 完工済み 完工済み
完工予定




2 プロジェクトスキーム図

中部電力 MUL

51% 49%


Chubu Electric Power & MUL
三菱商事
Germany Transmission GmbH

49% 51%


三菱商事子会社(DGT1, DGT2) テネット社

49% 51%


海底送電事業(BorWin1、BorWin2、DolWin2、HelWin2)

以 上

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