北海道岩見沢市における自動運転実証実験へ自動運転EVバスを提供

2022 年 12 月 23 日
News Release


芙蓉総合リース株式会社
代表取締役社長 織田 寛明
芙蓉オートリース株式会社
代表取締役社長 長野 克宣



北海道岩見沢市における自動運転実証実験へ自動運転EVバスを提供
~地産エネルギー活用と降雪環境下の自動運転による地域課題解決~

芙蓉総合リース株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 織田寛明、以下「芙蓉リース」)
は連結子会社である芙蓉オートリース株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 長野克宣、
以下「芙蓉オートリース」)と連携し、芙蓉オートリースが保有する自動運転EVバス「ARMA
(アルマ)
」を北海道岩見沢市北村地区にて実施する自動運転実証実験に提供いたします。


近年、社会課題となっている人口減少や少子高齢化は、岩見沢市においても急速に進行しており、
特に居住地域が広く分散している農業地帯では、電気・地域交通等の生活インフラの維持が困難
になることが懸念されています。
これらの社会課題の解決に向け、岩見沢市や岩見沢市の企業等から構成される「地産地消エネル
ギー推進コンソーシアム」は、環境負荷が少ない市民への新しい交通サービスの提供を目指し、
地産地消エネルギーを活用した自動運転EVバスの実証実験(以下「本実証実験」 を実施します。



芙蓉リースおよび芙蓉オートリースは、業務提携先である株式会社マクニカ(神奈川県横浜市、
代表取締役社長 原一将)と共に開発した「自動運転実証実験支援サービスプログラム」 *1 を
活用し、本実証実験の協力機関として自動運転EVバスを提供し、本実証実験に参画いたします。


芙蓉リースグループは、2022 年度からスタートした新中期経営計画「Fuyo Shared Value 2026」
において、CSV(Creating Shared Value:共有価値の創造)の実践を通じた社会課題の解決と
経済価値の同時実現により、企業グループとしての持続的な成長を目指しております。本実証実
験への参画により、地産エネルギーの有効活用と自動運転車両の普及を推進することで、脱炭素
社会の実現や地域の交通インフラの維持など社会課題の解決に貢献してまいります。





◆本実証実験の概要
日程 2022 年 12 月 22 日(木)~12 月 25 日(日)
場所 北海道岩見沢市北村支所 他
公道走行ルート①:北村支所~高齢者福祉施設
公道走行ルート②:北村支所~中央自治会館
実証内容 ・温泉付随ガスと太陽光から発電した電力の利活用
(自動運転EVバス充電、CO₂排出量削減効果の検証)
・特別豪雪地帯における雪道・降雪環境下での自動運転 EV
バスの公道走行
・地域住民向け移動型ヘルスケアサービスの可能性評価検証


◆本実証実験の自動運転車両/自動運転EVバス「ARMA(アルマ)」
ハンドル・アクセル・ブレーキのないフランス NAVYA 社製の自動運転EVバスで、
国内外の自動運転移動サービス車両として活用されています。




乗客人数:本実証実験においては最大4人(感染症対策のため制限)
最高速度:18km/h(運行時は平均 15km/h 程度)
全長:4,750mm 全高:2,650mm 全幅:2,110mm 重量:2,400 ㎏ 車両総重量:3,450kg


*1 自動運転実証実験支援サービスプログラム
https://ssl4.eir-parts.net/doc/8424/tdnet/1989601/00.pdf
以上

お問い合わせ先
芙蓉総合リース株式会社 コーポレートコミュニケーション室 (担当) 木村・山﨑
電話番号 03(5275)8891 URL https://www.fgl.co.jp/
芙蓉オートリース株式会社 EV ビジネス部
電話番号 03(5275)2950 URL https://www.fuyoauto.co.jp/





5092