Excelsior Energy Capital 1号ファンドへの出資について

2021 年 2 月 17 日
株式会社日本政策投資銀行
芙蓉総合リース株式会社


Excelsior Energy Capital 1号ファンドへの出資について

株式会社日本政策投資銀行 (代表取締役社長:渡辺一 、以下「DBJ」という。)
及び芙蓉総合リース株式会社(代表取締役社長:辻田泰徳、以下「芙蓉リース」と
いう。)は、Excelsior Energy Capital(本社:米国、Managing Partner:Chr
is Moakley、以下「EEC」という。)及びDBJが設立した米国再生可能エネルギ
ー事業を投資対象とするExcelsior Energy Capital 1号ファンド(以下「当ファ
ンド」という。)への出資を決定しました。また、当ファンドは2020年12月末に
両社の他、米国内外の投資家からの資金募集を完了いたしました。

EEC は、米国最大級の再生可能エネルギー資産保有会社である Terra Form 社
から独立したメンバーを中心として、 当ファンドの運用を目的に 2017 年 6 月に設
立されました。米国の再生可能エネルギーは今後も太陽光や風力を中心に拡大す
ることが予想される中、当ファンドは昨今注目を浴びる分散型電源としての中小
規模の再生可能エネルギー発電所を主な投資対象としております。

DBJ は、旧日本開発銀行の時代より長年にわたり、我が国エネルギー産業への
投融資により同産業の成長に貢献してまいりました。当ファンドについてはその
先見性・独自性に鑑み、 ファンド組成当初よりアンカーインベスターとして関与し
ております。 国内の金融機関と連携し、当ファンドによる投融資機会の創出を通じ
て、我が国金融資本市場の活性化にも貢献していきます。

芙蓉リースは、中期経営計画「Frontier Expansion 2021」において、
「エネルギ
ー・環境」を戦略分野の 1 つと定め、気候変動問題の解決に貢献するビジネスを
推進しています。当ファンドへの出資で得た知見を活かし、 脱炭素社会の実現に取
り組む顧客へのソリューションの提供とファイナンス面でのサポートをグローバ
ルに拡大していきます。

両社は、当ファンドによる再生可能エネルギー事業への出資を通じて、米国にお
ける最新の業界動向や先進的な電力市場のノウハウを獲得し、引き続き我が国エ
ネルギー産業の発展並びに脱炭素社会の実現に貢献していきます。

【お問い合わせ先】
株式会社日本政策投資銀行 企業金融第5部 電話番号 03-3244-1620
芙蓉総合リース株式会社 コーポレートコミュニケーション室
電話番号 03―5275―8891

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