阪急阪神百貨店 「自然を楽しみながら“守る”」体験メニューの提供スタートで「GREENable」活動が新たなステージへ、岡山・真庭市と覚書

2022年8月3日
報道関係各位
株式会社阪急阪神百貨店
エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社


「自然を楽しみながら‶守る”」体験メニューの提供スタートで

「GREENable」活動が新たなステージへ、岡山・真庭市と覚書

株式会社阪急阪神百貨店(本社・大阪市北区、山口俊比古社長)は、岡山県真庭市と進めている大
ひるぜん
山隠岐国立公園(蒜山原))を舞台として「人と自然が共生する暮らし」を広げる取り組み「GREENable
(グリーナブル)」について、既に行われていた「自然を楽しむアクティビティー」に加えて「自然を楽しみながら“守
る”」体験メニューの提供をスタートし、新たなステージへと進化することとなりましたので、お知らせします。8 月 6
日に活動拡大内容を定めた覚書を両者で締結し、新しい活動を公開します。
両者は 2021 年 2 月、「地方創生に係る包括連携協定」を結び GREENable 活動を開始しました。東京
晴海から移築しリユースされた建築家隈研吾氏設計の木造建築を「GREENable HIRUZEN」と名付けて活
動拠点とし、「GREENable」ブランドをつけた商品や体験アクティビティーの開発を行ってきました。2年を経て、
当取り組みのモデルとしてきた英国に根付く「まるで週末のレジャーのように環境保全活動に参加する」文化を広
げる段階に進むことになりました。
阪急阪神百貨店は、「GREENable」の取り組みが認められ、2022 年 3 月、環境省より「国立公園オフィ
シャルパートナー」にも認定されました。


【覚書の骨子】
●「GREENable」 ブランドについて、「人と自然の共生」を軸とするものであると定め、運用していく
●「GREENable」 を体現する商品・サービス・体験の一環として、人と自然が関わる機会を提供していく
●自然の利用と保全が両立する仕組みを構築していく


【締結式と活動の公開】
日時:8 月 6 日 午後 1 時~3 時
場所:GREENable HIRUZEN (岡山県真庭市蒜山上福田1205−220)
及び三平山(蒜山原)内西)
内容:第1部 真庭市と株式会社阪急阪神百貨店との覚書の締結式
第2部 「人と自然の共生」をテーマとしたトークイベント
真庭市、阪急阪神百貨店、蒜山自然再生協議会による取り組み報告と今後について
第3部 GREENable ブランド認定の自然体験の公開
真庭市、阪急阪神百貨店、蒜山自然再生協議会が連携して実施するアクティビティーメニューの
視察を行います。
アクティビティー紹介:https://greenable-hiruzen.co.jp/activity.cgi?c=plan-2&pk=36


この件に関するお問い合わせ先
エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社 広報部 TEL:06-6367-3181
<ご参考>
◆「GREENable」とは
阪急阪神百貨店が培ってきた感性と地方が持つ豊かな自然や文化を組み合わせ、新たな価値を伴う商品、サービス、
体験の提供を通じて「人と自然が共生する暮らし」を広げるための活動


◆「GREENable HIRUZEN」
4つの要素で構成する観光拠点施設
①中核となる象徴的建築物「CLTパビリオン」
②隈研吾氏の建築作品をはじめとする現代アートを展示する
「ミュージアム」
③蒜山の観光情報の発信と自然・文化資源を生かした体験メニューの
提供を行う「ビジターセンター」、「ショップ」
④低環境負荷の移動手段である自転車を活用した滞在・周遊型観
①CLTパビリオン「風の葉」
光、自転車文化の発信の拠点である「サイクリングセンター」
🄫川澄・小林研二写真事務所
岡山県真庭市蒜山上福田 1205-220 / TEL:0867-45-0750
https://greenable-hiruzen.co.jp/


◆これまでの取り組み
<GREENableブランドの商品開発>
・地域事業者との伴走型連携
阪急阪神百貨店が持つ都市型小売店の知見と、地域に受け継がれる産業
をGREENableの理念でつなぎ、日本酒、味噌、酢、地ビールなど、
新しい価値を伴った商品をともに開発。


・真庭市の北端と南端の連携創出
真庭市の北端のチーズ工房で出る副産物のホエイを、「南端」落合のジェラー
ト工房で活かし、阪急阪神百貨店のノウハウで商品化。




<産・官・学の連携>
2022年 1 月に真庭市が「蒜山自然再生協議会 」 を 発 足 。 同 組 織
は 研 究 と 講 演 の み に とどまっていた先例とは異なり、実際に保護・保全活
動を実装するために「産官学」多様な構成で作られました。鳥取大学教授
を会長に、岡山理科大学研究者、自治体、地域住民、そして百貨店担当
者を協議員とし、エコツーリズムの実現で「利用と保全」を目指します。
その他にも、複数のクリエーターと連携し、加工食品の廃棄物を染料とする
生地メーカーなどのコラボ商品の開発や、阪神梅田本店で真庭の発酵食品
イベントを実施、店頭・SNSを通じた情報発信なども行っています。

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