上海呉淞口国際クルーズ港との連携開始に関するお知らせ

2016 年5月 30 日
ラオックス株式会社


上海呉淞口国際クルーズ港との連携開始に関するお知らせ


ラオックス株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長:羅怡文/証券コード:8202、以下「当社」と
いう)は、中国最大規模のクルーズ船ターミナル港である上海呉淞口国際クルーズ港(以下「宝山港」という)
を運営する上海吴淞口国际邮轮港发展有限公司と広告位租賃合同書を締結し、ターミナル内の全ての看
板広告の運用およびターミナル内への店舗展開及びショールーム運営等に関する連携を進めることといた
しましたのでお知らせいたします。

当社は、平成 27 年 2 月 12 日付で公表しております「第 2 次中期経営計画」に基づき事業を推進して
おります。また、平成 28 年 5 月 13 日付で事業セグメントを「国内リテール事業」「海外事業」「その他事
業」とあらため事業のさらなる進化と深耕を進めております。
第2次中期計画の 2 年目となる本年は、次期中期計画を視野に、「国内リテール事業」に次ぐ第2の柱
として「海外事業」を強化育成していく考えです。
日本にクルーズ船で入国した外国人旅客数は、2013 年は約 17.4 万人、2014 年は約 41.6 万人、2015
年は約 111.6 万人と、政府が「観光立国実現に向けたアクション・プログラム」で掲げた 2020 年の「クルー
ズ 100 万人時代」を早くも前倒し達成しております。とりわけ、中国からのクルーズ船の寄港増加が目標の
前倒し達成に寄与しているといえます。
この度、連携を開始する宝山港は、中国有数のクルーズ船発着港で、うち訪日のクルーズ船の本数は、
2014 年 217 便、2015 年 283 便と年々増加しており、2016 年度は 607 便となる見込みです。2016 年度の
上海港全体の利用者数は 400 万人を超えるとみられ、うち訪日の乗客数は 174 万人に到達する見込み
です。
当社は、日本国内におけるクルーズ船の寄港地として有数のエリアに店舗展開をしており、その受け入
れ態勢に関するノウハウも蓄積されております。
今回の連携の内容は、①ターミナル内の看板広告約 378 ㎡の運営代理業務、②ターミナル内への出
店(予約受付、日本ラオックス店舗等での引き渡し)、③ショールームの運営(メイドインジャパン商品の紹
介、日本の観光紹介等)、④飲食スペースの運営が主なものとなり、ターミナル内での総運営面積は約
770 ㎡となる見込みです。
実際に訪日を果たしたお客様への商品やサービスを含むジャパンプレミアムの提供にとどまらず、入国
前の訪日予定のお客様に対しても、メイドインジャパンの商品やサービスを紹介し事前に体験していただ
くと同時に、日本国内での着実な入店誘導をはかってまいります。
今後の当社の、海外事業の取組に是非ご期待ください。


【ご参考1】提携先会社概要
社名:上海吴淞口国际邮轮港发展有限公司 *上海市宝山区政府の出資による有限公司です。
代表:王友農
所在地:上海市宝山区宝楊路 1 号
資本金:30,000 万人民元
設立:2008 年 11 月 20 日
【ご参考2】
宝山港




宝山港は一期工事で設置された沿岸線は 774m、2 つの大型クルーズ客船の停留所があり、同時に 1
隻 10 万トンのクルーズ客船と 1 隻 20 万トンのクルーズ客船を停泊させることができる。
2015 年 6 月 18 日、引き続き建設がすすめられ、従来の一期に加えて更に上流 380m、下流 446mを
伸ばし、更に新たに2つの大型クルーズ客船停留所を設置した。設置後のターミナルの長さは 1600mまで
にのぼり、22.5 万トンのクルーズ船を2隻、15 万トンのクルーズ船を2隻、合計で 4 隻の大型クルーズ船を
同時に停留させることができる。
現在の行程では、2016 年年末に完成予定、2017 年から試作運営を開始する予定である。




本件に関するお問い合わせ先:
ラオックス株式会社 経営企画部 03-6852-8881

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