株式会社エス・エー・ピーの株式取得に関するお知らせ

2018 年1月9日
ラオックス株式会社

株式会社エス・エー・ピーの株式取得に関するお知らせ

ラオックス株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長:羅怡文/証券コード:8202、以下「当社」という)
は、2018 年1月4日付で株式会社エス・エー・ピーの株式を 100%取得し子会社化する株式譲渡を完了いたし
ましたので、下記の通りお知らせいたします。


当社グループは、多様化する消費者ニーズに対応するため、「モノ+コト」の新たな取り組みを展開いたして
おります。2017 年 12 月には、千葉ポートスクエアにおいて「千葉ポートシアター」を開業、京都で人気の高いノ
ンバーバルパフォーマンスの『ギア-GEAR-』を関東に初進出させることに成功し、『ギア-GEAR-』East Version
の公演を開始いたしました。
株式会社エス・エー・ピーは、世界遺産を中心とした文化遺産などを舞台として、伝統芸能からポップス、ア
ニメ等に至る文化イベントを運営・管理する事業を展開しております。自社で企画し開催する他、自治体との共
同開催や、自治体からの委託を受けて運営するものもあり、文化遺産でのイベントを開催することによる地方へ
の経済効果を期待する地方自治体からの需要に合致した事業であります。また、フランスを中心とした EU 諸国
では、「文化フェスティバル」と称する文化遺産でのイベントと周辺観光が組み合わされた企画が数多く開催さ
れ、経済効果をもたらしている事例もあり、日本においても、さらなる発展と経済効果を期待することができま
す。
観光庁より発表されております「訪日外国人消費動向調査」によりますと、2016 年に訪日外国人が消費した
娯楽サービス費は、1,136 億円で、訪日外国人旅行消費額全体の3%にとどまっております。訪日観光客が増
加している中、観光立国を実現するために、政府は総合的かつ計画的に講ずべき施策として「観光資源の活
用による地域の特性を生かした魅力ある観光地域の形成」を掲げております(「観光立国推進基本計画」)。ま
た、平成 30 年度文化庁概算要求では、対前年比 20%増の 1,251 億円となっており、この中にはインバウンド
増加対策を含む国際文化芸術発信拠点形成事業や、文化遺産の活用を支援する文化遺産総合活用推進事
業などが含まれており、文化遺産を中核とする地域活性は、今後も拡大していくことが予想されます。
2017 年 12 月よりスタートいたしました『ギア-GEAR-』East Version 事業の活用に加え、今回の株式取得によ
り、訪日観光客に日本文化に触れ、理解を深めていただく機会を提供し、日本文化の振興に貢献すると同時
に、当社インバウンド客への「コト消費」コンテンツの提案をより一層推し進め、シナジー効果を発揮させてまい
ります。

■株式会社エス・エー・ピー概要
名 称:株式会社エス・エー・ピー 所 在 地:東京都文京区大塚5-3-13
代 表 者:代表取締役 有川 雄二郎 U R L:http://www.sap-co.jp/
事 業 内 容:文化遺産を舞台とする文化事業、文化イベント、コンサート等の運営・管理



≪本件に関するお問い合わせ先≫
ラオックス株式会社 経営企画部 TEL:03-6852-8881

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