低誘電率、低誘電損失の5G部品材料向けガラス材料のサンプル出荷を開始

2020 年 9 月 23 日
各 位

会 社 名 岡本硝子株式会社
代表者名 代表取締役会長兼社長 岡本 毅
(JASDAQ・コード 7746)
問合せ先 IR 担当部長 風間 卓
電 話 04-7137-3111


低誘電率、低誘電損失の 5G 部品材料向けガラス材料のサンプル出荷を開始


当社は、携帯電話に使われる 800MHz 帯域から車載レーダーに使われる 76GHz 帯域で、低誘電率と低
誘電損失となる LTCC(低温同時焼成セラミックス)基板用ガラス材料を開発し、サンプル出荷を開始いた
しました。
上記周波数帯域の中で、30GHz 前後は、5G(第 5 世代移動通信システム)で使われ、近年、ニーズが高
まっていますが、従来の LTCC 多層基板は、誘電損失が大きくなるなど多くの課題がありました。
今般、当社は、低誘電率、低誘電損失というミリ波帯の無線通信用基板素材に求められる電気特性と信頼
性の両方を満たすガラス材料の開発を終え(特許出願中)
、製品サンプルの出荷を開始したものです。
当面は、5G 部品材料向けの早期受注、本格販売に注力し、将来的には、車載レーダーなど幅広いミリ波
向け用途の開拓を進める予定です。
以上

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