縫製用AI双腕ロボットに関する米国特許査定のお知らせ

2020 年9月 14 日
各 位
会 社 名 株式会社松屋アールアンドディ
代表者名 代表取締役社長 CEO 後藤 秀隆
(コード:7317 東証マザーズ)
問合せ先 常務取締役 CFO 経営管理部長 松川 浩一
(TEL.0779-66-2096)


縫製用 AI 双腕ロボットに関する米国特許査定のお知らせ




当社は、現在開発している縫製用 AI 双腕ロボットについて、日本に引き続き米国での特許査定の通知
を受領したことをお知らせいたします。




1.特許出願内容
特許名:Sewing device and sewing method(縫製装置及び縫製方法)
米国出願番号:16/096,453




2.特許に関する説明
当該特許はカメラによる画像処理による処理結果をもとに2本のロボットアームを制御することで、
多種多様な縫製作業を精度よく均一に、生産性よく行うことができる縫製装置としているものとなり
ます。これまで熟練作業者の手作業によって行われていた縫製工程を無人化することが期待されるも
のとなります。




3.今後の方針
当該特許は当社の次世代縫製自動機の販売活動において基本特許となります。
今回の特許査定により正式に特許として認められたことで、日本に引き続き、縫製用AI双腕ロ
ボットについて今後の販売戦略上の非常に重要な地域として捉えている米国での販売が可能となり
ます。現在、米国でも当該縫製用 AI 双腕ロボットは、自動化が困難な3D 縫製に使用でき、か
つ、学習能力を有するものとして、今後の縫製業界に大きなイノベーションをもたらし日本はじめ
各先進国への生産回帰も始まるものと期待しております。今後は、Matsuya Innovation Center に
おいて、早期の実用化を目指して、開発を進めていく予定です。当該縫製自動機が実用化になれ
ば、これまで人手に頼ってきた作業の省人化が進み、未開拓の大きな市場が開けることから、将来
の業績に大きく貢献するものと見込まれます。
当社グループは成長戦略の一つとして次世代の縫製自動機の開発を行い、世界中に販売していく
ために海外での特許取得を進めてまいります。
以 上

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