日本初!ベトナム精白米の輸入販売サポートの取組みについて

2022 年 6 月 30 日
各 位
会 社 名 株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループ
代表者名 代表取締役社長 渡邊 壽信
コード番号 7173 東証プライム市場
問合せ先 広報部長 大和田 健二
(TEL 03-6447-5799)


日本初!ベトナム精白米の輸入販売サポートの取組みについて
~日越外交関係樹立 50 周年を見据えて~


「金融にも強い総合サービス業」を将来像に掲げるきらぼしグループは、ベトナム・ホーチミ
ンに拠点を構え、多くの日本企業のベトナムビジネスをサポートしております。
その取組みの一環として、今般、きらぼしグループの株式会社きらぼし銀行(頭取 渡邊 壽信、
以下「きらぼし銀行」といいます。)および株式会社きらぼしコンサルティング(代表取締役社
長 強瀬 理一、以下「きらぼしコンサルティング」といいます。)は、株式会社スパイスハウス
(代表取締役 ホスロ・ハサンザディ、以下「スパイスハウス」といいます。)と三冨実業株式会
社(代表取締役 今中 俊平、以下「三冨実業」といいます。)が実施した日本初となるベトナム
精白米の輸入販売をサポートしましたので、お知らせいたします。
また、駐日ベトナム社会主義国共和国大使館のヴー・ホン・ナム特命全権大使とベトナムの米
の生産・輸出企業であるタンロングループを迎え、「日本初!ベトナム精白米輸入販売開始イベ
ント」を開催しましたので、併せてお知らせいたします。
2023 年は日越外交関係樹立 50 周年という日本とベトナムにとって記念すべき年です。きらぼ
しグループは今後も両国の架け橋として、ベトナムや首都圏におけるビジネスサポートを実施す
ることで、日本とベトナムの経済・文化交流と、地域経済・地域社会の持続的な発展に貢献して
まいります。


1.日本初!ベトナム精白米輸入販売開始イベント
開 催 日:2022 年 6 月 30 日(木)
主 催:きらぼし銀行
後 援:駐日ベトナム社会主義国共和国大使館 ベトナム企業/タンロングループ
来 賓:駐日ベトナム社会主義国共和国大使館 ヴー・ホン・ナム特命全権大使
参 加 者:タンロングループ、スパイスハウス、三冨実業、その他関係者




左:ナム大使 右:渡邊頭取


2.背景と目的
ベトナムは世界でも有数の米の生産国・輸出国であるものの、水準が高い日本の食品基準を
満たすことが難しく、これまでベトナム精白米の日本への輸入販売は行われていませんでした。
一方、日本で働くベトナム人は増加傾向にあり、2021 年 12 月末時点で 43 万人※を超えるベト
ナム人が日本に在住しているものの、母国ベトナム米を日本で食べる機会がありませんでした。
そうした中、日本で生活する多くのベトナム人に本当のベトナム料理を提供するため、スパイ
スハウスと三冨実業が日本で初めてベトナム精白米の輸入販売に取り組み、タンロングループ
が日本の食品基準に適合する米の生産に成功しました。
きらぼしグループは、これら日本企業とベトナム企業を繋ぎ、輸入販売が実現できるまで両社
間の調整等サポートを行いました。今般の取組みは、コロナ禍での活動制限や日本初の取組み
という困難を、4 者の思いと実行力で乗り越え実現に至ったものです。


令和 4 年 3 月 29 日出入国在留管理庁公表「令和 3 年末現在における在留外国人数について」
https://www.moj.go.jp/isa/publications/press/13_00001.html


3.ベトナム米輸入販売スキーム
概 要:2020 年、ベトナム精白米を輸入販売するため、きらぼしグループが仲介し、三冨
実業とタンロングループのビジネスマッチングを実施。コロナ禍で活動制限があ
る中、日本の食品基準をクリアするため関係者全員で取り組み、2022 年 5 月、日
本で初めてベトナム精白米の輸入販売が実現。
輸 入 米:タンロングループ生産「ST25」(2019 年第 11 回世界コメ会議最優秀賞受賞)




【上】4 者間での
WEB MTG

【右】日本初輸入
タンロングループ産
ベトナム米「ST25」




4.きらぼしグループのベトナムビジネスへの取組み支援
(1) ベトナム・ホーチミンにきらぼし銀行 100%出資のコンサルティング会社を設立し、日本企
業のベトナム進出、在ベトナム日系企業のビジネスをサポート。
(2) 新韓銀行ベトナム、ベトナム投資開発銀行などベトナムの金融機関と連携し、ベトナム現地
での金融サービスや、両国間のクロスボーダーM&A プラットフォームを構築。
(3) きらぼしコンサルティングにベトナム人社員やベトナム駐在経験者が在籍し、日本国内でベ
トナムビジネスコンサルティングを実施。
以 上


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