and factory「未来の家プロジェクト」第3期実証実験を開始

【未来の家プロジェクト】15者による協創プロジェクト
として第3期IoTスマートホーム⽣活モニタリング実
証実験を開始︕
〜家が居住者に働きかけるホームオートメーション機能を実装〜




Mar 25 and factory 株 式 会 社 ( 本 社 ︓ 東 京 都 ⽬ ⿊ 区 、 代 表 取 締 役 社 ⻑ ︓ ⼩ 原 崇 幹 、 証 券 コ ー ド :7035 、 以 下 and
2019 factory)は、横浜市、株式会社NTTドコモ(本社︓東京都千代⽥区、 代表取締役社⻑︓吉澤 和弘、証券コー
ド:9437、以下NTTドコモ)と共に推進する「未来の家プロジェクト」において、IoTスマートホーム®を⽤
いた第3回⽣活モニタリング実証実験を横浜市内で2019年3⽉26⽇(⽕)から開始します。本プロジェクトでは
この度、新たな参画企業として、アイホン株式会社、株式会社アロマジョイン、株式会社ニチベイ、株式会社フ
ィッツコーポレーションの4者が加盟し、参画者は合計15者になりました。今回の実験では各参画者と連携し、
家が居住者に働きかけるホームオートメーションの実現に取り組みます。本プロジェクトは2020年3⽉まで継
続して実証実験を実施予定で、実験に参加いただく被験者の公募を⾏います。




未来の家プロジェクトは、「住むことで⽣活、暮らしをサポートする家」をコンセプトとし、IoT技術を活⽤し
て、家が居住者に働きかけることにより、居住者の健康的で快適な⽣活を促進し、単⾝世帯増加、医療費増⼤、
少⼦⾼齢化などの社会課題への対応をめざすプロジェクトです。
第3回⽬となる今回の実験では、リアルタイムのデータに応じてIoTデバイスが居住者に働きかけるいわゆる
「ホームオートメーション」に取り組みます。これまでの実験で得られたデータを基に設定したアルゴリズムに
沿って、居住者にとって適切なIoT機器の⾃動動作を実現します。例えば、居住者が⽬覚めると⾃動でブライン
ドを開け、健康的で快適な⽬覚めをサポートするほか、居住者が帰宅するとエアコンや照明などのIoT家電を⾃
動でつけ、快適な室内環境の調整を⾏います。
本 プ ロ ジ ェ ク ト は 「 I ・ T O P 横 浜 ※ 1 」 内 の 取 り 組 み と し て 2017 年 6 ⽉ に 横 浜 市 、 N T T ド コ モ 、 and
factoryの3者で開始しましたが、今期より合計15者の⼤きな取り組みとなり、コネクテッドホーム領域でのオ
ープンイノベーションプラットフォームとしても成⻑しています。今後も各社の専⾨的な知⾒を融合させ、
2020年3⽉まで実験を継続する中で、段階的に実験内容の改善と⾼度化を図り、未来の家の実⽤化・商⽤化に
ついて検証します。


and factoryでは、近未来の空間が楽しめるスマートホステル「&AND HOSTEL」などで培ったIoTプロデュー
2/ 5 ス⼒を活かし、住宅領域でのIoT事業展開に注⼒する⽅針です。


Mar 25

実証実験の概要
(1)実証実験の内容
「IoTスマートホーム※2」にて1週間通常通りの⽣活をしてもらい、実験前後での被験者の状態変化、意識
変化、⾏動変容について評価・検証を⾏います。
実証期間 2019年3⽉26⽇(⽕)から2019年6⽉24⽇(⽉)まで
3/ 5 ※ 本⼈同意の上、収集したデータは匿名化をして今後の実証実験の参考にします。


Mar 25





(2)前回の実験からの追加要素
・ホームオートメーション機能の追加
センサデータの変化を検知し、これまでの知⾒に基づいてあらかじめ設定した⾃動機器制御を⾏います。
-居住者の⽬覚めに応じて照明やブラインドが⾃動動作して、健康的で快適な⽬覚めをサポート
-帰宅のタイミングでエアコンや照明などのIoT家電が⾃動動作
-⾎圧や睡眠に関して、いつもと違った場合にチャットやスピーカーがお知らせ など
・搭載機器の拡⼤
今回より新たに、ブラインド、給湯器、スピーカー、アロマデバイス、掃除機などのIoT機器を追加します。


(3)場所
横浜市泉区和泉町6207番10ほか
※本実験は「相鉄いずみ野線沿線 環境未来都市」事業の⼀環です。


(4)被験者の公募について
未来の家プロジェクトWebサイトにて申し込みを受け付けます。公募条件など詳細は下記をご覧ください。
https://mirainoie-project.jp /
これまでの実験結果
これまでに2回の実験を通じて20⼈の被験者が1週間ずつIoTスマートホームで⽣活しました。主に⽣活デー
タの⾒える化による被験者意識の変化および⽣活⾏動推定に関する検証を⾏いました。


①被験者が⾃⾝の⽣活データを確認することによる意識変化

⾷事、運動、睡眠などの⽣活データの変化、および健康に対する意識変化や⾏動変容について評価を⾏いまし
た。全体で75%の健康意識向上がみられ、被験者が⾃分の⽣活データを確認することで、健康に対する意識向
Mar 25 上がみられることが確認できました。また、積極的に階段を使うようになった、といったように⾏動変容まで⾄
2019 っている点もアンケートから確認できました。




これまで⽣活した20⼈の被験者アンケート集計結果


②⽣活⾏動の推定仮設を構築
さまざまなセンサー情報を時系列で可視化し、被験者の⾏動記録と照らし合わせることで、センサー情報をもと
にした⽣活⾏動推定について検証を⾏いました。本検証により構築した仮設をもとに、第3期実験では、センサ
ー情報から居住者の⾏動を推定し、ホームオートメーションを実現します。
今後の活動計画
今後は、いまの⽣活の⾒える化だけではなく、⽣活⾏動の予測を通じた未来の⽣活サポートや、居住者⾃⾝が希
望する⽣活を家が促す機能を実装してまいります。


第4期実証実験 2019夏頃

あらかじめ設定された健康で快適なホームオートメーション動作だけでなく、個々⼈の⽣活特性や居住者が描く
理想の⽣活習慣をもとに、家が居住者に働きかけることで、「今」の⽣活から「したい」⽣活のサポートを⾏い
Mar 25 ます。

第5期実証実験 2019冬頃
1週間より⻑期の⽣活により、実⽤性や継続性を評価します。


※1 I・TOP(アイトップ)横浜は、横浜市が2017年4⽉に⽴ち上げた横浜経済の強みである「ものづ
くり・IT産業の集積」を⽣かし、IoT等を活⽤したビジネス創出に向けた交流・連携、プロジェクト推進、⼈
材育成などの場。「IoTオープンイノベーション・パートナーズ」の略称です。


※2 IoTスマートホームは株式会社NTTドコモの登録商標です。




and factoryについて
and factoryはSmartphone Idea Companyとして「⽇常に&を届ける」こと、つまり⼈々の⽣活を豊かにす
るサービスを提供することをミッションとしており、エンターテイメント、宿泊、ヘルスケアなど様々な領域で
Smartphoneの事業可能性に真摯に向き合っています。


and factory株式会社(and factory, inc)
代表者  代表取締役社⻑ ⼩原崇幹
所在地  〒153-0042 東京都⽬⿊区⻘葉台3-6-28住友不動産⻘葉台タワー1F、2F
設⽴   2014年9⽉16⽇
資本⾦  543百万円
従業員数 71名(2018年11⽉末現在)
ホームページ  https://andfactory.co.jp

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