経済産業省『「未来の教室」実証事業』に3年連続採択のお知らせ

2020 年 10 月 27 日
各位
会 社 名 株 式 会 社 ス プ リ ッ ク ス
代 表 者 名 代表取締役社長 常石 博之
(コード番号:7030 東証市場第一部)
問 合 せ 先 管 理 部 長 筒井 努
( TEL. 03-5927-1695)


経済産業省『「未来の教室」実証事業』に3年連続採択のお知らせ

株式会社スプリックス(本社:新潟県長岡市、代表取締役社長:常石博之、東証一部上場:証
券コード 7030、以下スプリックス)は、経済産業省『
「未来の教室」実証事業』において、昨年
度、一昨年度に引き続き、今年度も実証事業者として採択されましたことをお知らせいたします。
スプリックスは本事業において、同社が運営する日本最大級の教員向け情報共有サイト「フォ
レスタネット」内に『「未来の教室」ルーム(仮称)』を新規開設し、「未来の教室」が構築する
「STEAM ライブラリー」と連携させます。スプリックスが既存会員として有する先生方から STEAM
コンテンツに対するフィードバック、コンテンツを活用した指導案等を収集し、教員間の積極的
なコミュニケーションを促進することで、実証事業への貢献を目指します。


1.「未来の教室」実証事業』について

「第 4 次産業革命」
「人生 100 年時代」
「グローバル化」が進む中、世界は「課題解決・変革
型人材 (CHANGE-Maker)
」の輩出に向けた能力開発競争の時代を迎え、各国で教育の革新的な能
力開発技法(EdTech)を活用した「学びの革命」が進んでいます。
こうした中、経済産業省は、日本経済・地域経済・中小企業を動かす人材を育む「人づくり革
命」を進めるべく、新たな学びを可能にする EdTech の開発・実証を進めています。
昨年6月には『「未来の教室」と EdTech 研究会』の第 2 次提言として、EdTech 等を活用した
学びの自立化 個別最適化、
・ 効率化された学びと文理融合の知識を総動員した学びの循環を創出、
新しい学びの環境整備の3つを柱とする「未来の教室」ビジョンが公表されました。今年度は、
「未来の教室」ビジョンにおいて提唱した「学びの STEAM 化」実現に向けた「STEAM ライブラリ
ー事業」が展開されます。


ご参考:経済産業省『「未来の教室」と EdTech 研究会』第2次提言
(https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/mirai_kyoshitsu/pdf/20190625_rep
ort.pdf)


2.スプリックスの取り組み
(1)これまでの成果
これまで2度の参画における主たる領域は「学びの自立化・個別最適化」にあり、具体的には
個別最適化学習プログラムである「e フォレスタ」を活用することで、以下の実証を推進しまし
た。
・2018 年度においては、 フォレスタ」の学校現場における活用可否およびその具体策を学校
「e
の教員と議論するとともに、同コンテンツを導入した際いかに授業時間が圧縮されるかを初
めて定量的に示しました。
・2019 年度においては、首都圏/地方都市/過疎地のいくつかの学校にて、複数教科の授業を e フ
ォレスタに置換、さらには新たに開発した個別学習計画のシステムを併用することで、標準授
業時数に挑むデータを取得しました。
(2)今年度の展開
2020 年度『
「未来の教室」実証事業』においては、前年度までの実証とは異なり、スプリック
スが公教育への支援として無償でサービス提供する「フォレスタネット」を活用いたします。
「フォレスタネット」は、教員向けコンテンツ共有プラットフォームであり、40 万点を超え
るコンテンツから教員のニーズにマッチした情報を提供することで、全国の先生方に浸透して
います。
今回の実証では、会員である全国の先生方からのフィードバックや「STEAM ライブラリー」の
コンテンツを用いた授業案を収集することで、「未来の教室」実証事業』全体への貢献を目指し

ます。
具体的な実証項目は次の通りです。
① 『「未来の教室」ルーム(仮称)』を構築・運営し、過去の「未来の教室」実証事業の成果報
告や今後構築される「STEAM ライブラリー」のコンテンツに対するフィードバック、及びそ
れらを参考/活用した授業案などの情報を集積
② 現場教員に対して、「未来の教室」ルーム(仮称)」の周知を行い、ルーム内での教員同士

のコミュニケーションを促進
③ 次年度以降の『「未来の教室」実証事業』「STEAM ライブラリー」展開に向けた示唆のとり

まとめ


先生方にダイレクトにリーチし、先生方自らが能動的に投稿・閲覧する場として「フォレスタ
ネット」を 4 年間運用してきた実績を背景に、今年度の実証においては、「未来の教室」ルーム

(仮称)』を通して、本事業及び「STEAM ライブラリー」と現場の先生方とを繋ぐ役割を担って参
ります。


本件に関する問い合わせ先

株式会社スプリックス

〒171-0021 東京都豊島区西池袋 1-11-1 メトロポリタンプラザビル 12F

TEL:03-5927-1681 eMail:info@sprix.jp

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