NEDO「燃料電池等利用の飛躍的拡大に向けた共通課題解決型産学官連携研究開発」採択のお知らせ

2021 年 7 月 15 日

各 位
会 社 名 株式会社エノモト
代表者名 代表取締役社長 武内 延公
(コード番号:6928 東証第一部)
問合せ先
役職・氏名 常務取締役 白鳥 誉
電 話 0554-62-5111




NEDO「燃料電池等利用の飛躍的拡大に向けた共通課題解決型産学官連携研究開発
事業/研究開発項目Ⅰ 共通課題解決型基盤技術開発」採択のお知らせ


当社は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の研究公募「燃料

電池等利用 の飛躍 的拡 大に向けた 共通課 題解 決型産学官 連携研 究開 発事業 /研究 開発項目Ⅰ

共通課題解決型基盤技術開発」に、国立大学法人 山梨大学(学長 島田眞路氏)及び国立大学

法人 大阪大学(総長 西尾章治郎氏)と共同で応募し、ご採択いただきましたので、別紙の通

りお知らせいたします。

なお、本件が 2022 年3月期の連結業績に与える影響は軽微であります。



以 上
※1

高効率・高出力・高耐久PEFCを実現する
※2

GDL一体型フラットセパレータの研究開発を強化!
2030年以降のFCVや業務・産業用燃料電池への実装を目指して、
固体高分子形燃料電池や固体酸化物形燃料電池等に関する要素技術を開発します。

※1 PEFC : 固体高分子形燃料電池 ※2 GDL : ガス拡散層

株式会社エノモト(代表取締役社長 武内延公)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
(NEDO)の「燃料電池等利用の飛躍的拡大に向けた共通課題解決型産学官連携研究開発事業」に、国立大学法人
山梨大学(学長 島田眞路氏)及び国立大学法人 大阪大学(総長 西尾章治郎氏)と共同で応募し、採択されました。

本プロジェクトは2030年以降の燃料電池車の目指すべき性能値の実現に向け、産業界から新たに顕在化された
共通課題を解決するための研究開発委託事業であり、2021年度から2024年度まで実施予定です。
当社では、これまで開発を進めてきた固体高分子形燃料電池用の「GDL一体型フラットセパレータ」を山梨大学や
大阪大学の評価解析技術で多角的解析することで、導電性、ガス拡散性、水マネジメント機能の性能発現/劣化
メカニズムを解明し、開発される新材料技術を導入することによって、燃料電池の高性能化や高効率化に寄与する
ことを目指します。
従来構造 開発構造

O2 O2
流路付き フラット
セパレータ セパレータ

GDL 流路付き
GDL
CCM
CCM
H2
H2
リブ下の水の滞留により、 GDLへ流路形状を付与し、
ガス拡散を阻害 CCM 高ガス拡散性を実現
CCM
流路付き
GDL GDL
流路付き フラット
セパレータ セパレータ

近年、地球温暖化対策として低炭素化がより一層求められており、水素を利用した燃料電池の普及はその解決の
ための重要な政策と位置付けられています。当社でも本プロジェクトを通じて燃料電池部品の研究開発を加速させ、
水素社会の実現に向け取り組んでまいります。

(参考)NEDOニュースリリース「燃料電池の飛躍的な普及拡大に向けた新たな研究開発に着手」
https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101458.html

〈本件に関するお問い合わせ先〉
株式会社エノモト 開発部開発課
TEL:0553-34-8020 E-MAIL:enomoto-kaihatsu@enomoto.co.jp

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