当社グループ会社と東宝株式会社による新会社設立合意のお知らせ

NEWS RELEASE
各 位 2022年 9月 30日

株式会社IMAGICA GROUP




当社グループ会社と東宝株式会社による新会社設立合意のお知らせ

当社グループ会社の株式会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービス(本社:東京都港区 代表取締役社長:
中村昌志、以下IMAGICAエンタテインメントメディアサービス)は、国内DCP市場での持続的成長に向けた事業基盤の
確立のため、東宝株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松岡宏泰、以下東宝)と共同でデジタルシネ
マパッケージ(以下、DCP)の劇場向けデリバリーサービスを行う新会社(商号:未定)を設立することに合意しま
したのでお知らせします。



新会社設立の背景と目的
昨今のデジタル技術の進歩により、劇場公開作品のDCPを劇場に届ける手法がHDD(ハードディスクドライブ)等に
よる物理的な配送から、ネットワークを使用したデジタル配信へ移行がはじまり、配給及び興行会社双方にとって運
営の省力化・効率化を更に進めていく環境が整いつつあります。IMAGICAエンタテインメントメディアサービス及び
東宝は、双方の経営資源とノウハウを合わせ、国内におけるデジタル配信インフラの整備を加速し、効率的で柔軟か
つセキュアな次世代のデジタルシネマ・デリバリーサービスを提供していきます。


当社グループは、引き続き、業界や領域を超えた連携とクリエイティブな企画・演出を活用し、「世界の人々に
“驚きと感動を与える映像コミュニケーショングループ」を目指してまいります。なお、本件による当社の連結業績予
想への影響は軽微であります。

※詳細は添付資料「IMAGICAエンタテインメントメディアサービスニュースリリース」をご参照ください。




【 株式会社IMAGICA GROUPについて 】
本社: 〒105-0022 東京都港区海岸一丁目14番2号 竹芝クリスタルビル7階
代表者: 代表取締役社長 布施信夫
創立: 1935年(昭和10年)2月18日
資本金: 33億6百万円
事業内容: 映像コンテンツ事業、映像制作サービス事業、映像システム事業等を営むグループ会社の事業の統括
URL: https://www.imagicagroup.co.jp/
(主なグループ企業)
株式会社ロボット、株式会社ピクス、株式会社オー・エル・エム、株式会社オー・エル・エム・デジタル、株式会社オー・エル・エム・ベンチャーズ、
株式会社主婦の友インフォス、株式会社IMAGICA IRIS、株式会社IMAGICA EEX、株式会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービス、
Pixelogic Holdings LLC、PPC Creative Limited、株式会社IMAGICA Lab.、株式会社コスモ・スペース、株式会社イマジカデジタルスケープ、
株式会社ウェザーマップ、株式会社イマジカアロベイス、株式会社湘南ハイテク企画、株式会社フォトロン、フォトロン M&E ソリューションズ株式会社、
アイチップス・テクノロジー株式会社、株式会社IPモーション、株式会社フォトニックラティス、株式会社イマジカ・ライヴ

本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。
株式会社IMAGICA GROUP グループ経営管理部
Mail:press@imagicagroup.co.jp
2022 年 9 ⽉ 30 ⽇
株式会社 IMAGICA エンタテインメントメディアサービス




デジタルシネマ配給・配信事業における合弁会社設⽴について

東宝株式会社と合意

株式会社 IMAGICA エンタテインメントメディアサービス(本社:東京都港区、代表取締役社⻑:中村昌志、
以下当社)は、東宝株式会社(本社:東京都千代⽥区、代表取締役社⻑:松岡宏泰、以下東宝)と共同で
デジタルシネマパッケージ(以下 DCP)の劇場向けデリバリーサービスを⾏う新会社(商号:未定)を
設⽴することに合意しました。




■新会社設⽴の背景と⽬的
当社は創業以来のフィルム技術による上映⽤プリントサービスを進化させる形で、2000 年よりデジタル
シネマ分野の技術サービスの開発に積極的に取り組んでまいりました。同年に⽇本で最初のデジタルシ
ネママスタリングを⾏い、2006 年には DCI 仕様の DCP マスタリングと⾃社開発の KDM※発⾏サービ
スを実現。2016 年には劇場向け配信システムの運⽤もスタートし、現在に⾄るまでデジタル上映された
数多くの作品の DCP デリバリーサービスを提供してまいりました。
昨今のデジタル技術の進歩により、劇場公開作品の DCP を劇場に届ける⼿法が HDD(ハードディスク
ドライブ)等による物理的な配送から、ネットワークを使⽤したデジタル配信へ移⾏がはじまり、配給及
び興⾏会社双⽅にとって運営の省⼒化・効率化を更に進めていく環境が整いつつあります。当社及び東
宝は、双⽅の経営資源とノウハウを合わせ、国内におけるデジタル配信インフラの整備を加速し、効率的
で柔軟かつセキュアな次世代のデジタルシネマ・デリバリーサービスを提供してまいります。



KDM:Key Delivery Message、暗号化されたデジタルデータを復号するための暗号鍵




■新会社の概要(予定)
商号 未定
本店所在地 東京都港区海岸 1-14-2
資本⾦ 1 億円
出資者および⽐率 株式会社 IMAGICA エンタテインメントメディアサービス(66.6%)、
東宝株式会社(33.4%)
事業開始 2023 年 4 ⽉ 1 ⽇(予定)
■新会社の提供サービス
新会社では完成した映画本編や予告特報・シネアドなどの DCP および KDM を、物理メディアおよびネ
ットワーク配信システムを介して劇場に届けるサービスを提供します。加えて、劇場における受信シス
テムの導⼊やシネアド等の運⽤についてもサポートをいたします。




作品の完成からデジタルシネマの上映に⾄る間で、新会社が提供するサービス領域は次の図の通りとな
ります。




当社および株式会社東京現像所(東宝グループ)の当該サービスは 2023 年 3 ⽉ 31 ⽇をもって終了し、
4 ⽉ 1 ⽇より新会社にて提供開始します。


当社はこの合弁事業を通じて、これからも⽇本の映画配給及び興⾏市場の成⻑と発展、そして技術⾰新
に引き続き貢献してまいります。


■本件に関するお問い合わせ(報道関係の⽅)
本リリースの内容については、以下お問い合わせフォームからご連絡いただきますよう、お願いいたし
ます。
https://www.imagica-ems.co.jp/contact/general/

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