Beyond 5G/6G産学協同研究における テラヘルツ帯周波数変換ユニット設計・製造受託に関するお知らせ

2021 年 11 月1日
各 位
会 社 名 株式会社多摩川ホールディングス
代表者名 代表取締役社長 桝沢 徹
(JASDAQ・コード6838)
問合せ先 経営企画部 山内 加奈
電話番号 03-6435-6933



Beyond 5G/6G産学協同研究における
テラヘルツ帯周波数変換ユニット設計・製造受託に関するお知らせ

当社子会社である株式会社多摩川電子(以下、
「多摩川電子」といいます)は、本格的に商用が開始され
た、第5世代移動通信システム(5G)の次の世代の通信方式として注目が高まるBeyond 5G/6
Gを見据え、ミリ波帯、テラヘルツ帯の技術開発、設備投資、及び受注強化に努めてまいりました。その
成果として、我が国が推進するBeyond 5G/6Gの産学協同研究に使用される、テラヘルツ帯無
線機用周波数変換ユニットの設計・製造を受託したことをお知らせいたします。



1.概要
2030 年代の商用開始を目指しているBeyond 5G/6Gにおいては、超高速大容量無線通信を実現
するため、電波と光の中間の周波数帯であるテラヘルツ帯(300GHz~3THz)を使用することが検討されて
おり、各国で盛んに研究開発が進められています。早稲田大学が代表として進める「テラヘルツ帯通信の
高密度化・長距離化に関する研究開発」においては、テラヘルツ帯無線通信技術研究のため、100GHz 帯、
300GHz 帯の無線機器が必要となります。多摩川電子はこの無線機器内にてアナログ回路のコアとなる
100GHz、300GHz 周波数変換ユニットを設計、製造し、早稲田大学に納入することとなりました。


2.今後の取組みについて
本件を通して設計・製造の難易度の高いミリ波帯、テラヘルツ帯の対応力をさらに強化し、次世代の製品
開発や研究開発プロジェクトへの参画を進めることで、更なる業績の拡大を目指すとともに、無線通信分
野の発展に貢献して参ります。


以 上

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